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2006年07月11日
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カテゴリ:生活
この辺りは昔から法事などがあると
必ずにんじんご飯が出ます。

五目ご飯と言った方がわかりやすいかも知れません。
このご飯とお豆腐のおみそ汁が私は大好きです。
でも、このにんじんご飯を私は作ったことがありません。
母の手伝いでにんじんを切ったりはしても
いつも味付けは母でした。

結婚してからも、母が時々作ってくれて
ウチはみんなこのご飯が大好き。

先日娘が仕事の休みの日に

「おかあさん、にんじんご飯の作り方教えてくれる?」と言ってきました。

「いつもおばあちゃんに作ってもらうから、おばあちゃんに教えてもらったら?おばあちゃん、よろこぶよ。」と言ったら
さっそく娘は実家に電話。楽しそうに出かけていきました。

それから3時間、おひつに(にんじんご飯)を一杯入れて娘が帰ってきました。
二人で餃子を焼きながら、おばあちゃんとどんな風に作ったかを話してくれました。

「おばあちゃんは、分量がみんな適当なんだよね。お砂糖からいれて、味見をしながら他の調味料を入れるんだわ。難しいよね。」
「戦争の時の話とかしてくれて、聞きながらにんじん切ってたら切りすぎてね・・」

考えてみたら私は母に料理を教えてもらう時間をあまり持たなかったような気がします。

おいしいにんじんご飯を食べながら、何となく私ができなかった親孝行を
娘にしてもらったような気持ちになりました。

次の日、おひつに「大判焼き」を入れて実家に行ったら留守だったので
書き置きをして帰りました。
するとしばらくして電話。

「孫と一緒にご飯を作るって楽しいことだね。私の話を一生懸命聞いてくれて、嬉しかった。」

目と鼻の先に住んでいるのに、最近は忙しくて、
なかなかゆっくり孫と話しも出来なかったから、母はとっても嬉しそうでした。


「おばあちゃんのお料理もっと教えてもわなきゃね。ところで、お母さんは昔の料理あまりできないの?」

主人「できるよ、お輪切り」

(お輪切りとは大根を輪切りして、ゴボウや落花生、にんじん、こんにゃくなどと一緒に味噌で煮込んだ物)

「それもいつもおばぁちゃんが持ってきてくれてるの

穴があったら入りたい状態の私。
娘が書いてきたレシピ見ながら私も作れるようにしなきゃね。





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最終更新日  2006年07月11日 14時37分23秒
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