カテゴリ:家作り
一条工務店が設置した役立たずのMAX社製給気口をPanasonicの自然給気口「FY-DRV062」に交換してみました。 (関連記事:役立たずのマックス社の差圧ダンパ式自然給気口を改良) 給気口の取付穴が壁際ギリギリだったため、配管を追加して向きを90度変えてから取り付けています。 とりあえず、現在は仮固定の状態で、配管などを突っ張り棒で支えています。 しばらく使って問題ないようなら、配管部の結露防止のためにも、断熱して隠ぺいするつもりです。 少しだけキッチンの換気扇に給気口が近くなりました。 また、給気口が手前に移動したことにより、シャッター切り替えスイッチが操作しやすくなりました。 給気口の下は、ゴミ箱を置くスペースなので、最初からこの位置が正解だったと思います。 シャッター切り替えスイッチは、左から順に「全閉」、「開」、「全開」です。 通常は中央の「開」にして、換気扇使用時に内外気圧差で自動的にシャッターが開くようにします。 換気扇を使用しない時、強風などで勝手にシャッターが開くのを防止する場合は、左の「全閉」にします。 換気扇使用時に給気量を増やしたい場合は、右の「全開」にします。 Panasonic自然給気口「FY-DRV062」の抵抗損失曲線です。 「静圧」は、換気扇の換気量に比例して増えます。 静圧が10Paのとき、「全開」で1時間あたり50m3の外気が給気口から入ります。 「開」の位置では、10m3くらいですが、静圧が高くなるにつれて差が縮まります。 一方、MAX社「VGK150SDF」の圧力損失曲線は、上図の通りです。 静圧10Paの風量は「0」ですので、シャッターをロックしていなくても自動的に開かないことが判ります。 静圧が30Paぐらいにならないと、50m3の風量が得られません。 「FY-DRV062」にティッシュを付け、シャッターを「全閉」にした状態でレンジフード換気扇を「強」運転してみました。 ご覧の通り、ピクリとも動きませんでした。 次にシャッタースイッチを「全開」に切り替えると、大量の給気でティッシュが真横になりました。 スイッチを「開」にすると、やはり「全開」よりも少ない給気量が確認できました。 抵抗損失曲線通りの動作をしているようです。 キッチンの給気口は換気扇と連動する電動シャッターにするのがベストです。 ただし、少なくとも、役に立たない「VGK150SDF」より、「FY-DRV062」をおすすめします。 価格も後者の方が安いみたいですし。 (お知らせ) noahnoah研究所は、2016年2月から "http://ito.o.oo7.jp/nnl/" に引っ越しています。 従来のサイト "http://homepage3.nifty.com/nnl/" や "http://freett.com/nnl/" にはアクセスできません。 お手数ですが、ブックマーク先は "http://ito.o.oo7.jp/nnl/" に変更してください。 [Googleでnoahnoah研究所のブログ内を検索] ※noahnoah研究所のブログ(https://plaza.rakuten.co.jp/noahnoah/)に掲載した画像および文章の盗用はおやめください。 (出典元さえ示していただければ、私に事前許可を得ることなく、使用していただいても構いません) → noahnoah研究所に戻る → noahnoah研究所掲示板(^o^)に行く → 伊藤@横浜のROOMへ行く → 伊藤@横浜へメールを送る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2018.09.17 18:13:29
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