名古屋 割烹 安兵衛 3代目の飲み喰い日記

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• 土 米 水　～鳥取 田中農場～

  ＤＶＤです。知多繁さんに置いてあったのを借りてきました。前回、持って行くのを忘れてしまって・・・　そろそろ返さねば・・・田中農場は諏訪泉からその名もずばり「田中農場」と言うお酒が出ていますが、農場の名前でブランドになるほどのこだわりの米を作っている農場です。このＤＶＤは田中農場で使っている農業機械（トラクターとか）のメーカーさんが造ったそうです。見てみると、諏訪泉や神亀などのお酒もチラッと出てきますし、お米に対するこだわりも伝わっては来るのですが、なんと言ってもスポンサーさまが機械メーカーさんですから、その機械の紹介がたくさん出てきます。個人の米作りが完全に行き詰っている日本の農業の中で、これから増えていくであろう会社組織としての米作り。その先駆けのモデル事業ような田中農場のあり方ですが、米を造るのにこれほど多くの機械を使うとは知りませんでした。ちょっと勉強になるＤＶＤです。お近くの諏訪泉取扱店に聞いてみれば貸してくれるかもしれませんよ。◆昨日の晩酌　土佐金蔵純米酒

  2006.11.11

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• 神亀　純米吟醸生　春の香り　１１ＢＹ

  「酒のさいとう」さんでお酒を買ったら、おまけに付けて下さった神亀の３００ｍｌ瓶です。飲んだことの無いお酒をもらうくらい嬉しいことは無いです。ありがとうございます。こんな瓶の神亀はじめて見ました。ぼけてしまって見えませんが瓶の柄の右端に「春の香り」とあります。純米吟醸　生酒との表記はありますが、製造年月は見当たらず。さいとうさんが付けて下さった紙に２０００年の純吟生です、とありました。４３℃でお試しくださいとありましたので、昨日日記に書いた志野のお猪口に１杯分冷やで取り、後はお燗してみます。これはやはり燗に軍配が上がりますね。究極のまろやかさ。大きく柔らかでまったくとがったところの無い、なんとも心地よい液体が舌の上から喉に滑り落ちていきます。私の好きなタイプの古酒ではありませんが、これほどのまろやかさを好まない人などいないでしょうと言い切ってしまえるほどのふくよかでまろやか。ただ、欠点も若干ありまして、ほんのわずかですがいやなヒネを感じることと、キャップの内側がカビていたこと。この２つは関係があるのかな？◆昨日の晩酌　神亀　純米吟醸生　春の香り１１ＢＹ、エビス生

  2006.11.10

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• 

  土佐金蔵　あけぼの純米酒

  特定名称 - 純米酒原料米 - あけぼの精米歩合 - ６５％アルコール分 - １５～１６度日本酒度 - ＋５酸度 - １．５甘辛 - 辛口１８００ｍｌで、２１００円の純米酒です。まだ冷やでチラッと飲んだだけですが、これは好きなタイプ。辛口でキレがよく、上品な吟醸の香りなんて無し。ぐいぐいとあおれる呑み助にぴったりのお酒です。（予算的にもね）１０月２９日の日記に書いた「豊の梅　純米吟醸　吟の夢」と同じ、高知県の高木酒造さんの銘柄です。豊の梅は開栓してから次第に味が伸びていくお酒でしたので、このお酒も楽しみです。そういえば先日ご一緒したＫさんに聞いたのですが、ここの酒蔵さん高木酒造って言う名前が名前ですので、たまに十四代ください、どうすれば買えますか、みたいな電話がかかってくるそうです。電話する前にどこの県のお酒かくらいは調べましょうね　(~_~;)とりあえず１日目の冷やは、ちょっと岐阜の三千盛を思わせるすっきり辛口だけど結構奥行きもあるぞ、見たいな感想でした。次はお燗だな。◆作日の晩酌　土佐金蔵純米　

  2006.11.07

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• 海の中の季節も？？？

  今日の仕入れの三河産　2匹で６．５ｋｇのトラ河豚なんですが、もちろん2匹とも釣りモノで３ｋｇＵＰですからモノは超最高なんです。その河豚を先ほど下ろしてみたところ、こんなに大きな白子が入っていてビックリ！今の時期は、右のくらいかもう少し大きいくらいが普通です。左のこの大きさは年末以降の河豚に入ってくる白子ですね。同じあたりで揚がった河豚でこれだけ違うってことは、海の中の季節も異常気象で河豚も混乱しているのでしょうか。10月は100年以上の観測史上で3番目の気温の高さだったと言いますし、鍋物屋としては先が思いやられる冬になりそうです。まあこの白子は、一応幸先良しってことで、いい方に考えておくとしましょう。普通これだけの白子が入っていれば、ただでさえ高級な河豚が、さらにお高い河豚になりますからね。ちなみにこの世界最高レベルに美味しい河豚を使ったコースはただいま15000円です。激安です。11月半ばくらいまではこれで行けると思いますが、それを過ぎるとどんどん高くなると思います。一番高くなると30000円を超えることもあります。河豚の相場が安いときには出来るだけ安く食べて頂こうということでの時価制ですので、とっつきにくいかもしれませんが、ご勘弁願います。◆今日の晩酌　今日は休肝日です。

  2006.11.02

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• 観劇とシャンパーニュ

  今日は友人におすすめいただいた演劇「マクベス」を観に行って来ました。場所：愛知芸術文化劇場小ホール題目：「マクベス」原作：W・シェークスピア翻訳・脚色・演出：服部廉演出補：岡田一彦主催：R-シアターチケット：大人４，０００円（前売３，５００円）　　　　　高校生以下２，５００円日時指定、全席自由見に行くことに関しては、友人にＴＥＬで誘ってもらったときから前向き。でも、マクベスってどんな話だっけ？？？　と、学の無さを露呈。ダッシュで図書館に向かい借りてきました。普段はあまり本を読まない嫁さんも久しぶりの読書。ストーリーは、魔女のささやきに誘われ、王を殺し、王位についたマクベス将軍が、先王の息子に滅ぼされるまでを描いた物語って感じです。先に本を読んでいたおかげで登場人物の劇中における立場が分りやすく、より楽しむことが出来た気がします。始まると舞台の中だけでなく、観客席中央の目の前のスペースまで使って劇が進んでいきます。役者さんが手を伸ばせば届くところまで来るので、スゴイ迫力です。皆さんよく声が出てましたしね。長台詞のイッキ読みも「おお～」って感じでしたよ。ハキハキと聞き取りやすく、大きな声量で創られる一場面には、映画などとは違った劇ならではの雰囲気がありとても楽しめました。紹介してくれた友人のおかげで当日にも関わらず、前売り料金で入場させていただきましたし、満足満足です。観劇の後は、嫁さんの希望でフランス料理。久しぶりにシャンパーニュを飲みました。嫁さんと2人で洋食系のお店に行くと泡モノのボトルで通すことが多い私ですが、グループで行って赤白も飲んでみたい良い感じのお店でした。◆今日の晩酌　ランソン ブラックラベル

  2006.10.29

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• 豊の梅　純米吟醸　吟の夢仕込み

  豊の梅　純米吟醸　吟の夢仕込み　　1800ml　2940円原料米 - 吟の夢精米歩合 - ５０％アルコール分 - １６．３％日本酒度 - ＋３．０酸度 - １．４最近飲んだお酒の中で、一番不幸な飲まれ方（前半３～４合くらい）をしたお酒です。まずこのお酒、やや香り重視のスタンダードな味わいを持つ出来の良い吟醸酒だと思うのですが、開けてから１週間くらいの評価は散々でした。“平凡で特徴が無い”と感じてしまったのです。開けてすぐの時は、まだお酒が眠った状態で、ということは良くあるのですが、今回はおそらくそれに+αがありました。同時進行で飲んでいたお酒が、超曲者酒の悦凱陣純米吟醸雄町１５ＢＹと房島屋純米吟醸山田/五百だったのです。この恐ろしく個性的な２種類のお酒に良いところを隠されてしまった豊の梅。終盤、しっかりと香りも出て、それらのお酒にも対抗できるようになるまで散々な思われようであったのが、不憫でなりません。今日飲み終えたのですが、終盤の４合くらいは口当たりも滑らかで香りもしっかりと保っていたし、レベルの高いお酒であったのであると実感できます。曲者酒との飲み合わせには要注意ですね。◆今日の晩酌　豊の梅　純米吟醸吟の夢仕込み

