不育症で有名なF先生に診てもらおう…。
流産手術後、自宅安静をしているのですが、生理のような出血が続くくらいで、特に痛みも無く、はっきり言って退屈。もう一度、流産の原因などの書かれたサイトを読み返していました。そこで、大阪で不育症に関して有名な先生が、総合病院を退職され、F病院を開業したとの情報を入手。総合病院は遠方だし、敷居の高い感じもして、「ここにかかるのは最後の手段。」と思っていたんです。ところが、開業された病院は、ずっと不妊・不育治療で通っていたD病院の近所。これなら通いやすいし、D先生とは意見の違う先生だし、セカンドオピニオン的に話を聞くのもいいかも…と、病院のHPを読むと、初診の際「子宮内容物病理標本」を持ってくるように書いてある。なんだそれ?どうやら、その病理標本を詳しく精査することで、胎盤の血流が悪かったとか、感染症があったとか判断ができ、血流が悪くて血の塊が出来ていた場合、F先生お得意のヘパリン療法の対象になる様子。他の病院ではそんな不育症の検査をしていると聞いたこともないし、この先生に診てもらいたい。流産の原因がわかって、治療が受けれるものなら、調べて次に活かしたい。そう思ったとたんに、受話器を握り締めていました。診察時間に電話したところ、F先生の手の空いている、お昼の休診時間にかけ直して欲しいといわれ、お昼に再度電話。部分胞状奇胎の可能性があると言われた部分の病理検査と、赤ちゃんの染色体検査はお願いしたけれど、病理標本の作製はお願いしていない。もし、お願いしないと作らないものなら、手術から4日経っているけれど間に合うのか?と質問したところ「特に依頼しなくても作成するもの」のようで、手術を受けた病院名を聞かれ、1年前に受けたA病院と、4日前に受けたE病院の名前を先生に告げる。「E病院は判らないけど、A病院は必ず保管しているから、紹介状を書くのでそれを持って、借りてきてください。」との事。まさか、今になって1年前の双子ちゃんの流産原因を調べる事になるなんて…。他にも、抗リン脂質抗体はグレー程度の異常であるが、ヘパリン療法の対象になるのか?→数値が高くても出産できる人もいれば、低くても流産を繰り返す人も居て、数値だけでは判断できない。病理標本など色々調べてから判断する。他院で同種免疫異常の可能性が高いと言われたが、自己抗体が少しあるため、夫リンパ球移植は受けれない。ピシバニール療法は受けれるか?→今は同種免疫異常が流産につながるという考え方はあまりしていない。夫リンパ球移植もピシバニールも当院ではやっていない。(う~ん、まさにD先生と正反対…。)などなど、思いつくまま質問をし、E病院の診察の帰りに寄れるよう初診予約を入れて、電話を切る。う~ん。ピシバニールを望むとしたら、名古屋の不育症で有名な病院に行くしかないのかな…。でも、それもF先生に診てもらって、ヘパリン療法対象じゃないと診断されてからでも遅くない。その後、ダメもとでE病院に電話してみたところ「子宮内容物病理標本」を作成していて、借りる事が出来るとの事。これで2回の流産・3人分の病理標本を、F先生に診てもらえる。どんな結果が出るのか想像もつきません。でも、何か新しい発見があるような気がします。お空の3人が残してくれたメッセージをしっかり読み取って、元気な赤ちゃんを産む事がみんなの願いと信じて、頑張ります。