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テーマ:最近観た映画。(40094)
カテゴリ:フランス映画
この映画一度途中から10分間位観た事はあったが、観たい,観たいと思いながらやっと夕べのBSで観れた。 不思議な映画だった。 両親ともちょっと変わっていて、心臓病だと思われ学校にも行かず友達もなく、空想好きな少女時代を過ごしたアメリ。大人になり古いアパルトマンで一人暮しをするようになり、モンマルトルの”ドゥ・ムーラン”というカフェで働くようになる。いまだに空想好きに変わりはない。 ある日、スピード写真のブースの下を一生懸命探し物をしている、不思議な青年ニノに出会ったアメリ。彼は捨てられた写真を拾い集めてアルバムにしていた。ニノに一目ぼれしたアメリは何とか彼に近づこうと考える。 アパルトマンの住人も、カフェのお客も少々変わった人達がいっぱい出てきて、おまけにアメリの空想はエスカレートして、一目ぼれした相手もちょっと風変わり。 いたずらもかわいいものから、空想癖がこうじてちょっとやり過ぎじゃないかと思うものまで幅広い。 この映画がものすごく受けた理由ってなんだろう?他人と接する事が苦手な人がいっぱいいて、アメリになった気分で自分も人をちょっと幸せにしたり、自分も幸せな気分になれたのだろうか。 子供の頃、飼っていた金魚が自殺未遂したところが笑えた。小人の人形が、世界中旅した風に写真が送られてくるところなんて発想が面白い。パパの顔…不思議で不思議でたまらないって… オドレイ・トトウは『あいしてる・あいしてない・・』の方を先に観ていたのだが、あれもとんでもない空想癖のある変人ストーカーの話しだけど、『アメリ』もちょっと間違えば危ない感じ。 パリの街並みやアメリの部屋とか服装とかの感じがとってもステキ。この雰囲気だけでも観ていて飽きなかった。アコーディオンの奏でる音楽もフランス・パリって感じでいいじゃないですか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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