  2006.10.27

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• 新しい味噌との出会い

  信州味噌を探していました。少し前のことですが、ずっと使っていたお味噌の醸造元が先代が亡くなったのを機に廃業（遺産相続問題か？）したらしく、入ってこなくなりました。いいお味噌だったのに残念。お酒のように名前が表に出ることはありませんが、醤油、味噌などは店の味に直結することが多いものなので、無くなってしまうのはほんとに困ります。似た感じの味噌を探さなくては、といろいろ試していましたが納得するものには出会えていませんでした。お付き合いのある酒屋さんの扱っているものや市場やスーパーに出回っているもので気に入ったものが無かったので、次はネットで。“信州味噌”で検索したら出るわ出るわ。醸造元の直売からいろいろな調味料を扱っているお店までずらっと。良さげなサイトをいくつか比べて悩んでいましたが、味をみてみないことにはどうしようもなく、とりあえずホームページの一番気に入ったところから買ってみようと。これがいきなり大ヒット。前のお味噌に近いイメージながら、すべてが一段上といった感じ。早速お料理にも使わせていただきましたし、自分でもご飯に乗せて食べています。新米の季節に危険なものを手に入れてしまった。炊きたての新米ごはんにこのお味噌があれば１～２合のご飯があっという間になくなります。次は刻み葱とあわせて焼いたのをツマミにして・・・秋にダイエットなんて無理無理。もうご飯が美味しくて美味しくて。夏に水泳で減らした体重は順調に戻りつつあります。これ以上増える前に節制しないとイカンな。◆今日の晩酌　鯨波純米、隼人の涙（ナツメヤシ）

  2006.10.23

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• 「房島屋」　所酒造さん訪問記

  独特の酸で他のお酒を寄せつけない個性を持つお酒をどんな方が醸しているのか。とてつもなく興味が湧き、急な話でしたが予定の合った二人の方とともに、岐阜県の「房島屋」所酒造さんに行って来ました。名古屋からＪＲと近鉄とバスを乗り継いで1時間半くらいかな。2時間かかったかな。ようやく着きました所酒造さん。小ぶりなつくりの蔵ですね。店の前は販売所というか小売りの酒屋さんで、奥が蔵といった感じになっています。入っていくと、所さんが蔵の入り口付近で待っていてくださいました。挨拶もそこそこに蔵の案内です。と、言っても小さなお蔵さんですので、ほんのひと回りといった感じですが。写真は杜氏の所さんとお酒の搾り機です。かなり小さいですね～　こんな小さなのははじめて見ました。１ｔ位までしか搾れないそうです。タンクも皆小さく、特定名称酒の造りはすべて600ｋｇ。それ以外の普通酒や地元ブランドも１０００ｋｇですから目の行き届いた造りになるんでしょうね。お話を伺っていると、いろいろなところで他に無い特徴のある蔵であることが分りました。それが房島屋の個性につながっているんでしょうか。特定名称酒を造り始めたのは所さんが蔵に入ってからで、今年で８造り目ということです。設備的にもまだまだ改善の余地がある、これからそれらをクリアしていくことで伸びていくに違いない蔵元さんであると感じました。◆今日の晩酌　房島屋　純米吟醸山田/五百、純米吟醸五百、純米大吟醸山田/五百、純米無濾過生（以上蔵にて）、龍力純米山田錦

  2006.10.22

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• 田酒　純米大吟醸４５　一合瓶

  田酒の新製品、純米大吟醸四割五分です。去年の夏ごろに純米吟醸が終売になると聞いてとても悲しかった私ですが、なーんだこういうことだったのね、って感じです。グレードアップして再登場。ラベルも純米吟醸と同じような感じです。よく香ります。やや甘めでやさしい味わい。田酒にしては、少しスマート過ぎるかな。これは１合瓶ですが、もうそろそろ１升瓶も出るはずなんで、楽しみですね。上のクラスのお酒もいいですが、３０００円台、４０００円台の純米吟醸も造って欲しいな。◆今日の晩酌　田酒純米大吟醸四割五分

  2006.10.21

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• 篠島からの珍客到来

  知多半島先端にある島、篠島から中学生が日比野にある名古屋中央卸売市場を見学に来ました。篠島でとれた魚の流通を調べて発表する授業なのだそうです。市場を見学後は２班に分かれて、１班はスーパーへ。もう１班の１０名と先生２名は安兵衛へご来店です。と、言っても食事をするわけではなく、魚が市場から最終的にどこに行って消費されるかということを調べるのが目的ですので、あらかじめ中学校での話し合いで決められた質問に対して私が答えます。なんか先生になったみたいで気分良かったです。せっかくですので、いつもは午前中に下ろしてしまう今日入荷のアンコウをマルのまま取っておいて皆さんに見てもらいました。漁師さんのご家庭の子もたくさんいましたが、幸いアンコウは初めて見たとのことでよかったです。知多半島先端から沖にかけてはトラ河豚の良い漁場になっていまして、そこで取れた河豚を下関に送るという漁師さんのお子さんもいましたね。小さな島で暮らしている中学生たちは、なんか素朴で中学生らしい中学生でした。先生も２人ともとても温厚そうな方。あちこちでニュースになる陰湿な事件もこういう環境ならおこりっこないのになあなんて思った昼のひと時でした。 ◆今日の晩酌　房島屋、サッポロ黒ラベル

  2006.10.20

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• 「房島屋」所酒造さんに行ってきます

  3日前の日記で書いた、衝撃的な酸、個性の酒「房島屋」最近停滞気味だった日本酒に対するモチベーションを一気に高めてくれました。俄然興味が湧いてしまったので蔵元にメールしましたところ、ありがたいことに訪問ＯＫとのお返事をいただきました。明後日22日に行ってきますが、先方のご迷惑にならない程度、若干名の同行者を募集中。22日のお昼ごろ名古屋（金山）出発です。参加希望の方には別途詳細をお送りいたします。◆今日の晩酌　房島屋純米吟醸

  2006.10.19

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  関白　加賀吟醸　淡麗大吟醸　

  今日は石川県　加越酒造の関白　加賀吟醸　淡麗大吟醸を飲んでみました。　麹米　山田錦、掛米　五百万石の５０％大吟醸です。裏のラベルには、「大吟醸造りでありますが、あえて淡麗さを追求しさらりとした口当たりと爽やかな香りを特徴とした、まさに淡麗吟醸であります。」と説明があります。 立ち香は弱くあっさりした印象。口に含むと水の様に淡麗で滑らかなお酒です。舌の奥から喉に差し掛かるあたりでようやく“さらさら”から日本酒本来のコクと味が出てきます。余韻もしっかりしていて、単なるサラサラしているだけの淡麗ではなく、奥に潜むしっかりとした骨格も楽しませてくれる銘酒だと思います。口当たりが良すぎて（人によっては物足りなさ過ぎてかな？）たくさん飲めてしまうのがこのお酒のヤバイところでしょうか。アルコールはちゃんと１５～１６度ありますからね～◆今日の晩酌　関白　加賀吟醸　淡麗大吟醸　、豊乃梅　純米吟醸吟の夢

  2006.10.18

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• 房島屋　純米吟醸50％無ろ過生酒

  房島屋　　純米吟醸　　50％　無ろ過生酒麹米－山田錦５０％　　掛米－五百万石５０％　　1800ml　3150円　日本酒度－　＋3　　酸度 　－　1.6　ア ミ ノ 酸－ 1.2　A L C 　－　16.8　　酵母 　－　9号さあ、困った。今まで飲んだ中でもこれほど独特の香味を持つお酒は思い当たらない。一歩間違うとバランスの悪いお酒になってしまうと思われるギリギリのところに独特の美味しさを発見（表現）したとでもいえばいいだろうか。立ち香はフレッシュでフルーティ。そして独特の酸味。これが口に合うかどうかは人それぞれですが、う～むと思いながらでも１升を少しずつ飲んでいるうちにだんだん“はまって”きます。納豆とかチーズのような発酵食品は好みの分かれるところですが、好きな人にはなくてはならないもの。このお酒はそういう魅力を持っているのかな。とにかくオリジナリティにあふれた香味のお酒ですね。私は２合目、３合目と飲み進むうちにはまって抜け出せなくなってきたようです。怖い酒だね。どんな方が造っているのか興味あります。蔵元のブログはこちら。近くだし、行ってみたいな所酒造。味の説明が難しいので、購入店の酒のさいとうさんより解説をお借りしてきました。立ち香はフルーティな香りが広がります。口に含むと爽やかな果実の風味、独特の酸味を感じ、米の旨味もしっかり感じます。房島屋特有の酸味は料理を選ばず、肉量にも抜群の相性です五百万石を掛米で使用し、後キレが非常に良く感じます。華やかな香り、濃厚な旨味、房島屋の独特の酸味をお楽しみください。◆今日の晩酌　関白加賀菊酒淡麗大吟醸、房島屋、豊乃梅純米吟醸吟の夢、エビス生

