自然のリズムとともに　ゆったりと・・・☆

そう思えたら、すこし、またすこし、感覚が楽になってきました。

朦朧としつつも、だいじょうぶ、だいじょうぶ、って感覚になってきて。



思いっきり泣いて、気持ちもひと段落。

おなかのほうも　すっかり落ちついてきて、

また慎重に　トイレから出ました。



トイレからて、目の前にあった　鏡をのぞくと、

サウナから出てきたばかりのような、頭が汗で　ぐしゃっとぬれた　自分がいました。

両手で頭を抱えていたので、髪がぐっしゃぐしゃ。



でも、ふーーーっ　深呼吸をするのが精いっぱい。

髪を直す気力などなく、そのまま　壁をつたって、

いっぽいっぽ　トイレの外へ。

すると、非常事態におろおろ・・・の　男性の係の方がふたり、

待っていてくださいました。どう声をかけていいやら。。。

という感じで、「あ。。。う。。。」という声が聞こえました。



・・・と、そこへ　女性の係の方が　さっそうとこちらへ来る姿が。

うすぼんやりしか見えないのですが、

おろおろした男性の係の方と、どっしり　しっかりとした女性の方と。

その差が歴然として分かりました。



こういうとき、女性の方って　こころづよいなぁ

しみじみそう感じました。



女性の方が車いすで、空き部屋へと運んでくださって。

もういちど夫に電話するも、もう仕事が始まっていたらしく、

「タクシーでここまで帰っておいで。そしたら降りてゆくから、

タクシーの方に携帯借りて、電話ちょうだい」って。

声を聞いただけで、かなり安心してる私がいましたが、ちょっぴり心細くもありました。



この状態で、ひとりでタクシーに乗れるかなぁって。

それで、友だちの電話番号も聞いて、友だちにも電話したのですが、

お仕事中か、電話に出られず・・・

税務署の係の女性の方も、てんてこまいのお仕事の中、

介護してくださっているんだな　というのも感じて。

こういうとき、家族や近しい友だちって、心強いよなぁってしみじみ感じました。



係の方が持ってきてくださった　お水を、ひたすら　がぶがぶ飲んでいました。

びっしょり汗かいたので、水がのみたくて、のみたくて。

係の方が向こうへ行かれると、また　わんわん泣いたりしながら、過ごしていました。

２０～３０分　そこにいたら、だいぶ状態が落ち着いてきました。



係の方がまた戻ってきてくださって、タクシーを呼んでくださいました。

ちょっぴり心細かったけれど、この多忙な中、税務署の方ができる範囲は

ここまでなんだ、ということも分かったし、たくさん出た汗が急に冷えて、

今度は　寒くて寒くて、身体がガタガタしてきて・・

このままじゃ冷えちゃう！と思ったので、

タクシーに乗る決心をしました。

係の方は、最後の最後まで・・・タクシーに乗るまで親切に、

車いすで連れていってくださいました。



「本当にお忙しい中を、ありがとうございました。

　女性の方がいらしてくださって、本当にこころづよかったです！」

とお礼をお伝えして、タクシーに乗りました。



タクシーの運転手さんが　女性の方で、またほっと安心しました。

きっと税務署の方が、配慮してくださって、女性の方を呼んでくださったのですね・・・

無事、夫のいるお店の下まで　たどり着くことができました。

小銭しか持ってなかったので、２階のお店まで行き、

夫からタクシー代を受け取って、運転手さんへ。



そこからは　ゆっくり歩いて、自宅へ戻りました。



自宅へ戻ると、芯まで冷え切ってしまったような　あまりのからだの冷えに、

お風呂に入りたい　と思い、すぐに　お風呂をわかしました。

この状態で、お風呂・・だいじょうぶ？と思いながらも　

お風呂に入らないことには、セーターまでぐっしょり汗にぬれて、

冷え切ったの身体は、どうしょもないと感じ、

お風呂に入る準備をゆっくり　ゆっくり・・・



あと３０分ぐらいで　息子ちゃんが帰ってくる、という時間だったので、

普段絶対にしないのですが、玄関のカギをあけたまま、お風呂に入ることにしました。

脱衣所には、電話の子機を持ってきて、万が一にも備えて。



お風呂は、腰までつかりました。冷え切っていたからだが、だんだんゆるんできました。

ときおり、だいじょうぶ？って　自分のからだに確認しながら・・・

あったまったあとも、慎重に慎重に　ゆっくり立ち上がり、ゆっくり出ました。

大丈夫でした。


そのあとは、やっぱり電話の子機と　お水を持って、お布団のところへ。

ちょうど敷きっぱなしだったお布団が、ほんとにほんとに　ありがたかったです。

するすると　お布団に入りました。

「あぁ・・・お家のおふとんって　なんて落ちつくんだろう・・・」

すっかり安心して、眠りにつきました。



３０分ほどして、息子ちゃんが帰ってきて、自分で部屋に入ってきましたが、

“おっかぁ、また寝てるわ～”　という感じで、まったく動じず。

（普段から、寝てること　あるもので・・（笑））

すぐに、遊びに出掛けてゆきました。



その日は、ひたすら寝て、水のんで、寝て、水飲んで、寝て・・・・

食べる気にはとうていならず、水だけのんで、とにかく寝ていました。

このところ、プチ断食しようかな～　と思ってたのが、思わぬ形で実現してしまいました。

早いうちから　ぐっすり寝たことで、翌朝にはずいぶん回復していました。



次の日、スピリチュアルTV に、出演予定だった　

Dolphinist Academy　の小田原彩子さんと打ち合わせがありました。

さっそく、税務署でのできごとをお話したら、イルカくんからのチャネリングメッセージくださって。



「ゆきさんは、エネルギーに敏感だし　素直だから、どんどん無理ができなく

　なってきていたんだね。昨日の税務署で、“ 一生懸命、やらなくっちゃ！！ ”

　というエネルギーが、全身からぜーーーんぶ　すっかり、出ていっちゃったよ。

　これからはますます、無理ができなくなるよ～」って。





そっかぁ・・・ぜーーんぶ　出ていっちゃったんだーーー

たしかに、全身から　ものすごいエネルギーが放出されていたものね。

それは、そういうわけだったんだ

タイムリーな　イルカくんからのメッセージに、心底納得でした。

私にとって、大きな大きなひと区切り、だったようです。



このところ、麻炭を　身体だけでなく、頭から塗ったり、

イルカエッセンスのんだり、ヘンプオイルでトリートメントしてみたり・・・

それと同時に、あれこれ心と身体のデトックスがあったのですが、

最後の最後、それも税務署にて、こんなことがあるとは・・！！

「人生、すべてネタになる」と思っている私ですが、

ほんと、ネタには尽きない人生です・・・（笑）



税務署で倒れて、家に帰ったあと、「そうだ！家で入力して、送付するという手もあった！」

と気づいて・・・今年初めて、自らパソコン入力 → 送付　という作業に成功しました♪

これでもう、あの混雑したシーズンに、税務署へ行かなくてすみそうです



せっかくの貴重な経験！！と　長々と書きつづってしまいましたが、

長文読んでくださったみなさん、ありがとうございました


（完）



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