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テーマ:蘭を咲かせましょう!(9197)
カテゴリ:エビネ
2週間少し前(2009/3/18),エビネの様子を公開し,『今年は新芽が1つしかない事』と『その作落ちの原因』について書きました.
しかしその数日後(2009/3/20),殺菌剤(トップジンMの2000倍希釈液)を散布する際に葉の裏側にも満遍なく薬剤がかかるように一枚一枚葉を捲りながら作業を行っていると,株元に見慣れた物が…. トップジンM その時は時間がなくて写真を撮れなかったのですが,数日後(2009/3/24)にその物体を撮影したのが↓. なんとこの時期になって2つ目の新芽が出てきたのです! ちなみにその時点で『昨秋に出ていた新芽』は↓の状態まで育っておりました. とりあえず2つ目の新芽は出た位置からすると奴芽(1つのバルブから出る二つ目の新芽)ではなさそうです. おそらく昨年出た奴芽がバルブになり,そこから出てきた物でしょう. 2007年の春に鉢植えから地植えにした際にバックバルブが2つありましたので,現状はおそらく下の絵(下手糞w)の『2009年春』の状態だと思われます. この状態であれば,株分け&バックバルブを用いた『イモ吹き(イモ吹かし)』による株の増殖が不可能ではありませんが,株分けはバックバルブを2~3個付けた方が良く(1個でも不可能ではない),『イモ吹き(イモ吹かし)』もバックバルブ2つで行うのが一般的です(こちらも1個での実施が不可能ではない). 従って,来年(20010年)の春に株分け&バックバルブを用いた『イモ吹き(イモ吹かし)』を実施しようと思います. ただし上の絵の『2010年春』の状態ように,今秋~来春までの間に『今年の2つの新芽がバックバルブになった物』の両方から新芽が出てくれないといけませんけどねぇ~. もし来シーズンに新芽が一方からしか出なければ,『イモ吹き(イモ吹かし)』を2つ行うだけになってしまいます. 株分けなら翌年から開花が望めますが,『イモ吹き(イモ吹かし)』だと翌年は開花に至らないし(開花するまで数年必要),芽が出ず終わってしまう事もあるようなのです. ちゅー事で,今年は絶対に育成を失敗できないっす! 葉が多少焼けようが,遮光率を昨年より下げて(60%遮光→45%遮光)シッカリ光合成させ,複数の新芽を作らせるぞぉ~. 遮光ネット ダイオクールホワイト620SW(2x4m)遮光率45% さて現在の新芽の様子ですが,昨年と違ってトラブルが発生する事も無く(w)スクスクと育っております. 昨秋出た新芽 今春出た新芽 ただし,まだ『昨秋出た新芽』にステムが存在するかどうか確認できず,依然ヤキモキさせられる状態です. 『昨秋出た新芽』と『今春出た新芽』の両方にステムが存在していたらメッチャ嬉しいのですけどねぇ~. あぁ,早くステムの有無を確認したいよぉ~! 昨年は4/10頃にステムの有無が判りましたが,今年も同時期に判る状態になっているかな? ------ エビネのその後の様子はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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