  2006.10.16

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• 万博公園とドイツ館

  見事な秋晴れとなりましたね。嫁さんとムスメと一緒に気分よく電車でお出かけです。目的地は万博公園。ずいぶんと整備が進み、週末は結構な人手があると聞きますが、どんなもんなんでしょうか。あと、私はまだリニモに乗ったことがないので、そちらも楽しみ。ドイツ館の内装が移築されたお店が近くにあるので、そちらに行くのも目的のひとつです。まずは地下鉄で藤が丘まで。約５０分かかります。地下鉄とＪＲで、嫁さんの実家の多治見まで３０～４０分くらいでついてしまうことを考えると、同じ市内とは思えないほど時間がかかりますね。で、そこから初リニモ。小ぶりな車体ですね。乗ってみると振動が少ないのにびっくり。シュミレーターに乗っているみたいでしたよ。結構高低差があり、景色もよいので楽しめました。駐車場待ちしていた車を横目にまずは観覧車へ。万博中は８００円だった観覧車も６００円に値下げされていました。他にもいくつか遊具が入っていて、公園として着々と整備されているようです。自転車のコースは復活するんでしょうか。復活するのならいつごろになるのでしょうか。観覧車に乗って公園全体を眺めながらそんなことを考えていました。帰りは再びリニモに乗って、途中下車。あさくまドイツ館で早めの夕食です。私はソーセージとビール。ドイツビールが、プレミア、白、黒と３種類あったのでひととおり頂くことに。白ビールは甘く香りがよい。やさしい味わいで僕にはちょっと物足りないところもありますが、なかなか美味しかったです。プレミアビールは苦味がしっかりしていて日本のビールが好きな人はコレが一番合うかな～と思いました。黒ビールはしっとり。３杯目になるといいかげん酔っ払ってきまして、おなかも膨れてきます。日本酒ならもっとゆっくりのめるのにな～などとほざきながら、この日は帰ってからサザエさんを見ながらもう１杯。今度は日本酒。そしたら「酒と波平」ってのがやってまして、コレがなかなか面白かった。録画しておけばよかったなぁ。そんな１日でしたが、整備半ばの万博公園の人出を見て、東海地方の人はまだまだ去年の夢を引きずっているんだなぁなどと思ってしまいました。◆今日の晩酌　ドイツビール３種、房島屋純米吟醸五百万石

  2006.10.15

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• 活け鮟鱇のアンキモ！

  アンキモがでかくなって来ましたよ。能登産１０ｋｇの活け鮟鱇に入っていたアンキモはちょうど1ｋｇありました。キモの目方が総重量の一割を超えるようになってくると、味がずいぶんと良くなってきます。朝晩も冷え込むようになってきたし、紅葉の写真も新聞を飾るようになって来ました。これからはやはり鮟鱇鍋でしょう。最高のアンコウをご用意しております。ぜひ試してみてください。三河産の天然とら河豚も３ｋｇほどの良い形のものがちらほら。安兵衛では少しでも安く最高の河豚を食べていただくため、天然とら河豚コースは時価でやらせてもらっています。河豚は12月を前にするといきなり高くなるので、早めの10月11月、白子の育った2月3月がおすすめです。まだまだ問い合わせがあるため、ハモもやっています。今月いっぱい出来るかな・・・◆今日の晩酌　今日は休肝日です。

  2006.10.13

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• 義侠　純米生　５０％　７５０ｋｇ　１１ＢＹ

  コレは自分用のお酒ではありませんで、お店のほうで先週の終わりに開封して、今日売り切れました義侠の古酒です。 本当はもう少し持たせたかった。2週間くらいかけて様子を見れたら幸せだったんだけど、まあ仕方が無いですね。それだけ旨かったと言うことで。（とても商売でやっているもののセリフとは思えないですな）仕込み１０号はその年の１０番目の造りという意味でしょう。 精米５０％はお米を半分まで削ったと言うこと。純米７５０ｋｇは、７５０ｋｇのお米を使って純米で仕込まれたと言うことです。義侠のタンクＮｏ．シリーズは７５０ｋｇと１５００ｋｇの仕込みがあり、小さい仕込みのほうが価格が高いです。最後は杜氏さんのお名前ですが、この１１ＢＹは前杜氏の佐藤さんのお酒であります。ちなみに今から造るこの冬のお酒は１８ＢＹとなります。がっちりとした骨格。もう少し古酒らしい感じになっているかと思いきや、７年の期間をものともしない力強さ。最後の余韻に古酒らしい枯れた雰囲気をわずかに味わうことが出来ます。素晴らしい。義侠のお酒は新聞にくるまれてやってくるのですが、このお酒が巻かれていた新聞は１９９９年のものでそういうのを見る楽しみもありますね。こういう素晴らしいお酒が酒蔵や酒屋さんの冷蔵庫にはたくさん隠されていると思うと、やはり古酒は素晴らしい、と古酒の浪漫を感じずにはいられなくなるのです。そして私は古酒を求めて酒屋さんの冷蔵庫見学に出かけるのです。◆今日の晩酌　義侠50％750ｋｇ11ＢＹ、蓬莱泉仕込み四十五号１５ＢＹ、エビス生

  2006.10.11

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• 風の森　純米大吟醸生原酒アキツホ

  奈良県産アキツホを５０％精米した純米大吟醸です。日本酒度　－　＋3.5酸度 　　　　－　1.6ア ミ ノ 酸　－ 1.3アルコール －　17.5酵母 　　　　－　7号おとなしめではあるが、フレッシュで爽やかな果実香。どっしりとした旨さがあるが、フレッシュ感が強くあるため原酒の重さは感じにくい。が、調子に乗って飲むとそこはやはり原酒です。飲みすぎには要注意ですね。開封後数日たってフレッシュ感が薄れ、まろやかな感じが増し、落ち着きが出てからのほうが私の好み。50％精白のギリギリ純米大吟醸ですが、この「風の森」シリーズのコストパフォーマンスには驚きです！原酒ってことも考えたら、2730円は特別純米の値段だべ。このシリーズも一度ずらーっと並べて酒の会やってみたいね～◆今日の晩酌　風の森　純米大吟醸生原酒アキツホ、生モトのどぶ、エビス生◆昨日の晩酌　生モトのどぶ、長珍特別純米、エビス生

  2006.10.04

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• 櫻正宗　吟生（吟醸生貯蔵酒）

  灘の蔵、櫻正宗のカップ酒です。この櫻正宗は「なんとか正宗（まさむね）」というお酒の銘柄の元祖だそうです。正宗と言うのは、音読みのセイシュウを清酒（セイシュ）にかけたのだそうです。おまけに灘を一流の名醸地に押し上げた「宮水」の発見蔵でもあります。飲むついでにお酒の歴史も学べるお得なお酒ですね。さてこのカップ酒、かなりお得な内容になっていまして、山田錦を60％精米で全量使用し、アルコールも１５ー１６としっかりあります。すっきりとした吟醸で、コシもあるなかなかの出来栄え。灘の大手のカップ酒には微妙な気持ちになることが多いですが、コレはいいお酒です。値段を忘れてしまったんだけど、確か２００円を少し出たくらいで、安いな～と思った記憶があります。もう何本か買っとけばよかったな。◆今日の晩酌　悦凱陣純米吟醸赤磐雄町１５BY（むちゃくちゃ旨い）、風の森純米大吟醸アキツホ

  2006.10.02

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• 醴泉　純米吟醸　活性にごり本生

  醴泉　活性にごり　500ml【要冷蔵】　1050円富山県南砺産の『雄山錦』を５５％まで磨き上げた純米吟醸炭酸ガスを含んだ活性にごり酒です。原料米精米歩合日本酒度酸度アルコール度雄山錦５５％＋１1.４１４～１５％この手のお酒にしては珍しく旨みのある辛口って感じで、食中酒としてもいけます。・・・が、開栓が大変難しい。キャップのところに「吹きだします」と書かれたシールが貼ってありますが、まさしくそのとうり。少しづつキャップをひねっては戻し、ひねっては戻しを繰り返します。根気がなくなってもういいやと思ってしまうといけません。かなりの量のお酒が泡となって吹きでてしまいます。このお酒を一番最初に飲もうと思うと根気が続かない恐れがありますので、何かを飲みながらじっくりと開栓に取り掛かるとよいのではないでしょうか。私はワンカップを飲みつつ開栓しましたが、ワンカップがなくなった時点で栓を大きめにひねってしまい、約1/4程度を泡に変えて瓶外に放出してしまいました・・・キンキンに冷やせば、多少、炭酸はおとなしくなります。◆今日の晩酌　醴泉　純米吟醸　活性にごり本生、櫻正宗吟生貯カップ

  2006.10.01

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• 瀧嵐　吟醸生酒、本醸造生酒

  高知酒造様のプレゼント企画（9月12日の日記で紹介）でいただきました「瀧嵐」2種を飲みました。吟醸生酒は果実味あふれる香りが軽快な甘みとあいまってするすると飲めてしまいます。甘みと書きましたが、お酒自体は辛口。すっきりとした辛口の中に甘み、旨みを上手く表現しています。本醸造生酒は飲み応えがある辛口。飲み応えはあるけれど、高知酒らしい軽快さを持っています。2種交互に飲むと、やはり吟醸のほうが旨いなあと思うのですが、飲み終わる頃には本醸造のほうがよくなって来てしまいました。どちらもしっかりと高知県の味って感じで、さっぱりとした夏向きのお酒ですね。まだ夏の暑さが残る今のうちに飲めてよかったです。もともと高知市内にあった蔵を環境のよい今の場所（吾川郡いの町）に移したのが平成2年。特定名称酒を中心とした造りになり、瀧嵐はそのときからの銘柄と「日本酒ガイドブック」にあります。著者の松崎先生のおっしゃるところの「クリーミーなタッチの中に豊潤な果実香が湧き上がる」という、瀧嵐大吟醸も飲んでみたくなってきましたよ。◆今日の晩酌　瀧嵐本醸造生酒、吟醸生酒

