カテゴリ:鉄道
今回のななこツアーは、5泊6日だったが、実質は、鹿児島スタートの5日。 鹿児島から、山口、山陰、四国、北陸、日本海側の東北、函館、太平洋側の東北、 と、JRを利用して、19道県を回ってきた。 我ながら、アホなことを・・・とも、思うが、その反省は後にして、 各都市で気になったことがある。 それは、ユニークな名称を付けた鉄道路線があったこと。 ユニークではあるが、その昔は、JRの路線だったものが、民営という名の下に、 切り捨てられ、地方の三セクで運営されている鉄道だ。 その数の多いこと多いこと。 赤字路線を切り捨てれば、JRは黒字になるのは当たり前なのだが、 国は、国鉄という事業を民営化という名で、採算優先の営利団体に作り直した。 しかし、鉄道を走らすことは、国の責任である。 道路も、橋も、電気も、下水も、郵便も・・・・日本全国平等にするのが、国の責任だ。 国鉄を民営化する時、この基本を無視して切り捨てられた鉄道が各地に残っている。 画像の「えちごトキめき鉄道」もそのひとつ。 新潟の、直江津と高田以南を結ぶ路線だ。 が、切り捨てたはずの路線を利用して、JRは、「しらゆき」という列車を走らせている。 儲かる列車だけは存続させている勝手だ。 過疎化を助長しているのは、国の政策そのものではないのか・・・そう思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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