カテゴリ:ACの記憶
チオノドグサ
NHKあさイチを見ながら、またACの古傷がズキズキです。 「子供の小学校のため」に避難所から、取り壊し予定が取り止められた古いマンションにお引越された被災者のご一家のご両親の決断にウルウルしてしまいました。 一方わたくし野いばら姫は、転勤族で社宅住まいが多かったのですが、 その社宅は大抵学区のはずれ、 道の向こうは隣の学区というような、小学生には過酷な立地条件… 賃料が安く済むんでしょうね。 両親が祖父宅の隣に新築した一軒家に住んだのは、転勤の分断をトータルしても一年間程で、また転勤で高校は越境通学でした。 片道二時間はやや虚弱な野いばら姫には大変でした。 後に社宅同窓会の話題で洩れ聞いたのは、出世レースを放棄して子供の成長を優先させたいくつかのご家族の話。 「転勤拒否」でした。 転勤の弊害は転校だけではありませんでした。 適切な医療機関が見つからず、風邪をこじらせ肺炎になったこと2回、結核の疑いも長引きました。 体調から登校出来なくなり、回復しても不安定でした。 そして白雪姫(母)の口から「不登校(当時は登校拒否といわれましたが)についてサポートの申し出があったんだけど、もちろん断ったわ。」 … それが、多分アスペ王子やポニョの診断を告げた時の 「私を障害者の祖母にしようなんて、認めないわよ。」 という発言につながるんでしょう。 子供へのサポートより、自分のプライドが優先なんですね。 古い着物や雛人形を自分で始末できずに私に押し付けて、自分は満足な白雪姫です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ACの記憶] カテゴリの最新記事
|
|