  2006.09.24

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• 宗玄　純米無濾過生原酒　山田錦、雄町、八反錦

  9月12日に開封した宗玄無濾過生原酒。チョコチョコ飲んだりしたのですが、9日が過ぎどうなっているでしょうか。再び3種飲み比べです。◎山田錦　ゴツさが消えまろやかに。香り、味ともにバランスよく、飲み頃。香りがおとなしくなっているので、香り重視の人には開封直後のほうがいいかも。味は開封してから、だんだん旨みがのってきている。◎八反錦　開封直後は一番状態のよかった八反錦。味のバランスが崩れ、酸ばかりが目立った状態。燗すれば少し持ち直すだろうか？山田錦や雄町に比べ、早く飲み切ってしまわないといけないお酒のようです。◎雄町　他の2種に比べここが変わったと言うのが少ない。強いて言えばまとまりが良くなったかな。杯が進みます。状態としては山田錦のほうが上に感じるんだけど、私は雄町のほうが好きみたいです。週末にマスターズ水泳大会があるため、本当は日曜日までは休肝日の予定だったのですが、飲んじゃいました。イカンですなあ。若干、風邪気味で練習も出来ていないし、風邪もひどくはならないのだけど、ちっとも治らないし。この9月のマスターズ大会は3日間にわたって行なわれる東海地区最大のもの。当然レベルも高く、皆さんこの大会にあわせて調整してきているんでしょう。なのに私ときたら、風邪気味の上、禁酒の予定まで破ってしまって・・・　お店が終るとビールサーバーを掃除（機械に水を通して洗浄）するんですが、この水通しをすると、機械の中に残っているビールが３００ｍｌ位出てきます。体調のいいとき＆休肝予定でないときなどは、私が飲んじゃっているわけですが、今日は休肝予定であったにもかかわらず、このビールがあまりにも美味しそうに見えて、どうしても捨てる気になれず、飲んじゃったのがいけないんだな～　ついつい日本酒にまで手が伸びて・・・私は土（５０ｍ自由形、バタフライ）、日（１００ｍ自由形）と出る予定なので、せめて金曜日はおとなしくしています。はい(ーー;)◆今日（21日）の晩酌　宗玄3種、エビス生

  2006.09.22

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• 第９回島田の食材と地酒を楽しむ会

  いつもお世話になっている静岡の大村屋さんからお酒の会のお葉書を頂戴したので紹介させていただきます。平日夜の開催のため私は参加できませんが・・・「第９回島田の食材と地酒を楽しむ会」のご案内日時　平成１８年１０月１９日（木）開場　午後６時開宴　午後６時３０分会場　大井神社　宮美殿　　　　（JR島田駅から徒歩３分）←このご時世、駅からすぐはありがたいですねえ入場料　５０００円（税込み）　チケットをお買い求めくださいお問合せ先　　　大村屋酒造場受付専用電話　050-3106-0321受付開始日　　　９月２６日（火）～受付時間　　　　平日９：００～１７：００※定員は９６名で先着順にて定員になり次第締め切り。←毎年満員らしいです※１グループ４名様以内でお申し込みください。※受付専用電話のみにてご予約を承ります。～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～◆今日の晩酌　大治郎、エビス生

  2006.09.18

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• 初駒　純米吟醸　華宝

  お客様にお土産でいただきました。「初駒」で知られる青森県黒石市の佐藤酒造の純米吟醸「華宝（はなたから）」です。華吹雪を使用したこのお酒は、毎年大吟醸「花」とともにモンドセレクションに出品されているようです。頂いたボトルには１０年連続で金賞を取った証しの名門賞のシールが張られていました。味のほうはといいますと、私が頂いたのは４合瓶なわけですがとにかくサラサラでして、本を読みながら飲んでいて、気が付いたら残りが１合あるかないか。思わずコレはアルコールが低いに違いないとラベルを見直してしまったほどです。しっかり１５～１６度ありました。う～む。て、言うくらいサラサラです。私の好みからするとちょっと物足りない気もしますが、夏の暑いさなかに飲むには疲れなくていいお酒と思います。結局、本を読みながら飲みきってしまいましたので、燗を飲むことが出来ませんでした。反省(-_-;)◆今日の晩酌　大治郎無濾過袋吊り純米吟醸生原酒、生もとのどぶ

  2006.09.15

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• 大治郎 無濾過袋吊り純米吟醸生原酒

  「酒のさいとう」さんにお勧めのお酒をおまかせで送ってもらいました。大治郎 無濾過袋吊り純米吟醸生原酒滋賀産山田錦５０％精米で１升３６７５円なり。　「酒のさいとう」さんは１万円以上買うと、送料無料という太っ腹な酒屋さんです。ワタシが遠方の酒屋さんから買うときは、興味のあるお酒を伝えて後はおまかせで、１箱（１升瓶が６本入る段ボール箱）に入るだけ入れて～ですから、まあ確実に１万円以上にはなります。ありがたや、ありがたや。　　　　１升瓶６本と４合瓶１本の７種類が送られてきて、どれから飲もうか考えたすえに手を伸ばしたのがこの大治郎です。メロンのような吟醸香。先日飲んだ「作（ざく）」もメロン系の香りでしたが、味の方向性が違うので、同じような香りとは思えません。しっかりと厚みのあるふくよかな感触が舌の上を滑らかに通り過ぎます。しっかりした酸があるからでしょうか。ボディがしっかりしているけどしつこさはありません。キレがいいってお酒ではなくて、飲み下したあとに口の中に残る余韻をじんわり～と楽しめるお酒です。もっと強烈なインパクト系のお酒を想像していたので、最初に口に含んだ瞬間の感想は、「あ、うまい。なんだ、うまいじゃないか」でした。秋にじっくりと楽しめるいいお酒を送ってもらいました。こりゃあ他のお酒も楽しみだな～◆今日の晩酌　大治郎　無濾過袋吊り純米吟醸生原酒

  2006.09.13

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  宗玄　純米無濾過生原酒　３種飲み比べ

  左から石川県の宗玄 雄町、山田錦、八反錦の５５％精米純米無濾過生原酒です。久々にワインのテイスティンググラスでいただきました。◎山田錦　引き締まっている。香り、アタックともに口の中に攻め込んでくるよう。飲み応え抜群。温度があがると少し落ち着いて、より旨くなった。この３種の中では一番香りがあり、すっきりしている。◎八反錦　やや若い印象の山田錦に比べて、今がまさしく飲み頃。アルコール度数は３種ともと同じだが、全体的にまとまりが良く、軽く感じる。バランスが良く、引っ掛かるところも無いし、するする入るし、飲みやすい。一番おすすめしやすい。確か他の２種よりも価格が少し安かったはず。◎雄町　うまい。北陸ではあまり聞かない雄町だが、上手に使っている。八反錦のやや物足りないところを補っている感じ。山田のような強烈さはなく穏やか。ふわっとした飲み口が好感。やや香りにかけるが、その分、燗に向いているかもしれない。宗玄は初めて飲む銘柄でほとんど知識がないのですが、開運の波瀬杜氏門下の杜氏さんと聞きました。これはかなり良いかも。火入れして熟成したお酒も飲んでみたいですね。とくに山田錦は。そのうち燗も試してみたいと思います。←こちらのお店の宗玄がたくさんあります(^^♪◆今日の晩酌　宗玄３種

  2006.09.12

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• 高知酒造　瀧嵐２種プレゼント企画　

  「由紀の酒」掲示板で紹介されていた高知酒造の「瀧嵐」プレゼント企画の応募しましたところ、早速送られてきましたよ～うれしい～５０名様先着順となっています。まだ間に合うかもですよ～瀧嵐の５０％吟醸生と６５％本醸造生の１８０ｍｌ瓶、真ん中には蔵元タオルが！　上手に入れてありますね。箱詰めをした方のセンスのよさを感じます。高知のお酒はいろいろ飲む機会に恵まれていますが、瀧嵐は初めてです。遠路はるばる届いたお酒なので、冷蔵庫で１～２日休ませてあげてからいただきたいと思います。出来れば高知県出身の友人と一緒に呑みたいけど、それまでガマンできるかなあ？

