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カテゴリ:☆こころとからだ☆
私の人生のなかで、「触れ合う」って、ひとつのテーマな気がしています。
小学生の頃だったかな。ふと感じたこと。 それは、自分の親だというのに(とくに母に対して、感じていたのですが) こんなに近くにいるというのに、なぜか間に 幕がはさまったように距離があって・・・ なぜこんなに、遠いんだろう。。。って。 きっと、その頃のわたしは、もっと「触れてほしかった」んだと思います。 その感覚が、ずーっと心の奥底にありました。 でも、もしかしたら、両親の育った時代というのは、そういう 触れ合う文化があまりなかったのかも。。。しれません。 とはいっても、父はけっこう、肩をぽんぽんしたり、していましたから、 育った環境ももしかしたら、あるかもしれません。 どちらにしろ、いい悪いではなくって、 「触れたい」・・・その気持ちが、私のなかに、 ずっとずっと大切なメッセージとして、残っていてくれたんだと思います。 そんな「触れ合う」ということが、クローズアップされたのは、 20代半ばのころ、私がラテンダンスを習ったときから、でした。 ラテン系のダンスを、男女ペアで踊る。 私にとって、ものすごく貴重な経験でした。 ぱーーーん!となにかがひとつ、ひらいた感覚でした。 ラテン系の明るい、オープンなノリも手伝ってくれて、 ペアダンスを思う存分楽しみました。 私がはじめて、女性として生まれてよかった!と感じたのも、この時期のこと。 そして、こういう自然な形で、触れ合えるって、すごくいいなって思いました。 海外では、ペアダンスを小さい頃から踊る文化も多い。 それって、すごーーく素敵なことだなぁって。 その後、結婚してからは、スピリットダンスに出逢いました。 そのスピリットダンスの会で、「ハグ」を はじめて経験しました。 もう何年か前になるかな。その頃のスピリットダンスの会では、 会がおわったあと、ハグしたいひとは、ハグをする、というひとときがありました。 もちろん強制ではありませんでした。 私も、自然にしたいなと思ったら、ハグしました。 だからといって、もちろん無理はしません。なんとなく握手したいな、 と思ったひとがいたら、握手をする。 でも、握手もとっても気持ちが伝わって、いいものです ペアダンスやハグが抵抗あったとしても、マッサージや肩もみ、 肩をぽんぽんたたく、そんな小さなことでも、 「触れあう」って、できるんだなぁ☆って・・・・ その頃から、触れ合うきっかけ、可能性って、 こんなにも、たくさんあるんだ!!ってことに気づき始めました。 私はたまたまお仕事で、オイルトリートメントなどをさせていただいてますが、 やはりそれも、自分自身、「触れてもらうこと」が とっても大好きだったから・・・☆ それがきっかけ、でした。 病気というのも、ときに「触れあう」きっかけを作ってくれたりします。 私のおじいちゃんは、まさに昔ながらの日本男児、という感じの、 いつも背筋をしゃきっと伸ばした、凛としたおじいちゃんでした。 そのおじいちゃんが、脳梗塞で半身不随、寝たきりになったとき、 それはそれはショックでしたが、それからは、お見舞いにいくと、 いつもおじいちゃんの手足をさすらせてもらっていました。 それまでおじいちゃんとは、なんとなく距離がある、と感じていた私だったので、 おじいちゃんと触れ合える時間がほんとうにうれしくて、 最後のほうは、言葉少ななおじいちゃんだったけど、 ものすごく深い部分で、つながりを感じられて、その感覚は今でも忘れられません。 父の病気のときもそうでした。 全身麻酔の必要な手術の前日、もしものとき、絶対後悔したくない、 と思って、父に、生まれてはじめて、ハグしてもらったのでした。 手術前に、絶対父とハグしたい・・・・そう思いながら、 たどたどしく、両手を出したら、 父のほうも、すっとハグしてくれて・・・・ そのときの感覚も、やはり、今でも忘れられません。 そのときから、実家に帰るたび、父、母、そして妹と、必ずハグをするように なりました。こんなことができるなんて、夢にも思っていなかったので、 いまだに、ハグするたびに、胸がじーーんとしてしまいます。 いまこうして、大切な家族と、大切なひとたちと、 触れ合えること・・・ もうそれだけで、なんて幸せなんだろう☆と思います。 触れ合えるってほんとにいいな。 今日も寒いので、子どもにぺったりくっついて寝たいな☆と思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.11.17 23:29:22
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