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テーマ:ひとり言・・?(17611)
カテゴリ:奈良
ウチの塀と隣の倉庫の屋根に
これぞ蜘蛛の巣という 立派な巣が毎年ギンギンと輝く。 ほかの蜘蛛の巣は朝起きたときに 払ってしまうのだが この巣だけは壊すのがもったいない気がして そのままにしている。 今朝ヨーグルト(宅配の)を取りに行くと 蜘蛛の巣に蝉がかかっていた。 ありゃ・・・・。 可哀想に。 蝉はじっとしている。 もう死んでしまったのかしら。 仕方ないね・・・・。 と言うわけでそのままにしておいたのだが 洗濯物を二階で干していたら 蜘蛛の巣にかかった蝉が暴れ出した。 きらきら光る蝉の羽根を見ていると まるで網にかかった魚のようだ。 暴れるとますます蜘蛛の糸に絡まれて とうとう大人しくなってしまった。 助けてやろうかとも思ったのだが コレが自然なのだから・・触らない方がいい。 助けたとしても、私は色んな罪が重すぎて 「蜘蛛の糸」のように地獄から助け出されることはありっこないし。 そんな変なことまで考えて、そのまま放置しておいた。 生協で友だちが来たら、又蝉が騒ぎ出した。 だいぶ糸から逃れることが出来ていて 蝉の片方の羽根の部分だけが蜘蛛の巣に絡まっていた。 簡単にとれそうになっていたので ほうきを持ってきて助けてやろうと思ったのだが それがなかなかとれない。 生協のお兄ちゃんが見かねて 手伝ってくれた。 蝉は無事、蜘蛛の巣から逃れることが出来たけれど 飛べなくなっていた。 友だちは蝉をそっと土の上に置いた。 土からはい出て、たった七日間の命 賢明に蜘蛛の巣と戦った蝉は 蜘蛛の餌にはならなかったが 飛ぶこともできず 今度は静かに蟻の餌になるのである。 どうせ助けるのなら もっと早く助けてやれば良かったのかも・・(-_-) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月03日 14時08分17秒
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