  2006.09.12

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• 若竹特別純米ひやおろし「秋の生一本」

  「秋の生一本」若竹特別純米ひやおろし静岡県島田市の大村屋酒造さんのひやおろし。　３月に発売される春の生一本半年間熟成させたものです。今年の春の生一本は抜群に良くなっていたので、この秋に楽しみにしていた１本です。ほのかな香りと酸。味の幅がきっちり決まっていて、余分な味のしないきれいなお酒です。まだまだ若い。そのせいか、味の広がりに関してはイマイチです。この若さ、開封して何日かたてば消えていくかな？出来れば来年にかけてくらいの１年熟成で飲んでみたいですね。燗は抜群にいいです。４０℃位のぬるめはもちろん５０℃以上の熱燗にしてもいやなにおいなどはありません。ぬるめの燗だとふわっとして広がっていきます。後口も素晴らしいのでついつい盃が進んでしまいます。熱燗のほうは引き締まった感じでうまい。大村屋さんのお酒は大体の銘柄はお燗してウマイですし、そのレベルも高いとは思っているのですが、この秋の生一本であらためて感じました。燗が苦手な方にぜひ飲んでもらいたい。ちなみに半年前に春の生一本を飲んだときには、日記にこのように書いていました。まあ似たような感想だと思います。自分の表現力の乏しさを感じますな。～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～毎年3月1日に発売される静岡、大村屋さんの特別純米酒「春の生一本」　当店には3月4日に入荷。早速味見を・・・「おおっ！！」　いいです。立ち香はあまりないですが、口に含むとしっかりしたボディとともにほんのりとさわやかに香ります。お酒の厚みはしっかりありますが、しつこさは無く、飲み下した後の余韻も心地よい。口の中でバランスを保ちながらゆっくりと消えていきます。今年から最新式の精米機に切り替えた成果は十分に出ていますね。お酒の"輪郭"といえばいいのでしょうか？非常にはっきりとしている気がします。ぼやけたところが無い。お酒だけでもいいですが、食事との相性が抜群に良い。うるめ鰯の干物を焼いて飲んでましたが、鰯の独特の臭みがこれほど旨く感じられたのは、いつ以来かと思うほどです。食べ物をさらに美味しくしてくれるお酒って、ありそうで無いんです。うちのように食事がメインの料理屋には、とてもありがたいお酒です。早くもこのお酒の半年熟成ひやおろし「秋の生一本」が楽しみになって来ました。～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～◆今日の晩酌　作（ざく）　穂乃智　源之酒　氷温貯蔵　生詰原酒、エビス生

  2006.09.09

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• 作（ざく）　穂乃智　源之酒　氷温貯蔵　生詰原酒

  作（ざく）　穂乃智　源之酒　氷温貯蔵　生詰原酒原料米 　　：山田錦・右近錦精米歩合  ：６０％アルコール ：１７～１８度日本酒度   ：＋６．０酸度 　　　　：１．８ 日本酒ネットショップの雄「佐野屋」さんで購入しました。動機は非常に分りやすいです。佐野屋さんで酒器企画と言うのをやっていて、キャンペーン中の銘柄を購入すると、その銘柄の入った酒器がついてくるというもの。作の盃なかなかカッコいいです。９日の注文までOKみたいですよ。来月の豊の梅も良い感じのお猪口なので狙っています。さて、開封してみますとメロンのような瓜系のさわやかな香り。後口はすっきり切れるのですが、原酒らしい厚みがしっかりとした飲み応えになっていてなかなかウマイお酒です。特定名称は純米酒となっていますが、かなり高品質。純米吟醸でもいいのにと思ってしまうんですがね。後口のドライな感じや味わい自体はしっかりと辛口系のお酒なのですが、こういう果実系の香りのするお酒は辛口と認識されないことが多く、お客様に味の説明をさせていただくときに悩むことの多いタイプです。特にウチの中心の客層である５０代以上のお客様に多いんですが、おまかせで、と言いつつ「辛口」という一言がくっついてきます。こういった方にこのタイプのお酒は厳禁なことが多いですね。コレのどこが辛口？みたいな反応をされたり、はっきりとコレは辛口ではないとおっしゃる方も・・・確実に納得していただくために、ラベルに“辛口”と入ったモノを１種類は置くようにしているのですが、明らかに逃げている自分が感じられて、そのラベルに頼るのがイヤなんですよね。日本酒の「辛口」は難しいテーマです。おまかせを飲んでいただいたお客様の反応を見て、「はずしたなぁ」と思うとなんか悔しくて悲しくて。もっといろいろなお酒の知識が欲しいし、味の違いがわかるようになりたいです。若輩者ですがやる気はありますので、温かい目で見て育ててやってください。◆今日の晩酌　今日は休肝日です。

  2006.09.08

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  新聞の影響力

  先日の祖母の葬儀の日時が新聞の訃報欄に載りました。葬儀会社がやってくださったのですが、よくそれを見て泥棒が入ったりするから気をつけろとか言いますよね。当日は母の友人に留守番をお願いしたりして用心したのですが・・・でも、それだけじゃなかったんです。まず、香典返しを扱うデパートや専門業者。ピンポーンと鳴ると神妙な顔をした営業マンがぶ厚いカタログを持って立っています。電話や郵送もあります。同様に仏壇屋さん、お墓屋さん。みんな訃報欄をチェックしてやってくるようです。これらの方々にとって新聞の訃報欄は大切なメシの種なんでしょうね。結婚する前はよくかかってきた宝石屋さんの売り込み電話が、結婚後はぱったりとなくなったことを思い出しました・・・◆今日の晩酌　天明純米１０号酵母１５BY、グラッパ　←よろしければクリックお願いします

  2006.09.05

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  今シーズン初アンコウが入荷しました！

  祖母のことがあった為、お店を1週間お休みさせていただいたので久しぶりに市場へ。今日の予約はないのですが、冷蔵庫はすっからかんなので、買出しは意外と大変です。マグロ屋さん、トリ屋さん、地物を扱う魚屋さん、全国の物を扱う魚屋さん、八百屋さんなど、ひととおり回った後に「安兵衛さ～ん、アンコウあるよ～」と別の魚屋さんから声がかかります。「今年は大きいのが早くから揚がってるんだわ」と、見せてもらったのが１３．２ｋｇのなかなかのもの。上から腹を押さえてみるとキモも結構大きい感じです。いつもより1ヶ月ほど早いですが、朝晩はずいぶん涼しさを感じるようになって来ていますし、あんこう鍋も開始に決定です。今日から平常どうり営業です。ご予約お待ちしております。◆今日の晩酌　天明純米10号酵母１５ＢＹ　きもとのどぶ◆昨日の晩酌　秋田県平鹿郡大森町収穫地ワイン　天明純米10号酵母１５ＢＹ　サッポロ黒ラベル　←よろしければクリックお願いします

  2006.09.04

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• 安兵衛初代女将　永眠

  暗い話ですいません。今年で開店から50年を迎える安兵衛ですが、その安兵衛とともに50年を歩んできた初代女将（私の祖母）が30日（水）午前3時4分永眠いたしました。享年90歳。戦争の時代を生きた、強く、厳しい人でした。強く、厳しすぎるゆえに家族との諍いもありましたが、常に高いプライドを持ち自分を貫く見事な人生であったと思います。戦後、満州から乳飲み子の父を抱えての帰国の苦労は並大抵ではなかったことでしょう。今の私がここにあるのは、間違いなく祖母のがんばりがあってこそと思っています。今の店舗が完成した12年前に、涙を流してそれを喜んだ祖母の姿が忘れられません。30年前に亡くなった祖父とともに始めた「料理 安兵衛」が素晴らしいお客様に育てていただき、約40年のうちに2度の移転を経て「割烹 安兵衛」となり、ここまで来た実感があったのでしょう。おじいちゃんとおばあちゃんが形にしてくれた夢は、息子である父が大きくしてくれました。初代の祖父、祖母、2代目の父、母が一貫して守ってきた方針。私も、店の形が変わってもその規模の拡大をすることなく、料理の品質のみを上げるように勤めてきた店のあり方を受け継ぎ、安兵衛の料理や空間の品質を発展させていきたいと思います。最後になりますが、祖母が今週月曜日から危篤状態になっため、既に頂いていた今週の予約をキャンセルさせていただいたことを心からお詫び申し上げます。また、今週中の新規のご予約も同様の理由でお断りさせていただきました。大変ご迷惑をおかけいたしました。そのお詫びとともに、御礼を申し上げたいと思います。おかげさまで祖母の最期を看取ることが出来ました。ありがとうございました。

