ホオズキ・ショック
え~、ホオズキご存じない方はいらっしゃらないと思うのですが、念のため。↑こんな風な実がなる植物です。2,3年前にお隣さんが、やはり近所のお友達から「簡単に育つらしいよ」とほおずきの苗を分けてもらったのが事の始まり。うちも「いる?」と言われたのですが、そのときは既に花壇に植えるものが決まっていたため、辞退しました。で、お隣さんはその苗を花壇の隅に植えたのです・・・。そうしたら、伸びる伸びる、にょきにょき伸びる。「いや~、何にもしないのに育つね~」と言っていたのです。でも、秋になっても実はなりませんでした。「実は来年かな?」とか言っていたのですが、問題はその後でした。次の年の春、お隣さんの花壇のあっちこっちからホオズキの芽が出始めたのです。こんなところで育ってほしくない!って所からも。そこで、お隣さんはいらないところの芽を抜くことにしたのですが・・・。ホオズキって地下茎で増えるんですね!掘っても掘っても根が途切れず、すご~く長い根がかなり深い位置まで伸びていて、それが横方向に這って行き、あちこちから芽を出すという・・・。抜こうと思うとものすごく厄介な植物だったのです。で結局お隣さんは、花壇をほとんど全部掘り返し、地下茎を抜きまくりました。これで一安心かな~とその後にグラジオラスなんかを植えたりしたのです。ところが!今年の春、暖かくなってきたら、またもやお隣さんの花壇のあちこちからホオズキの芽が!「全部抜いたつもりだったのに、なんで~~!」とがっくり来るお隣さん。しかも球根は植えっぱなしにしていたので、既にそっちも芽が出始めています。「これはもう、薬を使うしかない!」とコレ↓を薦めてみました。 ラウンドアップ・ハイロード(500ml)直接出ている芽に筆で薬剤を塗りまくる作戦です。とりあえずこれで、目に見えている部分は除去できそうでした・・・。ところが!今朝のことです。いつものように水遣りをして、花ガラ摘みをしようとうちの花壇を何気なく眺めていたときです。「ん!?」見覚えのある芽が2,3個ぴょこんと出ているではありませんか!「げげえ、ホオズキだああ!」そうです、お隣さんの花壇とフェンスを挟んで隣接している我が家の花壇に、ホオズキが侵入していたのです!フェンスの下にはブロックが積まれているのですが、その一番端っこのほんの5cmくらい途切れた部分から地下茎が伸びていました。なんという生命力!でも、速攻抜き。そしてラウンドアップを撒きました。いや~、実が赤くなっているのを眺めているのはとってもかわいいんですが・・・。花壇に植えるもんじゃないね、ホオズキ。これで、除去されてくれることを祈ります・・・。