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テーマ:DVD映画鑑賞(14217)
カテゴリ:まあまあかな?系の映画
かなりショッキング、撃沈すること間違いなし。
これは、物凄いです。あんまりお勧めできませんが、 実際には、こういう虐待に苦しんでいる人が存在 するという事を考えると、観ても良いかも。 「素肌の涙」 1998年 イギリス 監督 ティム・ロス 出演 ティルダ・スウィントン他 あらすじ ↓ ティム・ロスの初監督作品。 両親とともに、ロンドンからデヴォンの田舎町に 越してきた15歳のトムと18歳の姉ジェシー。 2人は、仲の良い姉弟だった。そんなある日、 母親とのショッピングから帰宅したトムは、 父と姉の恐るべき秘密を見てしまう。 yahoo映画より抜粋 感想 ややネタバレあり↓ リンク先のMiching Mallechoさんがお勧めしていたので、 覚悟を必要とする題材ですが、観てみました。 映像は、最初っから暗い。景色は寒そうだし、 なんだか仮面家族のような冷たい関係をも 感じさせる4人家族のお話。すぐに赤ちゃんが 産まれて、5人家族になりますが~ 15歳の息子の目を通して、家族の秘密のベールが 徐々に、はだけていく感じ。 映画の解説では、近親○○を題材にと言っていますが、 私が観た感じでは、虐待に近いと思いました。 悪いことをしていると感じていたとしても、 被害者の子どもは、なかなか親に抵抗できないもの。 自分を救うためと、そんな親からも逃れられない 立場だと、その状況を少しでも受け入れるために こんな親父でも、愛しているかも? と考えてしまうのでは、ないか? 恐ろしいけれど、悪循環の仕組み・・ それを打破してくれるのは、家族の中で一番 ピュアに慕ってくれる弟・・ 同じ男として、親父がいかに獣かが痛いほど わかる・・・ そういう感覚で観ると、レビューが散々な映画 ですが、訴えかけたいことが見えてくるような 気がしました。 でも、やっぱりかなりの覚悟が必要。 私・・深~い海底に撃沈したような気分です。 でも、実際にこういうことが世界のいたるところで おきているってことが、撃沈気分に拍車をかけます・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.12.11 01:35:36
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