カテゴリ:政治・選挙
53歳の法務大臣が誕生した。 石破派からの起用、当選3回での起用、大抜擢、と周囲は言うが、 仕事ができる人、仕事が分かっている人を起用するのが当たり前だと思う。 元検察官、前法務大臣政務官、弁護士、元東京地検特捜部検事だというから、 前法務大臣よりも仕事が分かっていて、前法務大臣から、 新大臣への推薦を受けたのかもしれない。 これを大抜擢という政治の世界は、やはり、世間からズレているのだと思う。 で、毎度のことながら、マスコミの質問が気に入らない。 死刑制度について・・・早い話が、死刑を執行する気があるのか・・・聞いているのだ。 山下新法相は、この質問に、 「種々の観点から慎重に検討すべき課題だ。廃止することは適当ではない」 と述べている。 法務大臣の考え一つで、刑法や刑事訴訟法が変えられるはずはないのだから、 法務大臣として、当然の考えだ。 死刑の判決を下しているのは裁判官だ。法務大臣ではない。 判決(や刑事訴訟法)に従って刑を執行するのが法務大臣だ。 マスコミが死刑制度に反対するのなら、法務大臣をせめる前に、裁判官をせめるべきだ。 いつもながら、この種の質問には呆れる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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