カテゴリ:学習・教育
コロンブスがアメリカ大陸を発見した(と教えられた)のは1492年。 語呂合わせの、「意欲に(1492)燃える」はいまだに覚えている。 で、1492年のコロンブスについて、思い出したことがある。 アメリカ、サウスダコタ州の洞窟を見学した時のことだ。 国立公園だったので、20数人が1グループになり、 監視員(案内人 レンジャー RANGER)の案内に従うミニツアーでのこと。 洞窟に入る前に、レンジャーの指示で、見学者が自己紹介をしたり、 洞窟の概要の説明を受けたりするブリーフィングがあった。 そのブリーフィングで、レンジャーが 「コロンブスがアメリカに到達したのは、何年か?」と全員に尋ねた。 (到達、という言葉を使うことについては、省略) 見学者の大半はアメリカに住む人たち。 いわゆる外国人は、私を含めて4人だった。 だが、誰も答えない。 各自が自己紹介をした後なので、声が出せない雰囲気ではなかった レンジャーが ・・・Four~Teen(14)と、声を上げたので、 皆で、Ninety-two(92)と声を揃えるものと思ったのだが、 声を出したのは・・・私だけだった。 アメリカンの多くは、1492年を”丸暗記”していなかった。 現代アメリカの歴史が始まった時なのに、その年を知らないのだ。 しかし、私の知識は、1492年だけでしかなかった。 「1492年」よりも、本当にコロンブスが大陸を発見したのか、 その時、インディアンはいたのか、 アメリゴ・ヴェスプッチやメイフラワー号はどうだったのか、 などを知る方が重要なのだという。 それが、歴史を学ぶということだ。 単に、「意欲に燃えるコロンブス」では歴史を知ったことにはならないのだ。。 画像は、メイフラワー号で大陸に上陸したピルグリム・ファーザーズが 最初に踏んだ(と言われる)石(マサチューセッツ州・プリマスにて)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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