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テーマ:芝生(2895)
カテゴリ:芝生
月初め恒例の『先月実施した芝生管理項目のまとめ』です.
冬期と異なり,先月は久しぶりにまともな芝管理を実施致しました.w 雑草抜き----------随時(週末ごとに20本程度) 硫安散布----------隔週で3回(100g → 20L/20平方m)(ラージパッチ病対策&施肥を兼ねて) 施肥-------------末に1回(粒状 N-P-K:8-8-8) 目土入れ ---------下旬に1回(古土再生時に出る微塵と真砂土を混合した物を使用) 完熟堆肥散布------下旬に1回(鹿沼有機(0.25L/平方m)(サッチ対策等) 通路作成 硫安 昨日(2009/3/31)の様子 ただし,昨年に比べてかなり手抜きになっております. 例年この時期に実施していた『サッチング』&『エッジ処理』&『土壌処理剤の散布』を端折ったからです. 先ず『サッチング』ですが,例年この作業を行うと大量のランナーまで引っぺがしてしまい,かえって芝の生育が悪くなっている気がしていました. そこで今年は試しにサッチの分解を散布した完熟堆肥中に含まれる菌類のみに任せ,サッチ除去を行わない事にしたのです. 果たしてどんな結果が出るかなぁ~? 次に『エッジ処理』ですが,これまで最も問題となっていた『芝生と南側花壇との接地面』は昨秋に処理済みであり,その際に『あぜ波シート』を埋め込んだので,今後は余程の事が無い限りケアする必要がありません. 昨秋の処理後の様子 ただし,『レンガで作成した鉢置き場』と芝生の境界線は散水栓があったりして『あぜ波シート』を隙間なく埋め込む事ができず,放っておくと芝の地下茎が『鉢置き場』へ侵入していきます. また,レンガを敷いた時に下地や目地を埋めるために砂を使ったため,『あぜ波シート』とレンガの間のスペースに高低差のある溝が作れず(溝を作ると砂が流れて落ちてくる),どうしてもランナーが『あぜ波シート』を乗り越えて『鉢置き場』へ侵入してしまいます. 従って年に1~2度のエッジ処理が必須となるのですが,現在は『鉢置き場』に鎮座するスナップエンドウを育成中の大きなプランターと支柱が邪魔で,ターフカッターJrを用いた作業が非常にやりにくい状態なのです. ターフカッターJr そこでエッジ処理は,スナップエンドウの収穫が終わる6月に延期する事にしました. 一応この部分のエッジ処理は昨年の夏に実施しておりますし,6月上旬なら芝の活性が最も高くなる直前ですので,この延期が問題になる事は無いでしょう……………って本当かな.w 最後に『土壌処理剤の散布』ですが,単に散布を止めたのではありません. 40日前に『シマジン粒剤1』を散布しましたので今月に実施する必要が無かったのです. シマジン粒剤1 4kg 今後は1月&5月&9月の年3回のローテーションで散布していきたいと考えております. 厳密に言えば農薬取締法違反ですが…. さて,目土入れを行ったために芝生面の一部が土色になってしまっていますが,ちゃんと芝は芽吹いております. 目土入れ実施直前(2009/3/29)の様子 アップにすると,こんな状態でした. 先週は気温が下がりましたが(それまでが気温が高すぎただけですがw)週明けから気温が上がっておりますので,今後は順調な成長が期待できると思います. 昨年は散々な状態で推移した芝生ですが,今年は何とかマトモな状態になってもらいたいっす! ------ 2009年2月の芝生管理まとめへ 2009年4月の芝生管理まとめへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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