Mar.15 英語ニュース見出し①
今回の語法→現在完了形と過去形の違い
【Paraguay's first satellite enters Earth orbit】
→パラグアイ初の人工衛星が地球の軌道に乗る
・satellite「(人工)衛星」
・orbit →軌道 /動詞としてもorbitは使えます
語法講義 過去形と現在完了形
「Paraguay's first satellite has been released from the International Space Station.
→ここで、was released でなくて、has been released となっていますのは
国際宇宙ステーションISSから、放たれて、その後ずっと、
軌道に向かって進み、軌道に乗ったからですね
・be released from 出処:その場所から放出される
Paraguay's first satellite was released from ISS.となる場合には
必ず、過去を示す時間の表現(昨夜とか一昨日など 或いは3.14等)が
一緒に使われる場合ですね
Paraguay's first satellite was released from ISS last night/10min.ago.等の場合は
過去形で良いです。昨夜や10分前(扱いは過去)の事から。
※過去時間の明記もなく、ISSから放たれ、更に今も尚~しているは
has been released となります。
これは、主語が衛星(=対象物)なので受け身になりますね。
※※対象物が主語の場合は、受身表現を使いますね
※「現在完了形」は【実際には完了していない】です
動作を実施したときの気持ちや心理状況、
状況がまだ余韻として続いている、という事ですね
その場合は、過去明示表現は併用しないです。
例)「英国に行ったことがありますか?」
Have you ever visited England?
「はい」Yeah!
「いつ英国に行ったことがありますか?」
When did you visit England?
※whenが入れば、完了形は使いませんね。
この場合は過去形に。
「ええ、3年前にロンドンに行ったことがあります」
Yes. I visited there 3 years ago.
日本語の「行ったことがある」に連れられて
I have visited there 3 years ago.としないように
よくよく留意して下さい・
上記はとっても大切な心得ですね
Ken SUETSUGU Mar-15
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その②
Engineers from Paraguay spent two years developing the satellite
at the Kyushu Institute of Technology in western Japan
with support from their government.
・Kyushu Institute of Technologyは、九工大→KTIですね
九州工業大学ですね。飯塚にもそのキャンパスがあります
この英文記事には
spend 時間~動詞ing がありますね
1年生の学習で出て来ますね。
spendは、2つの表現形式があり、その1つが
「・spend 時間 動詞ing~」ですね
→・その時間を掛けて~する
・~するのにその時間分が掛かる
↑の英文記事では
spent two years developing ですから
2年掛けて開発した という事ですね
そして前置詞が3種類使われていますね
・九工大で、(俯瞰して狭い地点)→at
・西日本の (広い場所)→in
・利用して/用いて→ with ですね
ご参考下さいね。
英語通訳者・末次賢治拝Mar.15