カテゴリ:診療・医療
今月初め、抗がん剤治療を休ませて欲しいと、 担当医に願い出たのだが、結論は出ず、 「次のCT検査の結果を見てお話ししましょう」 ということになっていた。 3カ月前のCT検査でも、転移したという肝臓の影は消えているし、 毎回の血液検査でも、腫瘍マーカーは標準内なので、 今回のCT検査の結果がどうであれ、 抗がん剤治療を止めるつもりで担当医に会った。 医師は、今回のCT検査でも、転移した肝臓の影は消えている、 血液検査の結果も良好、とは言うが、 抗がん剤治療を止めていいとは言えない・・・と言う。 抗がん剤治療の副作用と戦いながら生きても3年、 治療を止めてガンが進行しても3年、 となれば、私は後者を選択する。 この歳まで生きてきたので、多くは望まない。 緩和ケアにしても、老人ホームにしても、 最期は同じだと思う。 色々話をした結果、私なりに判断した。 担当医としては、病院の方針があるので、 「抗がん剤治療を止めていい」とは言えない。 仮に、抗がん剤治療を止めて、ガンが進行したら、 病院の責任になるので、治療は止めることができない、と。 結果、私から、これ以上の治療は結構です、と宣言した。 担当医は、(強制的に治療はできないので)了解し、 別の病院を紹介するので、そこで今後の事を話し合うように、 ということになった。 担当医は、今は、緩和ケアとかホスピスとかは、考えに無いと思うが、 イザとなってからでは間に合わないこともあるので、 紹介した病院へ行って、診察券だけは貰っておくといい、と言う。 なるほど・・・確かにそうだと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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