カテゴリ:カード類
福岡の鉄道には、JR九州、西日本鉄道(西鉄)、福岡市地下鉄がある。 路線は県外にも延びているのもあるが、本社はいずれも福岡だ。 で、この三者が、それぞれ独自に、SUGOCA、nimoca、 はやかけん、のICカードを発行している。 全国で使用できる10種(テンカード)のうち3種が福岡生まれだ。 なぜ福岡に3種、三者三様なのか? ここに九州人の考え方があるように思う。 関東で言うなら、JR東日本のSuicaa、 私鉄共同の、pasumo、の2種類で、 東武鉄道がtobucaを、 東急電鉄がtokyucaを、 西武鉄道がsebucaを、 東京メトロがmetoronを、 出していたりはしない。 関東エリアでこの2種類なのに(地方バスはいくつかある)、 福岡という狭い地域で3種類のカードを出すのが九州人、 の考え方だと思う。 自己主張が強いのか、お山の大将になりたがるのか、 協調性が無いのか・・・分からないが・・・ そんな中、nimocaは、長崎、熊本、佐賀、宮崎、大分の 路面電車やバスと提携して、地元バージョンのnimocaを発行している。 独自のポイントなどを付加したいこともあろうが、 先ずは、自社、地元の名を出したがっているように思われる。 西鉄のnimocaでは気に入らないのだ。 nimocaに比べ、SUGOCAの提携先は少ない。私の知る限りでは、 小倉のモノレールのmonoSUGOCA(ものすごか)だけとなっている。 しかし、SUGOCAの特別カードは数え切れないほど出されている。 発足記念や1周年記念はどこでもあるが、 駅ビルができた、使える路線が増えた、新しいマスコットができた、 SLを走らせた、ソフトバンクと一緒に、コンサートの記念に、 などなど、コレクターの意欲を削ぐほどだ。 極めつけは、自社路線の無い沖縄に、JR九州の事務所を開いて、 沖縄でしか買えない沖縄特別デザインのSUGOCAを出したこと(画像下)。 これが、九州人の拡大独占的な考え方なのだと思う。 なので、SUGOCAのコラボが、小倉のモノレールだけなのが不思議だ。 提携手数料が高いのか、営業が下手なのか、とも思うが、 SUGOCAというネーミングが好まれていないのかもしれない。 しかし、カードコレクターとしては、 「ものすごか」のネーミングは気に入っている。 モノレールだから、monoSUGOCAなのだが、 物凄いカードという力強さを感じる。 乗り換え時間に余裕があったので、小倉モノレールに、 数駅乗車して戻ってきた。 もちろん、買ったばかりのmonoSUGOCAを使った。 運転手はロン毛の女性だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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