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天使の降りた家

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2019.12.01
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カテゴリ:介護のこと
私が入院している間一番頑張っているのが、3人の子供たちです。
特に弦人は人生初、一週間ショートステイで預かって貰う事になった。

今まで一泊のショートステイは利用した事があったけど、一週間も離れるのは今回が初めて。
親としては断腸の思いだった。
『可愛い子には旅をさせよ』
そう二人で話をして、送り出す事にした。

結果として(正確にはまだ入所途中だけど)彼は私達の心配を見事に跳ね除けて、驚くべき姿を見せてくれた。

初めての一人旅に、突然の依頼にも関わらず受け入れて下さったショートステイ施設の方々と、安心して過ごせる様に密に連絡を取って下さった学校の先生方には、本当に感謝しかない。
ありがとうございました!

障害のある子を育てる上で、こういうバックケアの施設はなくてはならない存在ですね。今回改めてショートステイの存在意義が身に沁みました。

さてさて。
弦人さんの様子はと言うと…
(日々の様子は、担任の先生が学校の終りに電話で毎日報告して下さったので、手に取るように分かりました。)

当日ショートステイ施設に入ると、やや緊張気味だった弦人だけど、覚えていたのか職員さんの話しかけにニッと口角を上げて応えたりと、まずまずの表情。
別れ際も寂しそうな表情を見せる事無く、入所の先輩方や職員さんとのやり取りを見つめていました。

その晩は緊張していたのか、いつもより遅くに寝て、いつもより早くに目を覚ました様です。
夜はなんと一度も泣かずに寝れたそうです!

前回のショートステイでは寂しそうに夕方からシクシク涙を見せていた様ですが、今回は一日目から涙は無かった様です。
すごい!

朝ご飯を食べ終わると、施設から学校に送って貰います。
どんな子でも、いつも居る場所はホッとするものですね。
大好きな先生に会えて、大好きな友達と授業が出来る。
彼にとって学校に通える事が日々のモチベーションになっていたのだと思う。
学校ではよく笑い、いつもの様に楽しそうに過ごしていた様です。

学校が終わるとスクールバスで帰ってくる。
下校後から翌日朝までの、普段なら家庭で過ごす時間をショートステイで過ごす訳ですね。好きなテレビ番組や芸人の番組を見たりしてリラックスしているのだとか。

週末、ショートステイでどんな様子か電話で聞くと、ご飯も安定して食べれていたり、トイレで便が出せたり、夜もしっかり寝ているそうです。
そして、時々笑顔になったり、よく声を出して話しかけてくれるんですよ、と。

これには驚きました。

慣れない人や環境の中で、自分の気持ちを声に出して伝えようとしている。
これはすごい成長です。

弦人の様に産まれた時から障害があると、自分で何かをする経験が少な過ぎて、受け身になりやすい。
自分の気持ちを誰かに伝える、という事もすごくハードルが高い事になる。
慣れていない人に対しては、更に難しい。

それを彼はやろうとしていると言う。
私が知らない間に、こんなに成長していたんだ。
弦人の生きる力が、ここまで伸びていた事に、私はただただ驚いて感動していました。

今までの沢山の経験や人との関わりの中で、色んな力がゆっくり育まれて来ていたんですね。
きっと『やれる芽』は持っていたんだと思うけど、今回のショートステイで更にグググっと発揮されたんだろうなーと思った。
すごいや、弦人。

週末主人とはるとが会いに行き、公園を散歩しながらテレビ電話で話をしました。
「あ~!あ~!」と少し泣きそうになりながらも、ママを見て嬉しそうにしていました。

帰ってきたら、どんな反応をするかな。
一回り大きく成長した弦人を、いっぱい褒めてあげたい。
そしてどれだけすごい事を成し遂げたのか、教えてあげたい。
彼の育っている生きる力を、彼自身の自信と生きる糧に繋げてあげたいと思う。



さてさて。
お次は、ほのかちゃん。
まだまだ4歳、甘えたい盛り。
ママが一番で、ママがいいに決まっている。

そんな彼女にも、かなり前からよくよく話をしてきました。
カレンダーに印を付けて、ママがこれだけいっぱいの間居ない事。
その間は、パパとばあちゃんとはーくんの言う事をよく聞くこと。
必ず戻って来るから、待っていてね!と。

ほのかなりに頑張っています。
もっと寂しがって泣くかと思っていたけど、ちゃんとカレンダーを見ながら、指折り待っている様です。
自由奔放な彼女だと思っていたけど、こんなに我慢強い所があったんだなーと驚いています。
ほのかが寂しくない様、我慢し過ぎない様にと、彼女の気持ちを受け止め続けてくれた主人と母に感謝です。
末っ子のいい所というか、誰にでも甘えられる所があるので、ママがいなければばあちゃんに、保育園の先生にと、甘えているみたいです。


そして、4年の次男はると。
彼には一番気を掛けていました。
性格上我慢しやすく、妹の手前甘えも出来ず、張り詰めているだろうと。

入院の前日、弦ちゃんをショートステイに預けた晩、初めて涙を見せました。
「弦ちゃんもいない、ママもいなくなる…」
その一言で、彼は張り詰めていたものが切れて、ホロリと泣いていました。

ただ、あれっきりでした。
吹っ切れたのか、強がりか、
「ぜーんぜん寂しくなぁーい」といつもの明るさを取り戻している。

今回、彼にはスマホのLINEを渡してあった。
人類の進歩は素晴らしいね。
LINEで何時でもママと繋がれる!
ママとテレビ電話出来る!
これは離れている寂しさを埋めるには充分な画期的なものでした。
テレビ電話で顔を見ながら、他愛もない話をする。
学校のこと、ご飯のこと、宿題の丸付けも出来ちゃうし、音読聞いて、ほのかのグチ聞いて…
何でも出来るじゃん!
これのお陰で、離れている感覚が少なかったんだろうな。
やっぱり顔が見えて話が出来るってスゴイね。

そんなこんなで。
3人の子供たちは、頑張ってますね。
こりゃあ、何としても早く治さなくっちゃね。





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Last updated  2019.12.01 17:49:37
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