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テーマ:映画から何かがはじまる(571)
カテゴリ:ショート・ショート
去年、ブログを初めて少したった頃にご紹介した
映画「コンドル」。 これが、カ行のお勧め映画です。 以前の記事を少し手直しして、ご紹介したいと 思います。 「コンドル」 1975年 アメリカ 監督 シドニー・ポラック 「追憶」「ザ・ファーム/法律事務所」 出演 ロバート・レッドフォード、フェイ・ダナウェイ他 あらすじ ↓ CIAの諜報員、コードネーム コンドル(ロバレフォ)は、 正体を隠し、傍目から見ると本屋のような事務所 で働いていた、店にいるのは全て仲間。 ある日、仲間と自分のランチを用意するため、コンドルは 裏口から出かける。 そして、戻ってきた彼が目にしたものは・・・ ---ショート・ショート コンドルが鳴く 初めてこの映画を見たときの事を 今でも鮮明に覚えている。 昨日お話した、アパートメントから平屋造りの 一軒家へ念願のお引越しをしてから、 数年経っていた頃。 小学校5、6年生くらいだったと思う。 その日は父の給料日か何かで、父の帰りを待ってから 遅めの夕食、待望の寿司の日だった。 そんな訳で、母、兄、姉、私は 早くも心はいくら、 トロに囚われ、たらふく食ってやる~などと ライバル心をむき出しにし、父の帰りを待っていた。 しかし、時は無情に流れ、父の帰宅よりも先に 洋画劇場は始まってしまった。 私は1人テレビを見つめた。 それが、いけなかった・・・・ 途中でやめられなくなってしまったのだ。 初めて真剣に見るロバレフォの美しいこと~ そのロバレフォが、事件に巻き込まれている・・ これは、大変なことだ! ストーリは、1秒たりとも目が離せない。 この頃は、ビデオデッキなどそれほど普及しておらず、 見た者勝ちの時代。 これを見逃すと、続きはいつになるか皆目検討が つかない。 そして、父が帰って来たのは・・・・ トイレにも行けない程の展開の時。 ひとり、テレビにかじりつく私にむかって、家族は 「じゃ、箱折でも買ってくるから・・・」と言い残し トロの待つ寿司屋へ。 後ろ髪ひかれる想いというのは、こういうことを いうのだろう。少しだけお利口さんになった 気分とは裏腹に、腹の虫がトロを欲し鳴いていた。 獲物を狙うコンドルのように・・・・・ 食いしん坊の小学生の寿司を諦めさせるほど、 面白かったサスペンス映画。 お勧め度高しです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.11.25 16:12:52
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