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2007年07月01日
テーマ：ひとり言・・？(17611)
カテゴリ：生活
 久し振りに遊び仲間と食事会をした。ケーキ屋さんをしている友だちは 一番おしゃべりで、話題に事欠かない。 彼女のおしゃべりはすごいので 時々迷惑もすることもあるが 世話好きな気の良い人だ。 その彼女が開口一番、彼女が一番気に入っていた 創作中華のお店のことを話し始めた。 このお店は結構グルメに評判の店である。 前菜に出たニンニクの芽が傷んでいる事に気付き 一緒に行った友だちもみんなそう感じたので 親切心で彼女はお店の人にそっとその事を話した。 すると、店の奥さんは途端に不機嫌になり 「今日仕入れたばかりの新鮮な食材でそんなことはありえない」 「厨房の人も皆そう言っている」と強い口調で言った。 その店のことが大好きだった彼女は 今までもあちこちでそのお店を宣伝していたのに その彼女を敵に回したのである。 そのお店も馬鹿な対応をしたものだと思う。 このお店の対応にぶち切れて 彼女は、もう二度と行かないと息巻いていた。 彼女は食物を扱う同業者として 客のクレームに対して お店側はもっと謙虚で無くてはならないと言う。 お客様あっての商売なんだから。 もっともだと思う。 ましてや彼女の場合クレームではなく親切心からの事である。 人気が出て、少し傲慢になってきているらしいお店の雰囲気は 客には分かってくるものだ。 少しずつ、その店に対する不満が聞こえてきていたので さもありなんと思った。 私も昔大好きなケーキ屋さんのシュークリームが 少し酸っぱかったので ひょっとしてサワークリーム？？の物を買ったのかと思い 問い合わせてみたら クレームと思われ「そんなことはあり得ない」と言われたことがある。 自宅に謝り？？に来たのはいいが そのクリームをその場で食べ 「変わった味はしない」と言われ、 （その場でクリームを夫婦で食べ尽くした） 証拠隠滅か？？ あげくに手みやげに持ってきたケーキを 「仕事が終わったら家族で食べるつもりだったケーキですけどどうぞ」と言われ 私は酷く情けない気持ちになり あんなに大好きだったココのケーキを二度と見たくないと思った。 私はそれ以来そのケーキ屋には行かなかったが 数年後ご主人が亡くなりケーキ屋も無くなってしまった。 人間ってうまくいっていると 知らないうちに 傲慢になってしまう。 自分が見えなくなってしまう。 人の心も見えなくなってしまう。 コレってやっぱり色んな事への感謝の気持ちが 足り無くなってしまったって事だよね。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2007年07月01日 12時22分42秒
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