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後編のDVDが届いたので、前編&後編まとめて観ました~ のだめカンタービレ 最終楽章 前編 スペシャル・エディション のだめカンタービレ 最終楽章 後編 スペシャル・エディション ネタバレありです。 以前こんな記事も書いていますが、2年もたっているのに、 いまだコミックは未読…(←いい加減読め)。 あくまでもドラマ&映画での感想になってしまいますが、 いつも観るたびに思うのは「まっとうに生きる姿の美しさ」。 のだめも、千秋も、峰も、清良も、Ruiも、ジャンも、ミルヒーも(笑)、 もともと才能あふれる方々ではありますが、 楽をしようとか、ずるしようとか、ごまかそうとかは全くなく、 真摯に音楽と向き合い、恋人と向き合い、自分と向き合い、 それぞれ、自分の目指す高みに向かって進んでいるんですよねー。 (もちろん、もともとごまかしなんて通用しない世界なんですけど) 繰り返し出てくる命題、 プロの演奏家を目指していろいろ苦労するよりも、 自分の好きにピアノを弾いていたほうが幸せだったのでは? これは、人生におけるさまざまな事象に置き換えられるな―と思いました。 人間、楽なほうに流れてしまいがちですから。 千秋の視点でのだめを見たときに、何度もこの問いが出てくるのですが、 のだめ自身は、最初はまったくそれに気が付いていなかったんですよね。 千秋についていきたい一心でパリまでやってきて、 前編の終わりあたりまでは、プロとはどういうことか、 演奏家として食べていくということがどういうことか、 あんまりわかっていなかったように思います。 (だからオクレール先生もずっとベーベちゃん呼ばわりだったし) 千秋のように、自分の道をリニアに進んでいける人はまれで、 大多数はのだめみたいに、横道にそれたり、ときには投げ出したりしながら、 ちょっとずつ発掘していくんではないでしょうか。 そこが共感を呼ぶのではないかな。 とにかく、自分も「まっとうに生きていきたい」。 そんなことを思わせる映画でした。 ついでに購入したこちらも、俳優玉木宏が「まっとうに」、 千秋に向き合った日々を追ったドキュメンタリー。 良かったです。 ↓ のだめカンタービレ 千秋真一 コンプリート・エディション お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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