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読売新聞 OECDが、79カ国の学習到達度調査をし、日本の読解力は15位だったと、 4日の朝刊1面トップにあった。 確かに、英語だ、コンピュータプログラミングだなどと、授業科目を増やせば、 国語の時間が削られるだろうから、読解力が落ちるのは当然だし、 親が子供に、ゲームやスマホの扱い方を教えないから、 意思疎通ができなくなっているのは間違いない。 だが、OECDが順位を付けるのはいかがなものかと思う。 明確な答が世界共通で出る数学なら、順位を付けることは可能だが、 言語が違う国々で、同一レベルの読解力の問題が作成されるはずはないからだ。 そして、この調査の対象となった生徒の抽出が適切だったのか、 年齢は同じか、義務教育の年数は同じなのか、疑問が多い。 また、自国の宣伝のため、自国の教育レベルの高さを示すため、 この調査を意図的に利用した国があるかもしれない、とも思う。 今の若者のレベルの低さは言われなくても分かるのだから、 新聞の1面で取り上げるようなことではないと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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