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テーマ:体当たり園芸(785)
カテゴリ:古土再生
昨シーズン使った土(昨年の8月以降に出た古土)の再生作業が漸く終了致しました.
昨秋 & 今春 & 先月の3回に分けて古土再生処理の第一工程(ふるい分け)を実施しており,先月上旬(2009/8/8)から第二工程(太陽光を用いた高温処理)に入っていたのですが,8月は快晴の日が少なく(=殺菌不十分)処理に長期間必要だったり,週末に時間が取れなかったりしたので,ナカナカ最終作業に入る事ができなかったのです. しかし先週の半ば(2009/9/2)に少し時間がとれ(別件の用事があったので有給休暇を取得した),その後週末まで雨は降らない予報でしたので,最終工程の準備として高温処理した再生用土をブルーシートの上に広げて乾燥させました(高温処理は土に水を加え,太陽光による熱で蒸気を発生させて滅菌させるため). そして昨日(2009/9/6),殺菌処理した古土に『古土再生材』等を加えて混ぜ合わせ,再生土が完成したのです! 先ず一般培養土の最終工程の様子. 左が前処理済みの古土,右上が新品の培養土,右下がバーク堆肥(アースファットン 40L 298円),そして上部が古土再生材(まくだけで甦る 土のリサイクル材)です. まくだけで甦る 土のリサイクル材 昨年まではバーク堆肥ではなく腐葉土を用いていましたが,完熟のバーク堆肥なら腐葉土と効果は変わりませんし,腐葉土よりも安価ですので(アースファットンは某ホームセンターで 40L 298円 でした),今年はバーク堆肥を用いてみる事に.w 尚,それぞれの比率は,古土5~6割,新品の培養土2割前後,完熟堆肥2割前後,古土再生材1割前後 で混合しました. 一昨年は古土5割,新品の培養土3割,腐葉土1割,古土再生材1割の割合で混合しました. また昨年は古土4割,新品の培養土4割,腐葉土1割,古土再生材1割の割合で混合しています. 本当は昨年のようにもっと古土の割合を減らしたかったのですが,古土の絶対量が多すぎて,相対的に他の割合を減らさざるを得なかったのです. だってあまり大量の再生土を作っても使い切れませんし,置き場所にも困りますからねぇ~. 結局25Lの培養土の袋(以前購入した土の袋の再利用)4つが満タンになりましたし.w まぁ~一般的に古土再生材を用いる場合は古土の割合を8割程度とするようですので,古土の比率が5割を超えていても問題にはなら無いと思います. 一方,ゴールデン粒状培養土の古土は,古土8割,バーミキュライト1割,専用の古土再生材(ゴールデン粒状シリーズ 土の再生材)1割を混ぜ合わせました(下の写真の左が古土,右上がバーミキュライト,右下が古土再生材). ゴールデン粒状培養土 ゴールデン粒状シリーズ 土の再生材 20L 混合前 混合後 とりあえず古土再生の全行程を通じて言えるのは,一般の土(?)に比べて粒状培養土の処理の方が楽だという事. 特に,最も辛い第一工程は短時間で終える事ができるので,非常に『楽』と感じます. 古土になっても微塵成分が殆ど出ないのは素晴らしいですね. そろそろ年齢的に古土再生作業が苦しくなってきましたし,徐々に土を粒状培養土にシフトしていこうかなぁ~. ただコストはかかりますけど…. ゴールデン粒状培養土は高いっす! 最近はアイリス製品以外でも粒状培養土が出てきましたし(ホームセンターでも見かけます),手持ちのアイリス製品が無くなったら他社のリーズナブルな製品に浮気しちゃうかも.w お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 8, 2009 03:48:06 AM
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