7年前の西日本新聞への投稿です
これは採用されました
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声をしっかり出す事も柔道の神髄
タイトル:
私は職業柄、「声が持つ力」を意識している。
山笠他のお祭りや、野球で投手が投げる際など、
気合いが込められた声を出すと、気迫や力が
みなぎるものと信じている。
最近、地元の中学柔道部のコーチとして
地区大会や他校との合同稽古にも参加している。
そこで感じたが、選手の多くが、相手を投げる時、
黙ったままであり、「ヤーッ!」と掛け声を出さない。
私には驚く光景だった。投げる際には、気合を声に出す事が、
格闘技かつ武道である柔道の神 髄と思う。
剣道もそうであるが、柔道も、相手に投げ技を施す際に、
気合を込めて「ヤー!」と声を出して投げる方が、
不思議な事に力もみなぎるものである。
故に、私は何度も何度も、相手を投げる際には、
気合を込めて【ヤーッ!】と声を出すように、
選手らに指導をしている。選手らは大きな声を
出す習慣がない為か、なかなか実践してくれなく残念だ。
気合ある声を出す事も、柔道での技であり神髄である事を
いまの選手らに体得して欲しい。
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以上です。
820-0001
福岡県 飯塚市鯰田2354-5
末次 賢治 拝