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テーマ:虫!(822)
カテゴリ:生き物
ネタ切れ気味なので,最近庭で見かけた生き物を御紹介します.
一部グロ画像もあるので御注意を.w 小さく表示してある写真は,クリックする事で通常サイズの写真を見られますので,興味ある方はポチッてください. さて,先ずは可愛いヤモリ. 害虫を食べてくれるので,とてもありがたい存在です. 爬虫類大好きな私はなんとも思いませんが,念の為に縮小写真にしておきました. 昨年まではあまり見かけませんでしたが,今年はあちこちで出会います. この写真はやっと捕獲できた時に撮った物. 長男&長女に見せたあとでリリースしました. 次は珍しくもなんとも無いアリ.w 今年はやたらと芝面に巣を作っています. アリ自体は小さすぎて写真では確認できませんね.w 盛り上げられた巣はあまり見た目がよろしくありませんが,薬剤で駆除するほどでもないでしょう. 草花にアブラーが蔓延していたらアブラー捕食者(テントウムシなど)を追っ払うので厄介ですが,定期的な薬剤散布により幸いにも我が家にアブラーは居ついていません(薬剤を散布しなかった春のスナップエンドウは酷かったですがw). 逆に『芝に産卵しようとしているコガネムシ』を襲ったりしているので(何度か現場を目撃済み:コガネムシの羽が芝の上に転がっている事も何度かあり),益虫扱いしてやっても良いかなぁ~とさえ思います. まぁ~アリが家の中にまで入ってくるのは勘弁して欲しいですけど.w 続いて芝生の上を低空飛行で飛んでいる蜂. おそらく(卵を産み付ける為に)地中のコガネムシの幼虫を探しているツチバチだと思われます. でもなかなか写真を撮れないのですよねぇ~. 写真はキオビツチバチかな? これ以外に,もう一回り小さい蜂が良く飛び回っています. 親蜂が卵を産み付ける時と(コガネムシの幼虫を食って)成虫になったツチバチが外に出てくる時に芝面へ穴を開けますが,コガネ幼虫による芝の根の食害が減るならノープロブレム! だってコガネムシが成虫になって出てくるときも芝に穴が開くわけですからね. 同じ穴が開くのなら,コガネ幼虫が駆除される方がありがたいです. さて,次はそのにっくき害虫であるコガネムシの幼虫の写真. これはグロイと感じる人が多いでしょうから御注意を. 念の為,少し離して写真を載せます. . . . . . . . . . . . . . . . . . 黒く干からびてミイラ化したものもありますが,全部で10匹います. これだけの数のコガネ幼虫,一体何処にいたと思いますか? 別にどこかの土を掘り返したり,プランターの土をひっくり返したりして集めたわけではありません. これらは全て芝生表面へ這い出してきたものなのです! 実は先週末(2008/7/5)にモスピラン液剤の250倍希釈液を芝生へ散布したのですが(1平方メートル辺り約1L),翌日の朝までにこれだけの数が芝表面でウニウニしていましたぁ~(一部は死亡or麻痺状態:夕方までに更に2匹を確認). モスピラン液剤 でも昨年と比較すると1/4程度の量です. 今年は変な天候でコガネムシの発生事態少なかったのかな? モスピラン液剤はアセタミプリドが有効成分のネオニコチノイド系薬剤です. ただしモスピラン液剤の対象作物名に芝は記載されておらず適用病害虫名にコガネムシの幼虫の名前が無いため,『コガネムシの幼虫駆除』に『芝』へ撒くのは農薬取締法違反になってしまいます. でもアセタミプリドをより高濃度で含む『イールダー.SG』は芝生用の薬剤であり,適用病害虫名としてコガネムシ類幼虫,シバオサゾウムシ成虫,スジキリヨトウ,シバツトガ,タマナヤガ,チガヤシロオカイガラムシが登録されているのですよぉ~. しかし『イールダー.SG』は一般人が入手するのは難しいので,HCでも購入できるモスピラン液剤を使った次第です. まぁモスピラン液剤を芝に散布するのは今回が最後になるでしょう. というのも,モスピラン液剤よりコストパフォーマンスが高く,芝に使用しても農薬取締法違反にならない『フルスウィング』を来月にでも購入しようと考えているからです. フルスウィング 使いやすい顆粒水和剤100g入り 少しお高いですが,一回当たりの使用コストはモスピラン液剤使用時の1/4で済むのです. 尚,フルスウィングの有効成分はクロチアニジンでアセタミプリドと同じくネオニコチノイド系薬剤です. ネオニコチノイドは温血動物に対して毒性が比較的低いのですが,昆虫に対しての選択性は低く,ミツバチに対する毒性が高いのがネック. 養蜂農家や受粉をミツバチに依存する野菜や果物を育てる場合には問題があるでしょう. そのあたりの事をセンセーショナルに書いたのが『悪魔の新・農薬「ネオニコチノイド」』という本. 悪魔の新・農薬「ネオニコチノイド」 まぁ~実際のところ,ミツバチの異常行動の一端をネオニコチノイド系薬剤が担っていると思いますが,そこから先の理論が飛躍しすぎていて,ケミストとしての視点から見ると『机上の空論だなぁ~』と思います. だって比較試験や母数の大きなデータの裏付けが無いんだも~ん. とにかく100%安全な農薬なんてほとんどありませんし(天然物であろうが非天然物であろうが関係ない),リスクを承知の上で正しい使い方をしなければならないのは確かな事でしょう. 農薬取締法違反を何度もしている私が言っても,何の説得力もありませんけどね.w さて,最後は私も大嫌いな生き物の写真です. 多足類が嫌いな方は,これ以上先は見ないようにしてください. . . . . . . . . . . . . . . . . . 先週末に鉢を動かした際に姿を現したムカデです. 直ぐに殺虫剤(スーパームカデジェット)を散布して昇天していただきました(写真は昇天一歩手前). 【駆除と予防のW効果】イカリ消毒スーパームカデジェット 480ml う~ん,いくら最近色んな虫に慣れてきたからといっても,ゴキブリとコイツだけは一生慣れる事はないだろなぁ~…. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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