  2006.08.30

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  ７月と８月の休肝日

  ちょっと気になって数えてみましたところ７月は７日ありました。いろんなところに「週２回は休肝日を」なんて書いてありますよね。１ヶ月は４週+αですから、８回+αで１月に９～１０回くらい休肝日があればいいってことでしょうか。７月の７日は微妙に少ない。しかし８月はここまで３日。さらに少ない。日曜日に自転車のレースに出ることになったので、今日、明日は休肝日の予定。てことは２６日までで５日ってことです。やばいなあ。もうちょっと休む日を増やさんと、なかなかダイエットも進まんしね。どうしても仕事を終えた後の寝る何時間か前に飲んで、軽くつまんでなんてやってたらやせるわけないモンなあ。何でそんなことを思ったかというと、自転車のレースに出るから。ロードレーサーってかなり軽く出来ていて、少し良い物なら１台の重さが８Ｋｇ位のものがざらにあったりするのですが、そこからさらに軽量化しようとするとかなりの出費を覚悟しなきゃならないんです。１００ｇ軽くするのに１万円とか・・・愛車を軽量化するよりもエンジン（自分）を軽量化するほうが安上がりだし、効果も大きそう・・・とりあえず日曜日に走り終えるまでは休肝いたします。より美味しい１杯を飲むためにもね。◆今日の晩酌　今日は休肝日です。　←よろしければクリックお願いします

  2006.08.25

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  松の寿　純米吟醸山田錦　中取り無濾過生原酒

  松の寿　純米吟醸山田錦　中取り無濾過生原酒昨日で飲み終わったお酒なんですけどね。初めて飲んだ銘柄で、１週間くらいかけて４合瓶を飲んだのですが、最初が一番よかったかな。鮮烈な印象の香りと以外に太い味の広がりがとてもよかったです。開けたてがうまいお酒ってのは、４合瓶のボトル売りでお店に置いておくのにいいんですよね。これから秋冬にかけて、新規のお酒の種類をボチボチ増やしておきたいところだし、他のお米のものも試してみて、良さそうなものを何種類か置いといてみようかな。火入れのほうも同じような印象のお酒だといいんだけどな。最初の印象が強いので、お客様の反応が楽しみなお酒です。◆今日の晩酌　おんな泣かせ、磯自慢大吟醸愛山、エビス生　←よろしければクリックお願いします 

  2006.08.24

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  小左衛門　純米吟醸雄町３８号タンク無濾過生原酒

  小左衛門　純米吟醸雄町38号タンク無濾過生原酒先日の知多繁さんの酒の会でだされたお酒です。残ったお酒を３００ｍｌの小瓶に入れてもらってきました。開封直後に比べて、お酒全体に一体感が出た感じですね。香りと味のバランスがよくなり、最後に感じた酸があばれる感じも大人しくなっています。香りが大人しくなり無濾過生原酒～って感じは薄くなってしまっていますので、好みは分かれるところでしょうが、僕は開けたての頃よりこのくらいのほうが好みだな。◆今日の晩酌　小左衛門純米吟醸雄町無濾過生原酒、松の寿純米吟醸中取り山田錦無濾過生原酒 　←よろしければクリックお願いします  

  2006.08.23

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  飲み終えてからも楽しむ！

  皆さんは飲み終わったお酒の空瓶はどうしているのでしょうか。そのまま燃えないゴミや資源ごみ行き？１升瓶などは酒屋さんが引き取ってくれますよね。でも、その前にやることがあるんです。 まずはラベル。熱めのお湯につけると簡単にはがれるものが多いです。簡単に剥がれるものだけでも剥がしてスクラップするなり、芸術作品に仕上げるなり。たくさん集まってくると、いろいろ楽しそうなことが出来そうです。 写真は、私の愛用カバン。すみっこにはバッチが３つ付いています。一番上のヒューガルデンのバッチは景品の頂き物ですが、下の２つは自作。黒龍の４合瓶と晴耕雨読の１升瓶のキャップです。すごく簡単に出来るんですよ。４合瓶のキャップはふちを１/３くらい残してハサミで切り取ります。１升瓶のほうはプラスチックの部分をカッターかハサミで切りながらはずします。で、後は１００円ショップで買ってきた缶バッチを貼り付けるだけ。キャップの内径に収まりそうなサイズのものは、２～３個で１００円で売ってます。４合瓶のほうは材質が弱いので若干補強してありますが、たったそれだけで、すてきなお酒バッチの出来上がり！最近、リサイクルしやすいフタに移行している蔵が多く、センスの良いキャップが減ってきています。いい感じのキャップを見つけたら、ぜひやってみてください！◆今日の晩酌　今日は休肝日です。　←よろしければクリックお願いします

  2006.08.19

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  大好きなお酒が終売に・・・

  私の大好きなお酒、大村屋大吟醸８年古酒が終売になるそうです。このお酒は私にとって特別な存在でして、なんだかとっても悲しい気分です。既に次の古酒が熟成中なので、何年後かにはまた出てくるのでしょうが、それはもう同じお酒ではないんですよね。このお酒がまだ発売前で名前も発売予定もなかったころ、日本名門酒会のお酒の会に蔵元秘蔵のお酒ということで出品されていました。十数蔵出ていた中で古酒を出していたところは他にもあったのですが、この大村屋がダントツのお気に入り。あまり古酒になじみのなかった私は、こんなお酒もあるのかと非常に衝撃を受けました。その会が終了後、残った大村屋を頂戴いたしまして、その際にいろいろ話を聞かせていただき、その後、蔵にも行かせていただきました。このお酒との出逢いが、お酒を通じた友人やさらなるお酒との出逢いの大いなる入り口になってくれたと感じています。写真はその大村屋大吟醸８年古酒の１升瓶４本と４合瓶２本。蔵の最後の在庫を送っていただきました。先日、友人の結婚式で飲みましたが、大変素晴らしい状態。古酒好きの方はもとより、まだ美味しい古酒を飲んだことのない方にもおすすめです。◆今日の晩酌　月山純米無濾過生原酒、松の寿純米吟醸山田錦無濾過生原酒、エビス生　←よろしければクリックお願いします

  2006.08.18

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  禁酒中でしたが・・・

  水泳大会のため日曜日まで禁酒の予定でしたが、飲んでしまいました・・・私の飲んだ月山は写真のものと少し違っていて、購入した酒屋さんがタンク別に詰めてもらったもののようで、五百万石、神の舞７０％の純米酒の無濾過生原酒です。ふっくらしていて、原酒（１８～１９度）らしくガツンときます。喉を通った後も口の中で長めの余韻が続いて、じっくり楽しめるお酒ですね。ロックにするととてもキレイなお酒に早変わり。写真のレギュラー品はきっとこんな感じなんでしょうね～お燗をするとふっくらした感じが増して、ふんわりふんわり口の中でおどります。ただアルコールが高いので、油断して飲みすぎると大変・・・次の日曜日は水泳大会もあることだし、本格的にこのお酒を楽しむのは来週にしようと思います。◆今日の晩酌　月山純米無濾過生原酒、松の寿純米吟醸山田錦無濾過生原酒、奈良萬純米生酒　←よろしければクリックお願いします

  2006.08.17

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  野菜室の中は酒、酒、酒

  最近買い込んだ自分用のお酒たちが、自宅冷蔵庫の野菜室を占拠率をUPしています。飲みかけのものや以前から眠っているものと合わせて、ちょっともう限界状態で、これ以上は入らない模様。何が入っているかチェックしてみました。☆月山純米酒（五百万石、神の舞７０％）１７BY「天界」と同じ安来町のお酒ということで買って見ました。未開封１升瓶、早く飲まねば・・・☆生モトのどぶ１７BY　☆天明特別純米１０号酵母１５BY（各１升瓶未開封）生モトのどぶは熱燗がお勧めだそうです。天明の古酒は飲んだことないので楽しみ。☆宗玄純米吟醸無濾過生酒　八反錦、山田錦、雄町　各１７BY　４合瓶未開封まだ飲んだことない銘柄。３種とも結構味が違って米の特性が出ているとのことです。早く呑みたい・・・☆松の寿純米吟醸山田錦無濾過生原酒１７BY　４合瓶未開封こちらもまだ未飲の銘柄。酒屋さんで聞いたら香り糸のことなので、何種類かあった純米吟醸の中から一番香りそうなものをチョイス。☆おんな泣かせ５BY、１２BY、１５BY　☆嶋田純米吟醸生酒１５BY　各４合瓶未開封（５BYのみ開封済み、１升瓶の残りあと３合くらいかな。）大村屋さんのものは店の在庫のほうにも古酒がいっぱい。おんな泣かせは古いほうが旨い！☆以下、開封済み４合瓶　６種白岳仙吟生、不老泉貴醸酒、獅子の里愛山１５BY、東の麓愛山１５BY、雨後の月純米吟醸９号酵母、鯨波純米白岳仙吟生、この夏１番のヒット。去年とは段違いに旨くなっていました。愛山２本は２年前に１升瓶を開けたときに４合瓶に移し変えてそのまま。もちろん６合は飲みました。今、どんな状態なのでしょうか？そろそろ飲んでみようかな。１升瓶３本に４合瓶（５００ｍｌ、１升瓶からの移し変え４合瓶５合瓶含む）１４本。あと酒粕が少々と、山田錦の玄米が５合分くらいかな・・・たくさん入るモンですなあ～しかし、次の日曜日に水泳の大会に出る予定の私としては、今飲んだくれるわけにはイカンのですよ。う～、ガマンガマン。◆今日の晩酌　今日は休肝日です。　←よろしければクリックお願いします

