noahnoah研究所

私の妻が使っているヤマハの原付バイク（JBH-SA39J ジョグCE50D）が故障しました。
セルは回るものの、エンジンがかからないという症状です。
修理してもらったところ、エアクリーナーエレメントとプラグに加え、ガソリンポンプが交換されました。


エアクリーナーとプラグは部品代と工賃あわせて税込4,082円かかりました。
ただし、これは予防整備と思われます。
というのも、ガソリンポンプ交換は「保障（保証？）無料」と書かれており、無料だったからです。
どうやら、今回の故障は、リコールなどの対象だったようです。

ヤマハのサイトで調べると、該当する情報が見つかりました。
ただし、「リコール」や「改善情報」、「サービスキャンペーン」にはありません。
「その他のお知らせ（保証期間延長等を含む）情報一覧」にありました。

2013年1月29日時点の情報と思われるURLです。
ジョグ（CE50）他 24車種の保証期間延長の実施について


燃料ポンプの樹脂製インペラに不具合があった場合は、燃料ポンプを改定品と無料で交換するという内容です。
従来は新車登録日から2年間だった保証期間を無期限に変更されています。
該当する車種がエンストした方は、まずは燃料ポンプを調べてもらいましょう。


この情報ページなどからも「対象製品検索」を選べば、「バイク・スクーターリコール等情報検索」に飛ぶことができます。


バイク・スクーターリコール等情報検索では、車台番号で検索します。
車台番号は車体のほか、自賠責保険証書やメンテナンスノートに記載されています。

しかし、妻が使っている原付の車体番号を入れたところ、1件しか出ませんでした。
ジョグ(CE50D/CE50ZR)、ビーノ(XC50/XC50D)、ビーノモルフェ(XC50H)に関するリコール情報

これは、すでにリコール作業済みの情報です。
（関連記事）ヤマハの原付スクーターのリコールに該当

検索システムの説明には、
「リコール・改善対策・サービスキャンペーンについての検索が可能です」
と書かれていますので、保証期間延長等を含む情報だけは対象外なのでしょう。

それが原因で故障したときに限り、無料で修理するので、故障する前に交換するリコールなどとは異なるということなのでしょう。
ただ、検索できないと、ユーザーが保証期間延長に気付かず、有料で修理されてしまうおそれもあります。
今回は、たまたま持ち込んだショップ側で気付いたらしいので、よかったのですが。
有料修理だと3万円くらいかかると言われたそうです。

ヤマハの検索システムは保証期間延長等を含む情報も検索できるようにすべきだと思います。
わざと検索しにくくして、都合の悪い情報を隠ぺいしていると勘違いされかねません。




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