カテゴリ:鉄道
鉄印帳グループの若桜(わかさ)鉄道について、備忘録。 京都丹後鉄道の天橋立駅まで、我が家から5時間半を要すると書いたが、 鳥取県東部を走る若桜鉄道の若桜駅までは、 鳥取まで空路を使って5時間半、陸路だと6時間半を要する。 なので、京都丹後鉄道と若桜鉄道はセットで回った。 若桜鉄道は、鳥取駅から南へ延びるJR因美線の郡家(こうげ)駅から 東方向の若桜駅までの19キロを結ぶ路線。 だが、半数ほどの列車は、若桜駅-鳥取駅間を走っている。 郡家駅で乗換になると、更に利用客が減る、という考えだと思われる。 この路線も旧国鉄に切り捨てられたものだが、 元々は、国鉄の輸送局長などをした、地元出身の木島氏の力によるもの。 地元に国鉄を、との思いだったのだろうが、沿線の人口などからしても、 最初から存続は無理だったように思われる。 若桜鉄道は、観光列車を導入するなどしているが、 沿線に見どころが乏しいので、財政は苦しいようだ。 車内の画像のように、観光列車は窓のブラインドも木製なのだが、 その裏の窓は、昔懐かしい、両手でつまんで窓を開けるタイプ。 新しい車両を作る余裕はないようだ。 画像の転車台は、終点の若桜駅構内にある。 駅舎などと共に国の有形文化財となっていて、有料で公開している。 テツの端くれとしては、転車台などを間近で見られるのは嬉しいのだが、 はたして、一般客にはどのような魅力があるのか・・・分からない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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