【連載】「はっぴーチョー安産!までの道のり」 (9)断食での気づき
~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ (9)断食での気づき~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ 【連載】 「はっぴ~チョー安産!!までの道のり」 ☆はじめに☆ 連載・・・以前のものは、こちらです(※いちばん下から、古いもの順になっています。 お手数ですが、スクロールしてお読みください)~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ そんなとき、ふと通りかかった古本屋さんで目にした一冊の本に、救われる。「神経が図太くなる本」という名の一冊だった。いろんな思いが頭の中を駆け巡って、頭がおかしくなりそう。こんなことであれこれ悩んでる自分、堂々巡りをしてる自分は、いやだ!もっと、図太くなりたい!そんな私にぴったりのタイトルで、すぐに買って、帰りの電車の中、むさぼるように、読んだ。最初の詳しい説明は、かなり読み飛ばしてしまったけれど、本の終盤、「別人のように変るための決定的な手段~精神強化法・とっておきの四つの方法~」の項に紹介されていた、「断食」という言葉に、思わずこれだ!と思った。東洋で何千年の伝統をもつ断食。断食は“人間の自然の生命力にブレーキをかけている色々な因子をとり除く方法”であり、一定期間これをやれば、自然のままの生命力が百パーセント発揮され、断食で治らぬ病はない、と書かれていた。また、断食の実例として、小さなことに思いわずらったり悩んだりする性格が、断食によって、大胆で楽天的な人間になった、などどいう例もあげられていて・・・これってまさに私みたい!と感じたのだった。もうこれしかない!今しかない!と感じて、数週間後にせまった年末年始の休暇に、断食のできる寮の予約をとった。本に、断食終了の食事のとり方がとても大切で、自宅でやることは危険と書かれていたので、迷いなく入寮しようと思った。なんにも手付かずな日常だったのに、この時の行動はほんとうに早かったと思う。追い詰められて・・・もうこれしかない!の心境だった。断食寮の方のアドバイスどおり、事前に、徐々に食事を減らしていったので、思ったほどの空腹感はなかった。断食にも、すんなり入れた。1週間の休暇しかなかったので、断食後の補食も考慮して(※断食では、その後の補食がとても大切。)2日間のみの断食だったけれど、思いがけず、好転反応のようなものが色々あらわれた。胃がきゅーーっと痛くなって思わず寝込んでしまったり、脂汗のようなものがじんわり出て、悪寒を感じて、がたがたしたり。まる1日はほとんど横になっていた。胃にキタのは、自分でも、ものすごく合点がいった。普段から何かストレスがあると、胃がきゅーーっとしてたし、産婦人科に通っていた高校時代、拒食のあと必ず過食のような状態になり、食パンひと袋をががーーーっと一気に食べたりしていたのだった。するとそのあと、胃がぐーーっと痛んで、あぁ食べなきゃよかった、って必ず思ってたっけ。あぁ・・・胃にかなり負担かけてしまっていたんだな。わたしの胃さん、長年酷使しちゃってたんだね、ごめんね。。。という思いが、不思議と湧きあがってきたのだった。2日目も、体調はちょっと辛かったけど、「歩いたほうがいいですよ」という寮の方のアドバイスに、ぼーーっとしながらも、ゆっくりゆっくり外を歩いた。最初はきつかったけれど、冬の澄んだ空気の中、少し、また少し歩いてゆくうち、身体の感覚がだんだん楽になってゆくのを感じた。新鮮な空気が、身体の細胞にしみわたってゆくような・・・そんな感覚を感じた。そして3日目より、補食がはじまる。ほとんど重湯だけの食事だったが、食べることのありがたみを改めて感じた。重湯の味わいが、細胞のひとつひとつに、まさに、しみわたってゆくようだった。断食とともに、私にとって大きかったのは、断食寮での出会い、だった。同室のおばちゃんは、私の両親より上の年齢の方だった。なのに、鍼灸師としてモロッコの上流階級の方に仕えていたり、フランスで暮らしていたりという、海外経験豊富なおばちゃんは、とても斬新な考えをされていた。私はなぜかおばちゃんに、気づいたら、今までのことを洗いざらい話していた。