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カテゴリ:マクロビ日記
薬膳教室に行きました。
今日のメニューは「冬虫夏草」入りのスープ、「十全大補湯」 山芋を蒸して作るデザート「八宝山薬」 薬膳料理ではお肉を使うことがあるけれど、行程や材料を見ながら マクロビにアレンジしたらこうかぁ。。と考えながら楽しみます。 冬虫夏草は、昔から不老長寿をもたらす秘薬として、また精力源として珍重され、 スタミナ不足や過労,喘息,精力減退,生活習慣病,運動能力低下などに効果があるといわれています。 免疫力の強化と抗がん作用などの薬理作用も解明されているようです。 中医学の清の時代に書かれた「本草従新」では、 1 虚損を補い、精気を益す 2 肺をうるおし、腎を補う 3 咳を止め、痰をのぞく と記載されています。 が、しかし! お姿は「ほんまもんの虫さん」でした~!! 虫であって植物であって。。 でも、どうやらキノコらしいです。。 昆虫等の体に寄生して育つキノコの仲間で、 冬に土中で虫の幼虫等に寄生し虫の栄責分を摂取して、 虫は死に夏になると発芽し棒状のキノコが地に生えて<る事からこんな名前が付けられたらしい。 数ある冬虫夏草の中でも最も効果があるといわれているのが、 チベットの標高3000m以上の高山にしか生育出来ないもので、 積雪が残る5~6月に雪をかき分け地面をはうようにし、 地上に出ているわずか数ミリ~数センチのものを見つけ採取するそうです。 まがいものが多く流通しているとのこと。 本物は100gで4万円と聞き納得。。 「冬虫夏草」を入れたスープは身体を温めます。 でも、とても強い力を持っているので、中和するために今日は牡蠣を入れました。 牡蠣は身体をうるおわせる作用もあります。 山芋のデザート。 山芋のスライスに砂糖をはさんで重ね、ドライフルーツを刻んだものといっしょに蒸してから、 氷砂糖を溶かしたものと葛であんを作りかけました。 薬膳では氷砂糖などは身体をうるおす作用があるといい、 けっこうたくさん砂糖を使います。 マクロビなら砂糖のかわりに米あめをからめて蒸し、 米あめと葛のあんをかけるなぁ。。と思いつつ。 そういえば、マクロビのスクールの薬膳の先生は、 砂糖の変わりに羅漢果を使っていたなぁ。 マクロビの薬膳の授業で作ったマクロビのビビンバ最高だった。 食べたくなりました~。 マクロビでヤマイモをスウィーツに使うのはとてもポピュラーだけれど、 他の人には驚きだったみたい。 そうそう、以前マクロビレッスンでこんなのを作りました♪ ヤマイモのアイス&レンズ豆のソース 自分の「当たり前」をはずさなきゃ。 そうよ!マクロビの「驚き」をみんなに伝えたい。 マクロビの中の中医学的な要素や陰陽五行。 とても深くて知りたいことがいっぱいだけど、 学びつつ、伝えつつ、また学ぶ。これしかないなぁ。。 あぁ、マクロビオティックは限りなく深い。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
March 6, 2005 08:36:20 AM
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