|
カテゴリ:人とのつながりの中で
久しぶりの更新です。
先週は卒論発表会も終わり、プラーっと生活していたのですが、 今週は卒業論文執筆で、、、、、、 これを書く難しさを毎日ヒシヒシと感じさせられています。 そんな中、一昨日、博士課程入学を控えた先輩の練習会に参加させて頂きました。 その中で、博士号取得には何が大事か。博士課程に入るためには何を求められるのか。 ということを先生のコメントを通して、教わりました。 自分の武器 を持って、どういう切り口で、どんな問題を解決させていくのか。 先生から、自分の武器は何?と聞かれた時、僕はとっさに何も出てきませんでした。 環境土壌学分野という研究室に配属されているものの、未だに土壌学を自分の武器にしていない悲しさ、未熟さを痛感しました。そして、先生のいつもおっしゃる、何か1つ自分の柱になるものを身につけなくてはいけない。それを中心にして、すそのも広げていかなくてはいけない。ということの意味を納得というか、今までよりも理解できました。 研究者に求められるもの これに関する僕の先生のスタンスも若干ではありますが感じました。 まず、論文を書く際に大きなウェートを占めるのが、 問題の重要性、解決必要性 新規性:自分独自の切り口 これを明確にした上で、実験の計画を組む能力が必要になってくるということでした。 これは、同じ研究室にいらっしゃる現在ドクター3年の方も同じことをおっしゃっていました。 また、先生は、自分なりの切り口を見出す際にも どういう切り口にするかは 自分がどういう道具を持っていて、どんな使い方が出来るのか ということと関係している。土壌学なのか、水利用学なのか、土質工学なのか、水理学なのか。持ってる刀が色々違う中で、自分の刀で、そういう切り口を出すのか。そのためには刀を研いでおく必要があるし、これまでどんな切り口があったのか、そしてそこから問題のどういう部分が垣間見れたのかをしっかり把握する必要があると教えてくださいました。 加えて、私の先生は、ご実家が農家と言うこともあるのか、 研究内容の農家さんへの報告。アウトプットの方法も考えていらっしゃいます。 この辺が、農学部と理学部の大きな違いかと思いますが、 僕らの研究は論文を書くだけが仕事ではなくて、その成果を農家さんまで還元できて初めて1つの区切り、となる。 こういう考え方が先生のコメントの中から感じられました。 自分の中では正直きちんと理解できているかは分かりません。多分、先生の真意の半分も理解できていないと思いまが、こういう話が聞けて、将来博士課程に入学する際の1つの見方を教えていただけたように思いました。やっぱり一筋縄ですすすぅーっといけるものではなさそうですね。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[人とのつながりの中で] カテゴリの最新記事
|