  2006.08.16

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  日本酒で乾杯推進会議

  え～、私の財布の中にあります1枚のカード。このカードは物も買えないし、ポイントもたまりません。一応会員証となっていますが、コレを見せないと入れないビルとか部屋とかもなさそうです。別に会費などを払っているわけでもありません。特にコレと言った用途はないのですが、なんていうか、自分のアイデンティティとでも言いましょうか、私はこんなにも日本酒が好きなんだよって言う証明書のようなつもりで入れています。飲み会で見せるとなかなか効果のあるアイテムでして、普段そんなに日本酒を飲まない人10名中2～5人くらいが日本酒で乾杯に付き合ってくれます。裏面には、日本酒で乾杯推進会議　会員三ヶ条なるものが明記されています。一．日本文化を愛すること一．日本酒を愛すること一．率先して日本酒で乾杯すること日本酒が大好きでこの3つが守れそうな方、この会員証がカッコいいからぜひ欲しい方・・・は、日本酒造組合中央会ホームページのここから申し込めますので、どうですか？なんとなく日本酒業界に貢献している気分になれます・・・◆今日の晩酌　蓬莱泉大吟醸山田錦３５％１６ＢＹ　←よろしければクリックお願いします

  2006.08.11

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  美濃天狗　吟醸

  1800ml 2040円　720ml 　970円（税別）美濃天狗　吟醸麹米に岐阜県産酒造好適米「飛騨誉」、掛米に新潟県産酒造好適米「五百万石」を使用。精白50%迄に磨き上げた吟醸酒です。正直、あまり期待して買ったわけではないんです。裏ラベルに使用した米の銘柄はなく、麹米、掛米５０％精米との表示がありました。４合瓶で税込み１０００円ちょっとの価格設定からも、飯米だろうな～　吟醸といいつつも実質本醸造なんだろうな～と勝手に思っておりました。ところが飲んでみるとこれがイイんです。香り味ともに厚みがあり、しっかりとした酒質。厚みはあるがくどさ、しつこさはなく、さっぱりと飲めます。さすがに浜千鳥大吟醸と一緒に飲むと雑な感じが分ってしまいますが、４合１０００円のお酒としてはかなり秀逸。他のグレードも飲んでみたくなるよく出来た入門酒であると思います。◆今日の晩酌　浜千鳥大吟醸１６ＢＹ、美濃天狗吟醸１７ＢＹ、長珍特別純米１７ＢＹ、エビス生　←よろしければクリックお願いします

  2006.08.08

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  青山のさわ風　～若戎　純米吟醸

  純米吟醸　青山のさわ風　９９８円（税込み）アルコール度：１２～１３ 　日本酒度：－１８ 　酸度：２ 　精米歩合60％この酒は酵母を生かすため、搾ってそのまま一切熱処理をせず瓶詰めをした無濾過生酒ですので、オリ、濁りがあります。にごりの中に含まれる酵母の後発酵による自然の炭酸ガスを含むので発泡性を有します。甘さを残した低アルコール酒で、よく冷やして和食はもちろんのこと、洋食、中華料理ともよく合います。さわやかなお酒が飲みたくって手に取ったこのお酒。きっと新しいものならば、この説明のごとく、甘口で微発泡している「すず音」のようなお酒だったのでしょうね。わたしが購入したボトルの日付は『１４．４』平成１４年４月？　１３ＢＹ、４年熟成ですな。発泡しているものが飲みたかった私は、一応買う前にひとしきり考えました。で、どんな具合になっているのか想像も出来ないですが、まあ大丈夫だろうと。瓶内発酵が進んでいたのでしょう。開栓に苦労するほどの発泡。そして極辛口。糖を食いきってしまったものと思われます。+２０くらいあるのでは？ただこれはこれで美味しかったです。しょわしょわが強くて辛口なので、口の中さっぱりしたし。まさしくシャンパンもどきの米製スパークリング。低アル酒（アルコール度数は変わらないのかな？）ということもあり、軽～く５００ｍｌ開けてしまいました。こういう辛口の発泡日本酒ってどっか出してないのかな？この１４年のボトルあと１本残っていたし、近いうちにもう一度行って買ってこよ◆今日の晩酌　若戎純米吟醸「青山のさわ風」、和助（芋）、エビス生　←よろしければクリックお願いします

  2006.08.07

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  浜千鳥　大吟醸

  岩手県釜石市（株）浜千鳥さんが醸す最高峰の１つ。私の飲んだのは、１６ＢＹ。去年の出荷のお酒です。穏やかでバランスのよいお酒。１年熟成のせいかも知れませんが、香りもほのかで穏やかです。クセもなく、山田錦の大吟醸の王道を行ってる感じかな。データが載っていて、山田錦４０％精米　日本酒度+２　酸度１．２　アルコール１６．５％となっています。ラベルにデータを表示するのは良し悪しがあると思うのですが、この場合はデータそのままの味わいといっても良いくらいですので、まあアリかな。たまにすごく裏切られたりすることもあるし、逆にどうかな～と思って飲んでみるとすごく良かったりすることもあるし。どちらにしても、飲む前に見ると先入観になってしまうので、データの表示は程々がいいと思うんですが、蔵ごとの方針もあることでしょうし、消費者のほうもそんなの気にしない人も多いでしょうし、どちらが良いと言い切ることは出来ないでしょうが。◆今日の晩酌　浜千鳥大吟醸、エビス生　←よろしければクリックお願いします

  2006.08.06

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  日経おとなのＯＦＦ ９月号 ８月５日発売を見てくださいな

  税込価格：680円● 内容人生をより豊かにするオフ生活情報誌仕事も遊びも今が旬。そんなエネルギッシュでアクティブな大人のためのオフ生活情報誌。上質な「旅」「食」「遊」の情報を厳選してお届けします。記者自らが一般客となって、旅館やホテルに泊まったり、レストランで実際に食べてみたりして、本当にいいものかどうかを確認。その上で再取材を行い、記事にまとめるという手法をとっています。嘘のない信頼性の高い情報を掲載するというのが基本姿勢です。５日に出る９月号の４４ページにウチの店「割烹 安兵衛」が出ているので、よかったら見てくださいな。僕もさりげなく写っています。↑の解説ホントですよ。取材の前に覆面で食べに来ていたし、取材時の費用も払っていただけたし、取材時に用意したお料理もすべて食べれる状態。お酒も本物を注いでいます。取材後にライターの方とカメラマンの方で食べていかれました。１ページの紙面を作るのにすごーく手間とお金をかけていて、本物の情報を載せたいという方針が伝わってくる取材でした。表紙の石田ゆり子さん、素敵ですね～自分のお店が載った時の表紙を好きな女優さんが飾ってくれると、なんだかうれしさ倍増ですね。本が大好きで、こないだ読んだのが「東野圭吾」作品と書いてあり、さらにうれしくなっちゃいました。◆今日の晩酌　櫛羅（くじら）純米吟醸斗瓶取り２００４、不老泉「杣の天狗」、エビス生 　←よろしければクリックお願いします 

  2006.08.04

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  北海道からの～

  今日のお客様は北海道から。若いご夫婦と４歳のお子さんです。と、言ってももちろん態々（←わざわざ。変換したら出た。この読み書きは知らなかった。）ウチを目指してきたわけではなく、名古屋に観光に来たついでなんですが。いろいろお聞きしていると、何でもまず横浜に来て、箱根に行って、名古屋に来たそうで・・・毎年そんな感じで各地で美味しいものを食べ歩くのだとか。すごい。ウチの嫁さんは「連泊」してゆっくり過ごす派なので、こんなふうに移動しながらの家族旅行はまだしたことがありません。北海道からですので横浜までは飛行機で、後は新幹線。名古屋からはまた飛行機かな。車じゃない訳で、荷物を持って移動することとか考えると結構大変ですよね。バイタリティあるな。ウチのお盆旅行はムスメの希望で近場のキャンプ場になりそうですが、いつかこんな食い倒れ旅行やってみたいな。◆今日の晩酌　不老泉「杣の天狗」、のん気にくらしなさい（米焼酎１５年古酒）、エビス生　←よろしければクリックお願いします

