カテゴリ:鉄道
今回の旅、コロナ感染対策の一つとして、 外食はしないと決め、ホテルの朝食も開店直前に行って、 一番で食事をするようにしていた。 熊本のホテルの朝食は6時30分から。 一番に行って、好きな物を山盛り皿に盛って・・・ じゃなくて、高菜ご飯とか辛子レンコンとか、少々、 いただいて、早々に部屋に戻った。 この日の最初の目的地は佐賀駅。 8時10分に熊本駅を出れば、9時15分には佐賀に着く。 そんな時刻表だった。 だが、7時過ぎには出発準備が出来て、部屋にいても仕方ないので、 早い分にはかまわない・・・と駅に向かい、新幹線に乗った。 順調に動き出したのだが、新幹線の車内アナウンスにビックリ! 「次の停車駅は、博多」 なんと、佐賀への乗換駅新鳥栖には止まらない列車だった。 え~~~・・・頭の中が真っ白になるというのはこれだ! 佐賀のICカードはどうする? その後の小倉や岩国はどうする? 佐賀は諦めてネットで買うか・・・いや、それでは来た意味がない。 佐賀に戻って、今日の午後の鉄印を諦めるか? 今日のホテルを変更するか? まさか、非常停止ボタンを押して列車を止めるわけにはいかない。 数分の間に色々なことを考えたが、結論が出ない。 博多に着いたら計画を練り直すか・・・とあきらめの境地。 ボーッと景色を見るしかなかった。 しばらくして、博多から戻ったらどうなるかを スマホの乗り換え案内で検索してみることを思い立った。 こんな時こその乗り換え検索だ。 トンネルが検索の邪魔をするが、 なんと、博多でUターンすると、新鳥栖で予定していた電車に乗れる。 予定していた各駅停車の新幹線で5駅行くのと、 早めの出発のノンストップで博多まで行って、1駅戻るのと、 新鳥栖到着に大きな違いは生じないのだ。 アホな新幹線の乗り方で、折角の収集旅が台無しになったと、 呆然としたのだが、安堵した。ほっとした。 東海道新幹線だったら、のぞみ、ひかり、こだま、で 停車駅の違いが分かるが、なじみの無い九州新幹線では、 列車名を見ても何も思わなかった。 大反省である。 画像は、博多駅から折り返しで乗った「さくら」。 見慣れない車体と、2+2列の、木目調の座席だった。 座席に座って、大きく息を吐いた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[鉄道] カテゴリの最新記事
|
|