テーマ:高速道路(170)
カテゴリ:車
高速道路を利用する際、乗り降りするインターチェンジ(IC)やジャンクション(JCT)を間違えることがあります。 手前のICで降りたり、行き過ぎてしまったり、ICに入ってすぐの分岐で上り下りの行先方向を間違えるなどです。 間違えたことでパニックになり、本線上やランプでバックや転回、つまり逆走を始める人もいます。 (中には、人の命よりも時間が大事という人もいるかもしれませんが) 実は私も間違えたことがありますが、「特別転回」を使わせてもらっています。 特別転回は無料でできますし、元の目的地に戻るのに必要な距離と時間が最短で済みます。 間違いに気付いた時点で、最寄りのICで降り、「一般(有人)」レーンにいる係員に「特別転回」を申請します。 間違えてICを降りたときは慌てやすいので、急減速したり、誤ってETCレーンを通らないように注意しましょう。 なお、一般レーンは、ETCレーンから高速道路に入った場合にも使えます。 誤って一般レーンに進入したり、車載器が故障したときと同様、車載器からETCカードを抜いて係員に渡します。 係員に本来の行先を告げて特別転回を申請したら、指示に従って同じICに入りなおします。 出口付近にUターン路がないときは、いったん一般道に出るように指示されることもあります。 ETCカードを使うと、ほとんど電子的に処理されるのですが、証明書が発行される場合もあります。 なお、首都高などIC出口に有人料金所がないところでは、特別転回はできません。 入るICを間違えた場合(誤進入)、料金所を通過後すぐにUターンさせてもらえる場合もありますが、構造上困難なところも多いようです。 やはり、しっかり標識を見て、事前にカーナビやGoogleマップなどで予習しておくのが基本です。 路肩やゼブラゾーンで停車して行先を確認する行為は違法ですし、危険なので絶対にやめましょう。 2019年10月に行われた5回目の高速道路での逆走対策に関する有識者委員会では、特別転回についての言及がありました。 資料3 効果的・効率的な対策実施(PDF形式) 標識や路面標示を充実・改善することで、間違いが減り、特別転回や逆走も減らせる可能性があります。 ただ、それら時間がかかる対策だけでなく、特別転回の利用方法を周知徹底することも大事だと思います。 (参考記事) 出口を通り過ぎてしまったら 行き先を間違えてしまったら(NEXCO中日本) 高速道路営業規則 第7章 特別な通行をした場合の料金(NEXCO東日本) 知って得する セーフティドライブ(NEXCO西日本) [Googleでnoahnoah研究所のブログ内を検索] → noahnoah研究所に戻る → noahnoah研究所掲示板(^o^)に行く → 伊藤@横浜へ直接メールを送る → 伊藤@横浜のROOMへ行く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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