  2006.08.03

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  一人で2～3時間　そのとき私は・・・

  嫁さんの実家に行ってきました。嫁さんを琴の教室に送って行き、お稽古の間、子供は嫁さんの実家の「じいじ」と「ばあば」が見ていてくれます。迎えに行くまでの、つかの間の自由時間。まずは近くの道の駅「どんぶり会館」へ。ここは器をたくさん売っているので、好きな休息ポイントの一つ。すぐ裏手には以前お邪魔した「千古乃岩酒造」さんがあります。1合徳利のいいのがないかなと思って探していたのですが、どれもちょっと微妙。これだ～！！！っておもうものは無かったですね～お燗酒の売れ行きが良かった昨冬、高級酒のお燗を中心に今年もその流れは続くと見て、良いお燗道具が欲しいのですが・・・続いて近くの酒屋さんへ。名古屋では売っていそうに無い2銘柄をチョイス。岐阜県可児市の「美濃天狗」吟醸と、同じく中津川市の「鯨波」純米。焼酎のたくさんある酒屋さんで、黒糖焼酎朝日の初留取り「南の貴婦人」があったので飲んでみたかったのだけど、もう一軒くらい器も見に行きたいので断念。ええい、小遣いが足りんワイ。その後、古本屋さんに寄ったが収穫なし。さらに道の駅「織部志野」へ。ここにも器がたくさん。さっきのところより新しく、おしゃれに展示されています。超有名な幸兵衛窯の1合徳利で気に入ったのがあったのですが、今買わねば！とまでは行かず、次回までにさらに良いのが無ければこれにしようって感じでしょうか。窯のほうでも販売しているので、買うときはそっちで買うと思うけどね。さらにさらに、もう一軒古本屋さんへ。こちらでは子供のディズニーの絵本「眠れる森の美女」と「不思議の国のアリス」を各105円でゲット！ウチの近くのＢＯＯＫ ＯＦＦで450円で売っていて、買おうか悩んだことがある本なのでウレシイ。うちの子は「眠れる森の美女」のオーロラ姫の大ファンです。子供に良いお土産も出来、器もたくさん見れて、古本屋さんも回れたし、晩酌用のお酒も買った。幸せな気分で嫁さんを迎えに帰りましたとさ。◆今日の晩酌　郷乃誉純米吟醸醇口生々　←よろしければクリックお願いします

  2006.07.30

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  寶剣（ほうけん）純米酒　限定中汲み

  宝剣　ほうけん　純米酒　限定　中汲み　1800ml　￥2,415広島県呉市のお酒。八反錦６０％。利き酒全国優勝５回を誇る「土井鉄也」杜氏が醸す。初めての銘柄です。開封すると、うっすらと立ち香。無いといってもいいくらい。口に含むと、とにかくシャープさが際立つ。キレイでシャープ。硬さは感じない。甘味、苦味、酸味など突出した味はない。シャープだがカドだけがやや丸く、口当たり、舌に乗った感じが良い。飲み下す頃に、ほのかで気持ちのいい、奥ゆかしさを感じる香りと味が現れて消える。飲み下した後の全体の印象はやはりシャープ。あまり冷やしすぎると、飲み安いの一言で奥に隠れている味と香りを見逃してしまうかも知れない。でも、冷えてた方が旨かった。難しい。燗は燗でイケルが・・・バランスが良いというよりは、キレイで欠点の無い（少ない）お酒。無駄な味がないって言えば良いのかな？１６．０～１６．９とやや高めのアルコールもまったく気にならなかった。伯楽星、東洋美人、白岳仙などに続き、キレイ系のお気に入りの誕生です。ぜひ、もう少し上のグレードを飲んでみたいと思います。次は純米吟醸クラスを呑みたいな～◆今日の晩酌　寶剣純米酒限定中汲み、東洋美人純米吟醸雄町、エビス生　←よろしければクリックお願いします

  2006.07.28

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  東洋美人　純米吟醸備前雄町

  東洋美人の純米吟醸備前雄町です。すっきりとキレのある酒質が特徴の東洋美人。雄町を使って、どんな感じのお酒に仕上げているのでしょうか。雄町というお米を使ったお酒は、どちらかというとしっかりと味の乗ったお酒が多いですが、これは見事に「東洋美人」ですね。米の旨さ、丸さなんかを含みつつすっきりとキレイなお酒。東洋美人は山廃でも非常にキレイなお酒を造っていて、大好きなんですが、この雄町もいいなあ。まだ開封したばかりなので、この後どう変わっていくのか楽しみですね～東洋美人、年々美味しくなっていくなあ。◆今日の晩酌　東洋美人純米吟醸備前雄町、長珍純米生酒阿波山田錦、瀧自慢大吟醸１９９３　←よろしければクリックお願いします

  2006.07.21

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  雑誌の取材がありました

  先日、雑誌の取材を受けました。ウチのような家族経営の小さな店でも、長いことやっていますと年に１件くらいはそういった話があります。こういった雑誌やＴＶなどで紹介されてたくさんのお客様に来ていただいても、スタッフが家族のみである以上、十分な対応が出来ないからということで、今まで一度も取材に応じたことがありませんでした。今回は特別、というか申し込んで来た方の対応がとてもよかったんですね。取材を申し込んできたのは雑誌と契約しているフリーライターの方で、事前に覆面で食べに来ていただいていました。取材の申し込み後、すぐにこのような紙面になりますというサンプル（そのとき出ていた７月号）と企画書を持ってきて頂き、初めてでしたが安心して取材に応じることが出来ました。ウチを見たことも、もちろんウチで食べたこともない方が電話で取材を申し込んできて、断ると、何で断るのか理解できない。よければ理由を、と言ってくるような取材の申し込みもあります。“お前の店を宣伝してやるぞ”って感じです。さて、実際に取材を受けてみると、紙面づくりにもずいぶんこだわりがあり、たとえば以前ワタシが働いていた某店では、写真用のサンプルとなりますと、ものによっては火を入れなかったり、偽者（塩を着色してシャーベットとか）を使ったりするのですが、ここの方針は出来るだけお客様に出すそのままの状態で、ということでした。ですので、料理はすべて食べられる状態です。片口に注いだお酒ももちろん本物。水でも使うのかと思っていましたが・・・カメラマンのほうにもフィルムカメラで、との指定がされているそうです。デジカメでは出せない「深み」があるのだとか。ＴＶでやらせ行為が問題になったりしますが、この「日経おとなのＯＦＦ」は、そういった行為とは無縁の、まさしく「おとなの」本物志向の紙面づくり。８月５日発売です。私も出ているようですので、よければ見てやってください。◆今日の晩酌　今日は休肝日です。　←よろしければクリックお願いします

  2006.07.19

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  琉球酒豪伝説

  最近、目にすることの多い健康食品「琉球酒豪伝説」。以前、お酒を買った店にあったのですが、まあウチにはウコンもあるしいらないかなと思って、そんなに真剣に説明を見ていませんでした。先日の結婚式で二日酔いも少しありましたが、何よりも徹夜が辛くなっていたことと、ダイエットしていた体重が一発でモトに戻ってしまったことが気になっていました。一応ウコンを飲んでから出かけたんですがね。そこでこの「琉球酒豪伝説」がまた目に入ってきたので、今度はよく説明を読んでみると・・・ダイエット効果も・・・　あるの？沖縄の居酒屋さんで1回分が300円くらいで売られていて、これが面白いように出て行くという話も聞きましたので、ちょっと試してみようかな・・・◆今日の晩酌　今日は休肝日です。　←よろしければクリックお願いします

  2006.07.18

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  アルコール度数の高い結婚式

  友人の結婚式に参列させていただきました。ウチの夫婦ともに２人の共通の友人で、２人よりもやや年齢が上ということもあってか、人前式の代表で誓約書に署名させていただきました。結婚式の参列者は新郎側、新婦側に分かれて座るわけで、ウチはまあ共通の友人なのでどちらでもいいかなと思ってとりあえず新郎側に座ったんですが、ふと隣を見ると新婦側の席がすごい・・・前のほうに新婦の親族（高知県←酒度数高し！）、続いて高知から来た友人の中に酒蔵蔵元夫婦、隣に酒の会、ワイン会などに異常な出席率を誇る夫婦、続いて酒の会主催者、有名地酒店４代目、静岡酒蔵社員、お酒が果てしなくある飲食店のオーナー・・・・なんてアルコール度数の高い出席者たち結婚式のお酒って式場指定の大手のものになってしまうことが多く、寂しい気がすることも多いのですが、さすがにこれだけの面子が出ていると違います。まず文佳人純米で鏡割り。もちろん乾杯は文佳人純米。蔵元の挨拶もありました。樽は飾りで、中にステンレスのタライが入れてあり、そこにお酒を入れています。木香のないお酒を楽しむことが出来ます。高知ではそうすることが多いそうです。３～４升のお酒で４斗樽を使えますから経済的な方法ですよね。続いて、おんな泣かせ（純米大吟醸）と大村屋（大吟醸８年古酒）が出てきます。こちらも造り手の説明つきという贅沢さ。これは酒の会か？そんなお酒の美味しい披露宴ですので、披露宴終了後も２次会、３次会、４次会（←新郎新婦のホテルの部屋）と朝まで飲み続け・・・チケットがあると聞き微妙に行く気になっていた翌日のお昼開催の酒の会「なごや純米燗」にはとても参加できる状態ではありませんでした。昼から徹夜で飲むのは、ちょっと無理になったみたい・・・　翌日がきつすぎる。僕もお爺になった・・・◆今日のお酒　文佳人純米　おんな泣かせ　大村屋　文佳人宇宙酒　竹の風　月桂冠生原酒　キリン一番搾り　サントリーモルツ　チューハイ何種類か　←よろしければクリックお願いします

  2006.07.16

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