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テーマ:映画レビュー(894)
カテゴリ:フランス映画
パリの街を舞台に繰り広げられる、18編からなるオムニバス・ムービー。 つまり、パリ18区でそれぞれのドラマが起こる。一話が5分程で完結するので好き嫌いが分かれそうな作品ですが、私は好きでした。 その中で特にいくつか好みものをあげると、客室乗務員の愛人がいる主人公が妻に別れ話を切り出そうと思った時、妻から思いもよらぬ告白をされるストーリー。 セーヌ河岸、ナンパしていた時に見かけた明らかに異国出身の女性。その彼女に惹かれて、彼女を追いかけていく話。 ナタリー・ポートマンの、盲目の青年と恋に落ちる舞台女優を夢見る女性の話。 ジーナ・ローランズとベン・ギャザラの夫婦の別れ話は、一見カラッとしているがちょっと切なくて、そこでさりげない言葉をかけるバーのオーナーが気が利いてて一番味わい深いかも。 この映画で起きる出来事は世界中のどこにでも起こるような事なのだけど、パリという街を舞台にすると、映画にしなけりゃもったいない、と思えるような雰囲気にしてしまうのです。 個人的好みで言えば、「セーヌ河岸」に出ていた青年の役の子、好きです。 PARIS, JE T'AIM 2006年 フランス/ドイツ/リヒテンシュタイン/スイス 監督:ヴァン・サント、ジョエル&イーサン・コーエン、キュアロン・ウォルター、他 出演:ジーナ・ローランズ、ベン・ギャザラ、ナタリー・ポートマン、ジュリエット・ビノシュ、スティーヴ・ブシェミ、ウィリアム・デフォー、イライジャ・ウッド 他 DVD お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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