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テーマ:TVで観た映画(3917)
カテゴリ:まあまあかな?系の映画
少し前に紹介した「ルイーズに訪れた恋は・・・」で、ローラ・リニーのチョイファンに
なったため、気になっていた映画をWOWOWで鑑賞。 「イカとクジラ」 2005年 アメリカ 監督 ノア・バームバック 出演 ジェフ・ダニエルズ、ローラ・リニーほか あらすじ ↓ かつては人気作家だったが今は落ち目のバーナード(ジェフ・ダニエルズ)と 新進気鋭の作家ジョアン(ローラ・リニー)の夫婦は離婚を決意した。 そのため、2人の子どもで、16歳のウォルト(ジェス・アイゼンバーグ)と12歳のフランク (オーウェン・クライン)は、父親と母親の家を行き来するややこしい生活を余儀なくされる。 感想 ↓ タイトルになっている「イカとクジラ」とは、米自然史博物館にある巨大ジオラマ 「イカとクジラの格闘」から来ている。と、同時に両親のねちっこい争い、 少年たちのひわいな行動、妄想など色々と絡んでいる感じだ。 まず、見ていてかなりビターなのは、なによりも自分中心な ”馬鹿っ親”の存在。 夫婦仲が決裂したとしても、子どもたちには最善の生活を考えてあげなく てはいけないだろうよ・・それが産んだ親としての責任じゃないの?みたいな・・ 日替わりランチじゃあるまいし、月水金は母親の日なので母の家で過ごし~他の日は父親・・ エゴとして、子どもを養育している感覚、子どもたちにとっては最悪のシチュエーションだろう。 浮気もので、いつもテンパッテいるような母親、 インテリかぶれで実質を見ようとしない超頑固な父親。 ひずみは、確実に少年たちの心を蝕む・・・ 父親の思考の受け売りの長男は頭でっかちな少年に育ってしまい、 真の自分の姿を模索する~ 一見キュートな母親大好きな次男は超キテレツな行動をとる・・ ふぅ・・なんだか辛らつすぎるストーリーだった。 親の視線から見たとしても、子どもの頃の気持ちに戻って見たとしても~ 夫婦、我慢してまで一緒にいる必要はないとは思うが・・ 確実に大きな爪で子どもの心を引っ掻き回すものなんだなと~ため息まじりの感想。 今回のローラさんは、なんだか魅力的ではなかった。旦那を声高らかにあざけ笑って しまうあたり・・怖いほどの圧力感。 映画によってかなり印象がちがう。さすがだな・・ それなりに考えさせられるので、気になる方はどうぞ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.04.10 16:04:33
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