化学の予備校講師　ノーイチ．コム

生徒を励ますことは，自分を励ますことでもあります。

自分のことを頭が良いと思ったことはありません。
化学が得意だと思ったこともありません。

ただ，教えることが好きで，人にわかりやすく伝えることができると思います。
化学が好きで，その面白さを伝えたいと思っています。
それを伝えるためには，たくさん勉強しなければなりません。頭が良くはないから，人より多く勉強しなければなりません。

僕は恵まれていて，学校にいても駿台に来ても，色々な仕事を任されています。
それはとてもやりがいがあるけれど，その責任は重いです。自分の能力が低いのは自分が一番良くわかっています。でも，だからといってそこで終わってしまったら，何も始まりません。

だから，努力するのです。自分が出来ることを信じてやるしかないから。教壇にたったら，生徒が僕を信じて目の前に座っているのです。そこで自信なく授業をすることはできません。だから，自信をもってしゃべれるよう準備するのです。

生徒に，「自分を信じられるよう努力をしなさい」と言います。それは自分へ言っていることでもあります。自分を信じられるだけ努力をしているのか。本当に自信をもって生徒の前で話して良いのか。

まだまだ勉強が足りないと思う。でも，サボってないかな？甘えた心はないかな？
生徒は入試に向けて必死に頑張っています。その姿を見て，自分も負けてはいられないな。