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カテゴリ:【連載】気まま夫婦ののったりそったり人生
「なまけもの読書会」メルマガに連載していました、このコラム・・・ 「気まま夫婦ののったりそったり人生~♪」ですが、 (私たちの出逢い~これまでの道のりについて書いていた連載です) 気づいたら、もうずいぶん間があいてしまいました。 震災や原発事故のあと、すっかご無沙汰しましまっていましたが、 (それ以前からでもあるのですが・・・) このところ、ヒーリングのお仕事をスタートしたい、という方が 私たちのまわりに増えたこともあって、また続けて書いてみようかなと思いました。 どうぞ、よかったらお付き合いくださいね ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ この連載、前回までの内容はこちらです☆ 「気まま夫婦の のったりそったり人生~♪」 (いちばん上には今回のものが載っていますが、 スクロールして下にゆくと、以前のものが見られます) ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ※前回までで、私たちの出逢い~結婚までのエピソードは終わったのですが、 うっかり、パートナーの呼び名を、「岩渕サン」のままにして しまっていて・・・急遽、今回から「ぶち」に変更しました(汗)。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 珍道中の結婚式もおわり、翌日からフィジーへの新婚旅行。 それもおわると、まるまる1ヶ月間、ふたりで過ごせる、 それはそれは のんびり贅沢なひととき、が待っていた。 というのも、私は出逢ったときから もともと、 無職のぷー太郎さん・・・結婚しても、気まま専業主婦。 そして、ぶちは、中学校の先生。普段なら部活動に忙しい夏休みだが、 この年は“新婚さん”ということで、部活動を免除して もらっていた。よって、長期の、夏休みへ突入ーーー!!! ふたりとも、ありがたいことに、特段、何もすることがなかった。 出会ってから結婚までが、あまりにハイペース!!だった 私たちにとって、この1ヶ月のふたりだけの時間、 なにもしなくてよい、ゆったりな時間・・・・ これほど、ありがたいことは、なかった。 ふたりが出逢った養生園にも、再び出かける。 夏休みシーズンだったので、ふたりが共通に知ってる 常連仲間にも会えて、みなさんにさっそく報告をする・・・☆ 半年前には別々に来ていたふたりが、今度は「結婚しました」報告。 みんな、びっくりだった。共通の仲間たちがいて、 いっしょに祝福してもらえるありがたさも、この時しみじみ感じた。 ふたりだけで過ごせる時間は、たーーっぷりあったので、 私たちの今後の話も、ぽつりぽつり、した。 結婚する前にも、ちらっと話は聞いていたのだが、 ぶちには以前からずっと、やりたいことがある、と言う。 いずれ、先生をやめ、「ヒーリングの仕事」を本業にしたい、のだと。 その当時、ぶちは39歳。私は28歳。 お互い、長男長女で、性格的にも、まさに、のんびりおぼっちゃん、 おじょうちゃん。金銭的にも無頓着なほうで、ふたりとも、 ある程度の長い年月、働いていたにもかかわらず、 資金にできるような貯金は、ほとんどなかった。 これから新しい仕事を始めるなら、ある程度、資金が必要。 さてさて、それは、どうするのか・・・? まずは、金銭面のことが、気にかかる。 ぶちいわく、「45歳になれば、早期退職の制度が使える」という。 45歳までといったら、あと6年・・・?! 案外、そんなに年数がないのね・・?!動揺する私。 というのも私は、「ヒーリングの仕事」と言われても、 はたして、どんな仕事なのか、 どうやったら、仕事としてやっていけるのか、 そもそも、生活が成り立ってゆくのか・・・?! いったい全体、なにひとつ、分からなかった。 私のあたまの中は、まっしろ!!だった。 ひとつひとつ、勉強して、ひとつひとつ、調べて、 ひとつひとつ、準備していったら・・・・・ 6年なんて、あっという間なんだろうなぁ!!!と思った。 結婚前に聞いたときは、半ば冗談ぐらいにしか受け取って いなかったけど、いよいよ、現実のものとして、 自分の目の前にどーん!と置かれた感じ。 新婚気分もすっかり飛んで、初めて、事の重大さに気づいたのだった。 でもまだ、6年あるから。そう、6年あるんだから、 ひとつひとつ、整理してゆけば、きっと大丈夫・・・・☆ そんなある日の夜、こんな夢をみた。 私がひとり、急な坂道をのぼろうとしている。 ・・・と、目の前に、ふたりの天使さんが、現れた。 ふたりの天使さんが道をふさいでいる感じで、私はそこを通れない。 ふと何気なく、ひとりの天使さんを選んで、抱きあげると、 もうひとりの天使さんが、すっと消えて・・・・ 目の前に、広い坂道が広がった。 急な坂道だったけど、私は天使さんを胸に、 その坂道を、一歩、また一歩と、のぼってゆく。 そんな夢だった。 起きたあとすぐ、その2人の天使さんの象徴していることが、 私には分かった。自分のこころのなかで、 まさにその当時、揺れ動いていたこと、だったから・・・ 「今ここある、社会的にも経済的にも、安定が保証された生活」か。 それとも、「まったく未知の世界。先は見えないけれど、本当にすすみたい道☆」か。 そのふたつ、だということ。 まだ、どんなものかもよく分かっていない、ヒーリングの仕事。 たとえ軌道に乗ったとしても、学校の先生という、公務員の安定さから比べたら、 やはり、最初のうちは、同じようなことは望めないだろうということは、 世間的にかなり疎い私にも、予測がついた。 もちろん、両者を得ることを、否定しているわけではない。 ただ、今は、「両方を抱えて進むことはできないよ」 「いちど、ひとつを手放して」というメッセージだと感じた。 でも、夢にあらわれていたように、どちらかひとつを選んだならば、 道はひらけ、ちょっぴり坂道だけど、一歩一歩、歩んでゆけるよ・・・☆ 腕に抱えていた天使さんが象徴するように、サポートもあるよ☆という ことかなと、はげみになるサインでもあった。 一時期、事の重みに、気持ちがあれこれ揺れ動いたものの、 ゆったりした夏の休暇の1ヶ月もおわり、 9月、ぶちの勤める学校の新学期もスタートすると・・・・ 毎朝、5時起きで、せっせとお弁当&朝食づくり、 7時には、ぶちを見送りし、 慣れない家事を、あれこれこなす・・・ という新生活のほうに、気をとられて、 すっかりそのことは、頭から抜けてしまった。 まぁ、まだ先のことだから、 というのが私の心の中にあったのかもしれない。 その時期が6年先どころか、早々にやってくるなんて、 その時は、思いもしなかったから・・・ (続く) ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ~ ☆ ~ ☆ ~ ~ ☆ ~ ☆ ~ 夫とともに発行している「なまけもの読書会のメルマガ」 バックナンバー&メルマガ登録はこちらからどうぞ♪ なまけもの読書会HPと連動して、スピリチュアルな話題、 イベント情報をお届けします。精神世界、癒し、 ヒーリング、のんきな人生等もりだくさん ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ~ ☆ ~ ☆ ~ ~ ☆ ~ ☆ ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2011.09.28 15:01:52
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