カテゴリ:鉄道
JR東日本は、山形新幹線の自由席を廃止することにしたが、 すでに自由席の無い列車は多い。 なぜ、そうなっていくのか、と不思議に思う。 国鉄が分割されて複数のJRになったからと言って、 強気な経営姿勢では困る。線路は繋がっている。 北海道や四国など、経営が厳しいJRを見捨てるのかと言いたい。 第一に、民営で、株主配当優先になったため、 効率高収益を求め、地方路線を切り捨てているのはおかしい。 公共機関は、健康保険と同じように、共済のはず。 JRにして分割し、北海道や四国を切り離し、 株主配当を重視するという営利企業的考えは大間違いだ。 NTTも同じ、JRも同じ。 株主配当以前になすべき基本的なことがある。 どれがインフラを担う会社だ。 で、JR東日本のエリアから出て感じるのは、 第一に、ICカードのオートチャージができなくなること。 大阪の地下鉄の改札で止められて、 そっか、オートチャージが出来なかったんだ、と気づかされた事もある。 JRや地下鉄などは、ICカードの相互利用ができるようにしたが、 オートチャージはそれそれの地域内でしかできない。 旅行に出ると、自販機やコンビニの利用が増えて カードの残が減るというのに、である。 そして、自社のカードしか受け入れないバスがあり、 JRをまたいでのモバイルチケットが購入できななかったり、 購入できても割高になることもある。 狭い日本なのに、俺がオレがの姿勢が強すぎて、 カードを一本化する事を考えていない。 地方路線を切り捨てるのだから、カード利用の不便などは 取るに足らないこと、どうでもいいと考えているようだ。 デジタル庁なるものが発足したが、 考えているのはマイナンバーカードの利用拡大だけのようで、 庶民が何に不都合を感じているのかを聞こうとしていない。 行政が出来ないことを民間にやらせているのだから、 民間が出来ないことについて、行政は音頭を取るべきだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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