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テーマ:蘭を咲かせましょう!(9194)
カテゴリ:エビネ
約10日前(2009/4/11)にステムが出現したエビネが3日前に開花に至りました.
2009/4/15 2009/4/18 2009/4/20 その後,蕾が次々開花し,現在はこんな状態です. 全ての蕾が開花に至るにはまだ数日かかりそうですが,気温が急上昇しない限りGW明けまで十分満開の姿を楽しめると思います. しかし,『今春になって地上に姿を現したもう1つの新芽(2番目の写真の右下)』にはステムが存在しないようで…. う~ん,残念! やっぱり昨シーズンは遮光率を上げすぎだったんだなぁ~. 尚,この株は『エリカの夢』という名の謎の品種と,有名な交配ニオイエビネ『星宿海』の交配種で,とても良い香りがします. イメージ的には,芳香性スイセンの香りをもう少し甘くした感じです. ただしスイセン程匂いが遠くへ届きはしません. 将来株が増え,開花した花数が多くなればどうなるか判りませんけどね.w 私は親となった『星宿海』の香りを知りませんが,もしかしたら近い香りなのかな? さて,今シーズンの育成に関しては,3月の末に小さじ半分程度の緩効性肥料(マグァンプK(中粒))を株周辺に撒いただけで,それ以外はまだ何もしておりません. マグァンプK 新芽下部の新根が動き出すGW明けから薄めの液体肥料(ハイポネックス原液の2000倍希釈液)を与えるつもりです(例年のパターン). ハイポネックス原液 とりあえず施肥に関して失敗したなぁ~という事は過去に無かったので,今年も同じパターンの管理を行いたいと思います. ただし遮光に関しては,昨年までと異なる方法を採用します. 2007年 : 手前に他の植物の鉢を置くだけで遮光材未使用 → 葉焼け大 & 奴芽(押し子?)発生(ステム2本) 2008年 : 遮光率60%の黒色遮光材を使用 → 葉焼け無し & 奴芽(押し子?)は発生せず(ステム1本) 2009年 : 遮光率45%の白色遮光材を使用 → ??? 切り口がほつれにくい!ラッセル編物ハトメ穴付遮光ネット 【園芸用品】 遮光ネット ダイオクールホワイト620SW(2x4m)遮光率45% 詳しい理由はこちらを御覧ください. 尚,灰色カビ病等の予防の為に用いている殺菌剤ですが,現在は一旦散布を中断しております(年明け以降,今月上旬までに4薬剤を1回ずつ散布). だってせっかくの短い鑑賞期,殺菌剤で葉が汚れていたら見栄えが悪いですからねぇ~. 次回の殺菌剤散布は梅雨入り直前(6月上旬)~梅雨明け直後(7月中旬)の期間とし,その次は秋雨の期間(9月)を考えています. 年がら年中 複数の殺菌剤をローテーションで散布していれば,ほぼ確実に病気の発生を抑える事が可能でしょうが(ウィルス感染は除く),我が家にそんな余剰資金はありませんし,少しでも環境負荷を抑えたいので,余計な(?)時期の薬剤の散布は極力控える予定です. まぁ~実際は前者の理由(資金面)によるところが大きいのですが…. そうそう,どうでも良い話ですが タイトルにクエスチョンマークを入れたのは,昨年はとても『無事に開花した』と言えないからで~す. だから『今年も』ではなく『今年は』が正解かと.w ------ エビネのその後の様子はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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