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テーマ:映画から何かがはじまる(571)
カテゴリ:ショート・ショート
悩みに悩んだサ行~
「ジョイ・ラック・クラブ」「幸せになるためのイタリア語講座」 「SWEET SIXTEEN」などなど、良作が多い中、 最終的に悩んだ末、 「戦場のピアニスト」を1周年記念のサ行に。 あらすじ、感想は↑クリックしてね。 2002年フランス/ドイツ/ポーランド/イギリス 監督 ロマン・ポランスキー 出演 エイドリアン・ブロディ他 音楽が素晴らしい映画というのは、いつまでも 音色と共に、ストーリーまでもが心に残る。 あの旋律の時に、彼が振り向いた、彼女が微笑んだ~ というように、シーンを鮮やかに彩らせる魔法 のような感じだ。 ---ショート・ショート--- ショパン ノクターン 遺作 マシューが、ショパンの音楽に感動したのは、 この映画がきっかけだった。 小学校5年生の頃だったと思う。 ちょっとだけネタバレあり↓ 映画を観た後に、どこが一番、心に残っているか? という私の問いかけに、マシューは 「じゃがいも・・・」と答えた。 映画の中で、食べるものがなくなった主人公が 隠れ家の台所で、芽が出てしまったジャガイモを しばし見つめるシーンがある・・ この映画を見た後、しばらくはジャガイモを 見ると、あの切ない主人公の気持ちが痛いほど 思い出されて、辛かったそうだ。 なので、マシューの記憶の連鎖というと ショパン=戦場のピアニスト=ジャガイモ という感じだ。 ネタバレ終わり そして、ナターシャはというと・・ 実は、彼女は幼稚園の年中の頃からピアノを 中学生の後半まで習っていた。 本人曰く、ピアノ歴10年とは思えぬ腕だそうだ・・ この映画でノクターン、遺作のショパンの美しき 曲に魅せられ、中学生の頃、発表会で是非とも この曲を弾きたい・・・と先生にお願いしたらしい? が・・・しかし、この曲は指の連動する動き(トリル) が非常に難しいので、「まだ無理?」的な返答を もらい、同じくショパンのマズルカという曲を発表会 で弾くこととなった。 2年前の発表会のビデオをつい最近、再見していた ナターシャ・・・ おもむろに、叫んだ。 「才能ねぇぇぇ~~~ やっぱり、ピアノは私に向いていなかった。」 ナターシャの記憶の連鎖 ショパン=戦場のピアニスト=挫折 今は、ヴァイオリンと二胡のチューニングのみに 使用されているピアノの音色が 切ない響きで、部屋にこだまする・・・・ 戦場のピアニスト 予告編←you tube でどうぞ! ショパンのノクターンも少し聴けます。 The End お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.11.25 22:21:07
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