カテゴリ:鉄道
JR山陽本線の福山駅と倉敷市駅間の山側方向を、 5~10Km離れて、はぼ平行に走っているのが、 井原鉄道(いばら・てつどう)。 福山駅と倉敷市駅が起点ではなく、 福山駅からの福塩線神辺駅と、 倉敷市駅からの伯備線総社駅が起点となっている。 (なので、山陽本線に平行している、と書いた) この線も、旧国鉄が切り捨てたもの。 いや、正しくは、国鉄の路線になる前に、捨てられた。 どういうことかというと、日本鉄道建設公団が国鉄に売却を予定して 建設したのだが、国鉄に引き取られないまま、 第三セクターに売却された。 つまり、井原鉄道は、国鉄にもJRにも属したことは無いのだが、 JR福山始発の気動車が運転されている。 それだけ、利用者が多いということである。 井原鉄道の名は、本社のある井原市にちなむもの。 沿線には住宅や学校が多いようで、 朝夕は学生で満員状態だった。 全長41.7Km 15駅。 運行は日中は1時間に1本ほどだが、朝夕は2~3本と これまでに見てきた三セク鉄道の中では活気がある。 福塩線神辺駅で井原鉄道に乗り換えたのだが、 乗り換え時間が3分。 接続が良すぎて、ホームや改札の様子を見る時間がなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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