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2014.11.06
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カテゴリ:夢ばなし

 

           場所は、どこだったかわからない。私達はまだ若くて、二人で暮らす木造アパートのようだった。

           外は雨。窓越しに夫が、「結、電池ある?」と外から声をかけたので、どんな電池かと訊くと、ボタン電

           池だという。ボタン電池ならあったなぁと頭で考えていた。


           窓を開けると、夫が電池が必要なその物を差し出した。夫曰くそれは、外国人の友達の補聴器なんだ

           そうだけど、一見すると少し大きめのピアスほどの物。その友達が一緒にいるなら、雨だしとにかく部

           屋へ入るように言った。


           その男性は、白人にしてはあまり背の高くない人で、大学時代とても仲が良かったんだそうだ。

           「Welcome」と言ったけど、彼は日本語がとても流暢だった。何せ、日本で生まれたそうなのである。

           名前を訊いたのだけど忘れてしまった。その彼とは、初めて逢ったとは思えないほどあっという間に打

           ち解けて、話が弾んだ。


           私がその友達と話していると、ヤキモチでも焼いたかのように夫が話に割って入る。そしてペチャクチャ

           とにかくよく喋ること喋ること。いやあ…あんなに饒舌な彼は、現実では見たことがない。

           話の流れからすると、友達は補聴器が必要なほどの聴覚であるはずなのに、不自由な様子は感じ

           なかった。結局ボタン電池は、大きさが違うようで使うことができなかった。


           もう時間も夜遅いので、夕飯を食べてお風呂へ入って泊まっていくように言った。話のはずんでいる二

           人をしり目に、私はいそいそと二人の蒲団の準備を始めた。その後特別な出来事があったわけでもな

           く、布団の準備をし終わる前に目が覚めたんだけれど、そうやって三人で談笑しながら過ごしているだ

           けの、さほど突飛でもないシチュエーションがやけに心地よく、気持ちの和む楽しい夢だった。

           何だかずっと以前から、こうして3人で一緒にいたような感覚になった。


           彼と二人で暮らす部屋へ、日本で生まれた外国人の友達が雨の夜にやってくるってか…。

           彼はきっと、Rainmakerなんだろう…うんわかるわかる、自分にだけ。

           補聴器ってのが、コードレスのイアフォンみたいだったな。イアフォンか…。まるでキーワードだ。


           ところであの外人さん、誰?雰囲気的モデルはジェイシーかな?

           目覚めてしまったことが、とてもとても残念な夢だった。

 

 

★ Warrant - Mr. Rainmaker ★






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最終更新日  2019.02.25 22:04:47
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