今年(2008年)の古土再生作業の仕上げ
古土再生のために先月中旬から太陽光による高熱処理を行っていましたが,数日間を除き好天が続いたので,処理開始から2週間後となる先週末(2008/8/2)に殺菌処理を終了しました.そしてこの殺菌処理した古土に『新品の培養土』,『腐葉土』,そして『古土再生材』等を加えて混ぜ合わせました.それぞれの比率ですが,古土再生材を用いない場合は古土を5割以下とし,古土再生材を用いる場合は古土の割合を8割程度とするようです.ただし用いる古土再生材によって古土と『新品の培養土』の比率は異なると思いますので,利用する時は各製品の説明を読んでから使用してください.私がいつも使用している古土再生材(自然応用科学株式会社のまくだけで甦る土のリサイクル材)は,古土に対して1割混ぜるだけで他の物は加えなくてもよいと書いてありますが(肥料成分は除く),なんとなくいつも手持ちの『新品の培養土』や『腐葉土』を混ぜています. まくだけで甦る土のリサイクル材昨年は,古土5割,新品の培養土3割,腐葉土1割,古土再生材1割の割合で混合し,色んな植物に使用しましたが,特に問題は認められませんでした.今年は古土の割合を減らして更なる土質向上を目指し,古土4割,新品の培養土4割,腐葉土1割,古土再生材1割の割合で混合してみましたぁ~.左奥:古土右奥:新品の培養土左手前:腐葉土右手前:古土再生材↓が上記資材をよ~く混合した培養土です.この状態では肥料成分が少ない(肥料入りである『新品の培養土』に含まれていた量のみ)ですが,あえて今は肥料を足しません.実際にこの培養土を使用する際に元肥としてマグァンプK等の緩効性肥料をすき込む予定です. マグァンプK 中粒理由は昨年の古土再生作業の記事を御覧ください.最後に出来上がった培養土を袋に入れて終了~!当然袋は過去に購入した培養土等の袋の使い回しです.w通常のゴミ袋は薄くて直ぐ破れますが,培養土等の資材が入っていた袋は厚みがあって丈夫ですからねぇ~.ゴミも出ないし,御財布にも優しいし,使い勝手は良いし,一石二鳥どころか一石三鳥っす!これにて古土再生作業は完了…………と言いたいところですが,まだ少しだけ続きがあります.実は昨年までは古土再生作業で出た微塵成分を芝の目土としてそのまま殺菌処理もせず使用していたのですが,流石に少し水捌けが悪いかなぁ~と感じる事があったのです.それに熱による殺菌処理をしないという事は,混入した雑草の種をわざわざ芝に撒いていたということになるのです.そこで今年から微塵成分も高熱処理し,芝の目土(我が家は安い真砂土使用)と混ぜる事にしたのでした.左:高熱処理済の微塵成分右:真砂土『面倒臭かった』&『真砂土も湿っていた』との理由で,再生した古土のようにプレ乾燥はさせずに混ぜました.どうせ目土として芝に撒いた後でほうき等を使って均す際に混ざりますしね.w可能な限り手抜きっす!この土が次に日の目を見るのは来年の早春になります.それまでにエアレーションなどの作業を行う事があれば別ですが….その前にエアレーション用の道具を買う必要がありますけど.wでもエアレーションの道具ってピンきりなのですよねぇ~.今年は踏圧により芝が弱った部分が多く,エアレーションが必要だと痛感しているのですが(芝自体が踏圧で傷んでいるだけでなく,土が踏み固められて水や肥料,空気が浸透しにくくなっている),一体どれを購入しようかなぁ~. バロネス タインエアレーター 15,750円 ガーデンエアレーター 7,140円 ガーデンスパイク 4,200円 NEWガーデンローラーナロー 1,995円 ローンパンチJr 1,880円