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カテゴリ:ジャノメエリカ
間もなく我が家にやってきてから丸4年を迎えるジャノメエリカ.
毎年 晩秋~春の寄せ植えに使用するため,大きくなりすぎないよう春にザックリ切り戻され,夏場は小さな鉢に押し込められて育てられていますが,文句も言わず(w)健気に頑張ってくれています. って,昨シーズンとその前のシーズンに殆ど花が咲かなかったのは,ジャノメエリカから私への無言の抗議だったのかな? そんな訳で今年は春の切り戻しを抑え気味にし,夏場も日向で育て,施肥も例年より多めに行ってみました. 基本的にエリカ類は夏の暑さに弱く,痩せた土地を好むと言う事ですので(Web上ではどこでもその様に記載されている),昨年まで夏場は少肥&半日陰で育てていたのです. その結果…. 蕾がいっぱいで,既に開花が始まっていますぅ~! とりあえずジャノメエリカは他のエリカよりも耐暑性が強いので,日本の夏場も普通に成長するのではないかと考えられます. 痩せた土地の方がよいと言うのは,耐暑性が弱い(=通常の植物の施肥管理にすると根腐れする)他のエリカについての事ではないでしょうか. ただジャノメエリカも原産地(南アフリカ)は荒野で酸性土を好む性質のようですから,多肥にするのは好ましく無いと思われます. それにしてもジャノメエリカに関してはweb上に間違った記載が多いですね. だって増やし方が書かれている場合,必ずと言って良いほど『挿し木で容易に増える』ってなっていますから~. 実際に挿し木をやった事がない人が知識だけ(他所からの受け売り)で書いているのでしょう. 他のエリカ類は挿し木で簡単に増えるのかもしれませんが,ジャノメエリカは結構難易度が高いと言う事が過去4年の挑戦で明らかになっています. この4年間で一体何本の穂を無駄にした事か…. まぁ~それら屍の上に今年の挿し芽成功株(↓)が存在するのですけど. (挿し木を実施した)平鉢からポット上げして以降あまり成長が認められておりませんが,上記の親株も10月以降は殆ど成長していませんので,時期的にそれが普通なのでしょう. ポット上げ実施直後(2009/10/4) 挿し木で増やした苗が一人前になるには2~3年かかるそうですので,の~んびりと育てていきたいと思います. とりあえず必要なのは1鉢分(株数が1~2)ですので,2つのポット苗は不要になっちゃいますけど.w 1つは恒例の(?)ナオリンさんに押し付けるとして,後1つはどうしようかなぁ~. さて,挿し木苗の事はさておき開花し始めた親株ですが,まだディスプレイを開始していません. 寄せ植えにしている『夏越しガーデンシクラメン』が未開花ですし,『こぼれ種スィートアリッサム』も株張りが小さく見栄えが良くないからです. ガーデンシクラメンを半日陰から日向に移すのをもう少し遅らせていれば,今頃開花直前になっていただろうになぁ~. こんな事ならせめてスィートアリッサムを定植時に刈り込まなければ良かったです. そうすりゃ今頃ディスプレイしてもおかしくない位の状態にはなっていたでしょう. ガーデンシクラメン早期開花に向けて夜間は屋内に鉢を取り込んでいますが,果たしていつ開花してくれるのやら. 年内には開花して欲しかったのですけど,今の花芽の状態(↓)からするとちょっと厳しそうです. 昨年に播種して育てているガーデンシクラメンの中には開花直前の物もあると言うのにねぇ~. ただし,そこまで育成が上手くいった播種株は少数で,しかもそれらは既に我が家から旅立っています(母&姉&ナオリンさん の元へ~). 残った播種苗は上記の夏越し株同様,年内の開花は厳しそうです. とりあえず今となってはどうしようもないので(開花促進のために植物成長調整剤-ジベラ錠5-は使いたくない),寄せ植え全体のバランスをとるためにアイビーを剪定しておきました. ジベラ錠5 5錠入 これでディスプレイ開始時に上手く仕上がってくれていれば良いのですが…. ------ ガーデンシクラメン&アイビー&スィートアリッサム&ジャノメエリカの寄せ植えのその後の様子はこちら ジャノメエリカの挿し木苗のその後の様子はこちら 播種ガーデンシクラメンのその後の様子はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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