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テーマ:映画から何かがはじまる(571)
カテゴリ:ショート・ショート
意外にも、あるようであんまりないマ行。
佳作ぞろいという感じの中から、選んだものはこちら↓ メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬 あらすじ、感想は ↑ クリックしてね。 2005年 アメリカ/フランス 監督 トミー・リー・ジョーンズ 出演 トミー・リー・ジョーンズ、バリー・ペッパー他 ---ショート・ショート--- 腰が抜ける話 母方の祖母から聞いた話。 祖母の若い頃の体験談。 田舎の農村、代々女系家族の祖母の家では、 お婿さんをとって、農家を次ぐということが 多かったらしい。 どなたが亡くなったかは、忘れてしまったが、 祖母の叔母さんか親戚の婿入り した旦那様が心臓発作で亡くなったらしい。 年齢は50代くらいだったろうか・・ お通夜を経て、葬式の儀式が始まっていたとき、 お坊さんの声に、何かの声が重なったという。 最初のうちは、皆、怪訝に思いながらも 聞かなかったふりをしていたらしいが、 しだいに声は大きく、呻くような響きに 変わり、皆の視線は棺おけに・・ 次の瞬間、いきなり棺おけの扉が開き、 というか、飛ばされた。 そして中から上半身をおこした仏さんが・・ 「まんず、腰が抜けるかと思ったぁ~」 ↑うる覚えの東北弁。 仏さんは、どうやら仮死状態だったようだ。 三途の河を渡らずに、この世に戻ってきた らしい。 しかし、実際にその現場を目撃した親戚の 中には、本当に腰を抜かした人もいたらしい。 埋葬前で本当に良かった・・・ The End お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.11.28 21:14:22
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