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テーマ:蘭を咲かせましょう!(9193)
カテゴリ:エビネ
今年の梅雨は暑いっす!
先日も書いたように,昨年の6月は『最高気温が30℃を超す日』(真夏日)なんて2日間しかありませんでしたが,今年は月の半分近くが真夏日でした(気象庁の過去の気象データより). まぁ~今月はもっと暑くなるのでしょうけど…. あぁ,やっぱり私は夏より冬の方が好きだぁ~!! そんな訳で(?),昨年は梅雨明けと同時に実施したエビネへの遮光材設置作業を,予定(梅雨明けと同時)より前倒しにして一昨日(2009/7/1)に行いました. 先ずは設置前の株の状態. 赤色の矢印で指しているのが『今年の葉』,黄色での矢印で指しているのが『昨年の葉』です. 『昨年の葉』はカナリ日焼けが進行しており,黄ばむどころか褐色に枯れた部分も存在します. 『昨年の葉』 一方,『今年の葉』も既に黄ばみが認められます. 『今年の葉』 昨年は梅雨が明けた時点でも葉焼けなんて認められなかったのですがねぇ~. まぁ~シッカリ直射日光が当たったおかげで,葉が硬く小さく締まった状態に仕上がっています. あまりに日照量が少ないと柔らかくて大きな葉(陰葉)になり開花率が低くなるそうですので,現時点では良好な状態といってよいでしょう. しかし問題はこの先. 一昨年(2007年)は遮光材を用いなかった為に葉焼けが急速に進行しました. また昨年(2008年)は遮光しすぎた(遮光率60%の遮光ネットを使用)為に開花率が落ちました. 切り口がほつれにくい!ラッセル編物ハトメ穴付遮光ネット 【園芸用品】 昨春はステムが2本出たのですが,今春は1本しか出なかったのです. 更に新葉の数も減りました(昨春は2株で葉が5枚&今春は2株で葉が4枚). そこで今年は遮光率を落とした遮光ネット(遮光率45%)を張る事にぃ~! 遮光ネット ダイオクールホワイト620SW(2x4m)遮光率45% これで過度の葉焼けを起こさず,地下でバルブが充実し,来年開花するための新芽がシッカリと育ってくれれば良いのですが…. 遮光材の色も黒から白になったので,株周辺の温度も昨年より下がって株が疲れない(=夏場の生育が衰えない)と思うのですけど,果たして結果は如何に! ------ エビネのその後の様子はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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