その話を聞いて、そのおばちゃんがふっと言った言葉・・・「子供は親の持ち物ではない。フランスでは10代からもう大人の仲間入りとして、同等の扱いをされるのよ」と。子供の考えといえども尊重されるべき、というおばちゃんの考えは、ものすごく新鮮に感じた。と同時に、私自身が、もう親の意見を離れ、自分自身の人生を、自分の歩みであるき始めてゆく時なんだな、ということも改めて感じたのだった。また、寮には、私と同年代ぐらいの女性がひとり滞在していて、やはり、拒食と過食を繰り返しているという。たびたび、お母さんが様子を見にいらしていたのだけど、ある時、その親子のやりとりを聞いて、はっとした瞬間があった。療養中の娘さんにむかって、お母さんが厳しい口調で、「~しなさい!」「~しないとだめでしょ。」と、逐一、話しかけていて、その言葉を聞いて、娘さんが萎縮している姿をみたとき・・・のことだった。まさに、自分自身を見ているかのような、気持ちになった。自分では自分のこと、よく見えていなかったけれど、その親子のやりとりを見た瞬間、「これはおかしい!」と気づいたのだった。“親子関係”というものが、生き方、考え方にどうやら影響するらしい、というのを感じた、鮮明なできごとだった。1週間の断食~補食期間を経て、断食寮から出るころには、頭がすっきり、驚くほどクリアになっていた。おなかを空っぽにすると、頭もこんなにすっからかんになるんだ!!初めての感覚に、ものすごく新鮮な感動を覚えた。だって、断食寮に来る直前までの私は、いろんな悩みや思いで、頭がぐるぐる・・・その考えを追い払おう、追い払おうとしても、常にまたやってくる感じで・・・目がまわりそう、だったのだから。すこしばかり痩せて、身体にちょっとふらつく感覚はありつつも、全身の細胞、そして頭のなかがすっきり澄みわたって、しゃきーーんと通るような感覚・・・それはほんとうに初めての感覚で、まるで生まれ変わったような、そんな感覚すら感じた。帰り道、ホームから階段をかけあがるとき、ちょっぴりよろっとしながらも、嬉しさがこみあげてとまらなくて・・・・にやにや笑いながら、階段を2段抜かしで駆け上がっていた私は、はたから見たら、とてもも変だったかもしれない。今でもあの爽快感は、はっきり思い出せるほど、印象的だった。(続)~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~ りらくぜーしょんるーむAnela(あーねら) ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~ 完全ご予約制につき、お電話(046-227-1075)または メールフォームにて、ご予約&お問い合わせ お願いいたします。 ☆最寄駅☆ 小田急線本厚木駅より徒歩7分(地図はこちら) ☆営業時間☆ 10:00~20:00(火曜休) 駐車場もあります。 ☆ホームページ☆ こちらをご覧ください~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~ゆきのアート関係のページ(オーダーアート、原画・えはがき、わくわくカード) わたしたちのお店 あーねらにも常時、原画をたくさん飾っています。 よかったら、遊びにいらしてくださいね。 ゆきの個人セッション カウンセリング・タロット (恋愛・パートナーシップ、セクシャリティー、親子関係、人生の転機 etc) ヘンプオイルトリートメント、デトックス(プハン&ヘンプ)トリートメント女性のためのからだの講座 (随時開催中♪ お気軽にお問い合わせください)~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~ ★2月4日(火)、18日(火)なよたけさんでのセッション★ 13時~16時 滞在しています。 カウンセリング・タロット わくわくインスピレーションカードのセッション 各30分:3000円 60分:5000円 (延長ご希望の場合10分1000円) ※喫茶店につき、必ずワンドリンク以上のオーダーをお願いいたします。 ※ご予約もできます。こちらのフォームより メッセージください☆ (お手数ですが、「なよたけセッション○○希望」と ご希望のセッション名と日時をお知らせください)