テーマ:旬の果物(67)
カテゴリ:食べ物・飲み物
今年も我が家のフェンスに絡ませて生垣にしているムベがたくさん実をつけました。 あまり多くのムベは食べられませんし、加工も面倒ですので、張り紙をして今年も取り放題にしています。 あまり流通していないこともあり、ムベの食べ方を知らない方も多いようです。 近縁種のアケビと違って、ムベは熟しても皮が割れません。 そこで、ムベの実は皮をカットして指で開き、可食部となる中身を露出させます。 皮は包丁のカド(アゴ)で縦方向にぐるりとなぞるだけで剥けます。 ときどき、ムベの実を真っ二つにカットしている写真を見ますが、あれはマズイと思います。 実を半分に切ると、皮の内側に付いているオレンジ色の硬いジャリジャリ層が、可食部と混ぜってしまいます。 この硬い層を取り除けば、皮も食べられるとされています。 ムベは黒い種の周りにあるゼリー状の部分を食べます。 種ごと口に含んで、舌でこそぎとってから、種だけ吐き出します。 慣れるまでは、少量ずつスプーンで口にいれないと大変なことになると思います。 種は誤って飲み込んでも、気管支に入ったりしなければ、害はないようです。 試しに硬い種をかみ砕いてみたところ、ものすごく不味くてびっくりしました。 おそらく、鳥や猿などに種ごと飲み込んでもらい、他の場所に種を運ばせる生存戦略なのでしょう。 メロンなどと同様に、ムベの実の中央にあるワタのような部分も食べられます。 ムベの味ですが、酸味やクセなどは全くなく、ただ甘いだけです。 自宅のムベしか食べたことがないのですが、柿のような淡い甘さです。 1個食べれば、十分満足すると思います。 まあ、口の中で種をより分けるのが面倒なので、何個も食べられるようなものではありません。 上の写真の4個は私一人で食べましたけどね。 [https://plaza.rakuten.co.jp/noahnoah/内をGoogleで検索] → noahnoah研究所に戻る → noahnoah研究所掲示板(^o^)に行く → 伊藤@横浜へ直接メールを送る → 伊藤@横浜のROOMへ行く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.10.15 23:39:08
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