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2008.11.23
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音符本日飛ばしてます。二回目の更新です~

 
 かちんこ「シルク」
 2007年 カナダ/フランス/イタリア/イギリス/日本
 監督 フランソワ・ジラール
 出演 キーラ・ナイトレイほか
  

 あらすじ ↓
 
 1860年代のフランス。蚕の疫病が発生したため、軍人のエルヴェ(マイケル・ピット)は美しい妻
 エレーヌ(キーラ・ナイトレイ)を残して、日本へと旅立つ。
 幕末の日本に到着したエルヴェは蚕業者の原(役所広司)が連れていた“絹”のように
 白い肌の少女(芦名星)と出会う。
 以来、エルヴェは少女が頭から離れなくなってしまう・・・
 
 感想 ↓
 やや酷評気味なので、あしからず・・
 「レッド・バイオリン」の監督ということで期待して見たけれど~

 音符これはMTV系の映像重視の音楽ビデオのような出来です。

 まず、深みがありません。表面的に美しいだけのような気が・・

 不倫には理由など必要ないのかもしれないけれど~
 多少なりとも共感できる部分があれば・・感情移入出来るのですが~
 
 「あっ、この状況なら私も人の道を外れちゃうかも?」 とか・・
 「同時に二人愛することって可能なのかも・・」  とか・・
 
 そういう風に思わせる何かが欠けていたように感じました。

 マイケル・ピットはもっと良い役者か?と思っていたけれど~
 
 なんだかイマイチでした。蚕を飼うのは大変です。子どもの頃父方の親戚が
 養蚕をしていたので、見たことがありますがあの芋虫のような虫から美しい絹が
 とれるだなんて・・ということを知ったときは本当に子ども心に驚いたものです。
 
 なので、この映画で語られている素晴らしい絹を得るために、遠い異国の地まで
 はるばると出向くというような大掛かりな旅・・の部分では気持ちがよく伝わりましたが
 それ以外はね~命を賭けるほどの旅の合間の恋愛部分は、どうも伝わってこなかった
 かな・・・

 龍一さんのピアノの旋律、ジョシュア・ベルのヴァイオリンの響きのみが美しい
 映画でした。非常に残念です。






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最終更新日  2008.11.23 18:07:43
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