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カテゴリ:本
越前敏弥 訳
文庫になってからでいいと思って一昨日読み終えました。 読み始めたら一気でした。 面白かったですよ。 近年キリスト教に関連したいろんな資料の発見、ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の修復作業が終えて噴出した謎などから、キリストやダ・ヴィンチの見方も変化しているようです。そこから生まれた小説です。 映画化されて又一段と話題となっていますが、なるほどこれだと敬虔なキリスト教信者にとってはショッキングな内容でしょうね。 でも、信者でないものからすればというか私は元々 キリスト=神様 とは思ってないので(人間でしょ)ネタバレと言うか多くで報道されているのでほとんどの人は知っていると思いますが、キリストが結婚していたとか、実は子供がいた、と言っても不思議じゃないし有り得る話なので興味を持ちました。その後の家系を守るとかその子孫がもし今も密かに暮らしていたら、と考えるとゾクゾクしてきますね。信者の方にとってはとんでもない話でしょうが。 シオン修道会とかテンプル騎士団、マグダラのマリア、ダ・ヴィンチ自身についてももっと知りたくなりました。 あくまでもフィクションとして楽しんだのですが、ひょっとして少しの真実も含まれているのかもしれないと思って読むと、浪漫がいっぱいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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